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2008/06/05

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】フルトヴェングラーの音楽性

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2008/6/5

           発行部数199部(まぐまぐ83部 独自配信116部)
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■フルトヴェングラーの音楽性


フルトヴェングラーは生まれながらの舞台人である。


熱狂的に彼を迎える聴衆があってはじめて彼の即興精神は燃え上がり、演奏に
火がつき、ドラマティックなテンポの動きや、踏み外した楽器のバランスによ
るデフォルメが現れる。


しかし重要なのは、たとえ即興精神に火がつかず、冷静に演奏しても、フルト
ヴェングラーの音楽はやはり素晴らしかった、という事実であった。


聴衆のいないレコード録音でも彼は常に意味深い響きを創造し、余裕を保ちつ
つ、精神の嵐と緊迫感を表出し得た。


そういうしっかりとした土台があるからこそ、どんなに荒れ狂っても元の音楽
性が微動だにしなかったのだ。


すなわちフルトヴェングラーは純粋な一人の音楽家としても最高なのである。




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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
 発行人: 和田 大貴
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