【TMM〜Vol.2〜】平均値は平均値?
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「あなたの右脳を刺激!!〜タイムマシンマーケティング〜」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 第2号
■今号の内容
★はじめに
★本編
★お知らせ
★編集後記
<初めてこのメルマガを読まれる方へ>
このメルマガは毎号読み切りです。(似たようなテーマが続くことはあります)
でもバックナンバーも読んでみると、きっといいことがありますよ!
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■はじめに(もう「初めてじゃないよ」の皆様、読み飛ばして下さい)
皆さん、こんにちは!そして、はじめまして。
インフォ・コーディネーターのconnectiteこと園田です。
何よりもまず、ご購読有難うございます。感謝感謝です。
数万タイトルを超える「まぐまぐ」の中からチョイスしてもらった皆さんの
ご期待に沿う内容をアップしていきますので、末永くご贔屓にお願いします。
唐突ですが.....
日本で今はやっているモノ・サービスは、全くオリジナルだと思いますか?
「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」
(『アイデアのつくり方』(ジェームス・ウェブ・ヤング著)
という秀逸な定義が示すように、そうでない場合がほとんどでしょう?
でも、オリジナルでなくても、今はまだ知られていなくて、その後日本ではや
るようになることが分かっている、そんな都合の良いアイデアがとしたら?
語弊を恐れずに言ってしまうと、アメリカ発のモノ・サービスがまさしくそう
なのです。タイムラグはおよそ10年といった感覚。まさに、タイムマシンで未
来をのぞくイメージとでも言いましょうか。
また、世界中で生まれては消えていくビジネスの中でも、ヒットした、しなか
った、あっという間に消えていった、はたまた文化の中に深く根付いた理由や
背景を深く洞察し、ローカライズすることによって、同じように、将来の飯の
タネにすることは可能です。
しかし一番重要なのは、常に「半歩先」というスタンス。常にアンテナを張っ
てネタを探し、時代が追いつくまでじっくり熟成させましょう。
そんな「タイムマシーン」を目指すのが、このメルマガです。
プレスリリースや雑誌から「ネタ」をピックアップ、紹介していきます。
それを、あなたの右脳で料理してください。新しい組合せを見つけて下さい。
それでは今週も行ってみましょう(^O^)/
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今週も数字にまつわる話題、Business WeekのNUMBERSから。
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカに「Business Week」という超有名
なビジネス雑誌があります。言ってみれば、アメリカ版日経ビジネス。その日
経ビジネスは自社のWebsiteや紙面で、Business Weekの中からピックアップし
て日本語で紹介していますので、自覚もしているのでしょう。
http://business.nikkeibp.co.jp/bw/index.html
そのBusiness Weekには「NUMBERS」というデータに基づいたコラムがあり、ま
さに「アメリカチック」な側面を垣間見ることができる内容となっているので、
取り上げる回数も多くなりますが、それだけ「使える」ということでご承知お
きくださいませ。
■アイデア創出の切り札に!
http://blog-imgs-21.fc2.com/c/o/n/connectite/080407numbers.jpg
このNUMBERSが何を言っているかというと、「確かにアメリカはレセッション
入りしたよね。でも、ダメージの受け方は「far from uniform」つまり、州に
よって、都市によってこんなに違うんだよ。」ってことです。
失業率は、自動車産業が斜陽で最悪のデトロイトと最低のソルトレイクシティ
では5.1%も違うし、この3ヶ月間でローンが支払えずに家を取り上げられた人
は、コロラドやネバダで圧倒的に多い。住宅の売上や価格の下落は西部の州で
は深刻だが、北西部はそれほどでもない。価格がわずかだが上昇している地域
もある。....と言ったことが、このグラフから分かりますよと説明してます。
「平均値に騙されるな」とは常々言われることで、まさにその状況が「ここに
極まれり」といった感じなのがこの数年の世界各国の現状でしょう。BRICs諸
国やネクストイレブンは言わずもがな、日本やアメリカ、東欧諸国も同じです
よね。ジニ係数を見ていると、確かに貧富の差は大きいことが分かります。
さて、こういったことを踏まえた商品開発で花盛りしは、低価格車でしょうか
。インドはタタ自動車のナノ、日産のローガン、トヨタも予定してますよね。
ホンダは低価格車でなく、「そういう層は中古車でカバーできる」と福井社長
が言われてましたっけ。また、ノキアの携帯も含めてもいいかもしれません。
いずれにせよ、セグメント化がキモであることに疑問の余地は無いように思い
ます。この点について、日下公人氏は「食卓からの経済学―ビジネスのヒント
は「食欲」にあり (祥伝社黄金文庫)の中で、
「消費行動において、トップとボトムは共通した様式を持っている」
と述べています。
例としていくつか挙げられていますが、例えば腕時計。貧乏人はもちろんお金
がないので持っていない。一方、本当の金持ちは時間にあくせくする必要がな
いから、同様に持ってない。秘書が持ってるのでしょう。
同様に時計で、安っぽい腕時計は長針と短針だけ、少し高くなると秒針がつい
たり、日付もついたり、さらに高くなると宝石がつくようになるが.....最も
高級になると職人の作るそれの世界となり、機能的には長針と短針だけになる
。(初版が89年なので、少し時代にそぐわない面もありますが.....)
このように、「世界は二極化が進行している」点と「トップとボトムは類似す
る」点を軸にアイデア創出するのは、益々有効な手段になっていくように思い
ます。
皆さんも日本にいて実感していることが多いのではないでしょうか?
薄目を開けて各国の進行のスピードや傾向の違いをウォッチしていると、日本
に応用する際に留意すべき背景が読み取れるかもしれませんね。
さて、平均値で全体を類推する危うさを指摘したところで、一方でなんとなく
「○○は△△」と十把一絡げにしてしまっていることもあります。それを彷彿
とさせる記事。
■やっぱり、どこまでもアメリカン
Frito-Layっていうアメリカのメジャーなお菓子メーカーご存じですか?
http://www.fritolay.com/
日本ではDoritosで有名ですよね。
http://www.doritos.com/
一応カロリーコンシャスな私も、実は大好きです。でも、食べるときは誘惑に
負けないように、数枚だけ皿に出して食するようにしてます(^^;)
その、フリトレーが顧客の要望を受けて、「Pinch of Salt(塩ひとつまみ)
」という減塩タイプのシリーズを発売したというのが、このプレスリリース
http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl?ACCT=109&STORY=/www/story/04-10-2008/0004790400&EDATE=
Frito-Lay Launches Low Sodium Versions of its Top Selling Snack Chips
Lay's potato chips, Tostitos tortilla chips, Fritos corn chips and Ruf
fles potato chipsといった主力商品にこの減塩タイプのラインが加わるそう
です。商品によって異なるものの、およそオリジナルから30〜50%ほど食塩の
含有量が低いとのうたい文句。
日本でも当然のようにカロリーオフや糖質オフ、コレステロールオフといった
商品がわんさかある中、何故この記事を敢えて選んだかというと、「やっぱり
アメリカンなんだね」とつくづく思ったからなんです。
日本では、マーガリンとかマヨネーズ、醤油に砂糖といった日常の食事に必要
不可欠な食品に、このようなタイプが多く見られると思いませんか?確かに、
お菓子もそういう傾向があることはあると思いますが、使用されている成分を
見直してカロリー低減というアプローチより、容量を若干減らすとか、ボリュ
ームを大きく見せて満腹感を味わえるような形状にするとか、まぁ、ノンフラ
イにするとかくらいが、せいぜいかなと。
その前に、カロリーを気にする、もしくは健康管理に非常にセンシティブな向
きは、そもそも食べないですよね。
だけど、アメリカだと、それでも「食べたい」という執着心が強いよねぇとい
うのが率直な感想。ダイエットしている人はコーラは飲まないと思うんだけど
、そこに「ダイエットコーク」飲まないでは済ませられないんですねぇ。そし
て、このフリトレーの減塩シリーズ。食べないでは済ませられないんですねぇ
。
日本でこのような例はないかと考えると.....それはまさしく「ビール」でし
ょうか。飲まないではいられないんですねぇ。カロリーオフからカロリーハー
フ、糖質オフに、さらに進んで今では糖質ゼロ競争。
やっぱりアメリカン、やっぱり日本人、やっぱり中国人、やっぱりロシア人?
こだわるもの、無しでは済ませられないもの中に存在するマイナス面をなくす
、減らす、削除する、この視点でひとりブレーンストーミングをしてみると、
良い右脳刺激エクササイズになるかもしれません。
-----------------------------------------------------------次号に続く
■おしらせ
私が勝手に名乗っている「Info-coordinator」について、ちょっと説明を....
聞き慣れない名称で、「何やそりゃ」状態かもしれませんね。一言で説明すると、
「お客様に必要なデータをパッケージにしてお届けする」
ことです。
まだまだ構築途上ですが、Website上で個々のデータを提供しております。
Blogは、このメルマガで初回しているネタの元となっています。
是非、お立ち寄りください。
Something Newを作り出したい「あなた」のお役に立つのが、このメルマガとサイト
の指名。それも、無料or安価に入手できるデータで貢献します。
叱咤激励、要望、クレーム大歓迎です。
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■編集後記
■プレジデント5.5号の特集は「給料格差 新・図鑑」この手のテーマがあまり
に多くて、いい加減辟易ですが、こういった記事を読むときに必要なのが、ま
さしく「平均値にとらわれない」スタンス。(でも、テレビ局の平均値には目
を見張ります。朝日(関西のローカル局)が1,605万円、フジが1,572万円、TB
Sが1,570万円也。各県のローカル局の経営を成り立たせるための規制云々など
、国がどこまでも首を突っ込む必要があるんでしょうかねぇ。影響力を温存し
たいがためにしか思えません)
最近特に注意すべきは「持ち株会社」特有の事情。いわゆる統括会社ですから、
社員は少なく、他方業務がマネジメントに関することなので、相当のスキル及び
経歴を有するメンバーで構成されていることが多いことから当然サラリーも高く、
年齢も高い傾向。勢い、平均値も高くなります。
■件の「糖質ゼロ」ですが、どうも食指が動かないです。つくづく、食品業界
とりわけ飲料、特にビールに関しては各社その時々のトレンドに向かって、右
に倣えですね。ポジショニングは変えてきているのでしょうけど、大同小異。
勢い、ヨーロッパのビールの個性の強さにひかれてしまいます。
■一番おいしかったビールは、北アルプスを縦走中、半日以上行動し続けた後
、双六山荘にある「アサヒスーパードライ」ののぼりを見つけて斜面を一気に
駆け下りありついた、生中です。なんといっても、山中で頂くビールは格別で
す。(酔いが回るのは早いので、気をつけましょう)
■やっとVol.2ですが、受ける側と発信する側がこうも違うものかと実感しきり
です。まだまだ慣性モーメントが大きく、「今日は発行日だ」と気合を入れな
いと易きに流されそうになります。早くライフワークの一環になるよう、意識
して材料集め、先行執筆に励みたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。(connectite)
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■ご注意下さい
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「あなたの右脳を刺激!!〜タイムマシンマーケティング〜」
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●インフォ・コーディネーター●園田 隆克(Takayoshi SONODA)
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