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2007/10/02

前世心理学 アクアヒーリングレムリア 第3巻 前世〜ブラン伯爵夫人 その3

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    『究極の男女関係!〜あなたの行動には理由がある』 第3巻

       前世心理学 アクアヒーリングレムリア
               
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 このメールマガジンは、私がヒーリングルームを経営するなかで身に付けた
 究極の男女関係、人間関係がうまくいくコツをお届けします。

 何もしなくてもうまくいく場合もあれば、全くだめなときもある、
 色々な本や情報を参考にしてもなぜかうまくいかない、それには理由があります。

 男女関係も元々人間関係のひとつです。人間関係は人間同士のつながりから
 生まれます。人間は基本的に感情の生き物なので、コツをつかんで行動すれば
 うまくいくようになります。
 皆さんが異性から大切にされて愛されますように!。

               ☆ ☆ ☆

   目次
  <ありがとう>
  <いつも同じような男性が・・・>
  <私の過去生 前回からの続き>
  <後記>

               ☆ ☆ ☆

 <ありがとう>

 登録して下さった皆さん、ありがとう、
 はじめまして。
 一条華薫倫です。いちじょうかおりと読みます。
 通称 カオリンです。
 また、前回からの読者の皆様、継続して読んでいただき、ありがとう。
 これからもよろしくお願いします。

 秋の虫の音が聞こえ、暑さも和らぎ、このごろやっと秋らしくなってきました。
 風邪を引いている人もいるようです。体調管理には気をつけたいですね。

               ☆ ☆ ☆

 <いつも同じような男性が・・・>

 あるクライアントさんが、いつも同じようなタイプの男性とつきあうことになって
 がんばるんだけれどもうまくいかないと言っているので、その方の日常生活や
 性格などを伺っていました。

 私から見ると、その方は背が高くモデル体型の美人で性格もいいと思います。
 いろんな男性が寄ってくるんだけれども、結局付き合うことになるのは、いつも
 気が弱く自分が守ってあげないといけないような男性ばかりだそうです。

 別にそれで本人がよければ、気が弱くてもなんでもいいと思いますが
 その人はそれが嫌で、もっと頼りがいのある男性とお付き合いしたいのだそうです。

 私は、クライアントさんに現在の自分を振り返るようにお勧めしていますが、
 それでも特に原因が見当たらない場合は、前世をみることを提案しています。

 そこで、そのクライアントさんがみた前世とは・・?
 以下、何回かに分けて前世を見た結果をみなさんにわかりやすいように
 組み立ててあります。

 ☆前回のあらすじ
 年若い王を守りながらおそばにお仕えするブラン伯爵夫人、
 舞踏会も近づいてきたある日のこと、モンティニー男爵が現れ、
 彼女に謎めいたことを言うのでした・・。
 (今までの経緯は前回までのメールマガジンをご覧ください。)
 

               ☆ ☆ ☆

 <私の過去生 前回からの続き>
 
 私は心の中で思いました。
 (他の貴婦人なら、自分にとって都合の悪い状況になったときには
  気を失ったふりをして、その場に倒れて切り抜けることもできるけれど、
  モンティニー男爵にはその手は通じないわ。)

 私は、男爵に向かって言いました。
 「では、どうすればいいのです! あなたは先ほどから、何のために
  このようなことを私におっしゃっているのですか!」
 
 私の顔は怒りと混乱で青ざめ、その場に立っているのが精一杯でした。

 男爵は、私に微笑みながら言いました。
 「簡単なことです。今度の舞踏会で私と一緒に踊っていただけませんか?
  ご一緒に楽しく過ごして、あなたも女性として幸せが受けられることを
  思い出すのです。
  私と共に過ごしているときには陛下のことは忘れてください。」

 (私が陛下のことを忘れる?)
 私は、自分の心に驚いて問いかけました。

 (私は陛下を一瞬でも忘れたことがあるかしら?いつも陛下のことを考え、
  陛下のために生きてきた私には、自分の人生や時間は存在しなかった。
  これからも、どんなことをしてもそれは変えられないこと!
  そのように生きるわ。)

 私は、はっきりと確信を持った声で男爵に向かって答えました。
 「モンティニー男爵、私が陛下を忘れるなんてそのようなこと、
  できるわけがありません。無理なことをおっしゃらないで下さい。」

 男爵はうれしそうに微笑み、
 「いいえ!必ずできます。この私とともにいれば。」と言ったのです。

 私は、まだ混乱した気持ちが収まらず、モンティニー男爵に、
 「私は帰ります。用が済んだのなら、この場を立ち去ったらいかがです!」
 と言いながら、その場を立ち去りました。

 男爵は、立ち去る私の後姿を見えなくなるまで、ずっと見つめていました。

 一方、私は静かな回廊を抜け、取り乱した気持ちを皆に気づかれないように
 しながら、部屋に戻っていきました。

 その晩はあまり眠れませんでした。


   ☆ ☆ ☆ あの廊下での出来事から数日が過ぎて  ☆ ☆ ☆

 いつものように陛下のために尽くす私の生活に変わりはありません。
 でも、あのときからモンティニー男爵のことを時々思い出すようになって
 しまったのです。
 彼のことを思うと落ち着かなくなります。

 貴族たちが必ず集まる謁見の時に、モンティニー男爵の姿が見えないと
 彼のことが気になり、私自身も不思議なことだと思いました。
 (本当に男爵は、私を誘ってくださるのだろうか?あれは私をからかったのでは
  ないかしら。)
 そう思った瞬間、とても悲しくなりました。

 陛下のお相手をしていても、以前のように楽しくありません。
 
 「何をしているのだ。いつものブランらしくないぞ。
  早く私の上着を持ってくるように!」
 陛下が少し苛立った声で、私に上着を持ってくるように命じました。

 私はハッとして我に返り、陛下の上着を探します。
 しかし、陛下のお部屋のいつもの場所にはなく、
 やっと見つけたときには陛下のお食事の時間が30分ほど過ぎていました。

 「何をやっているのだ。遅れてしまったではないか。今日はベリー公爵と
  食事をすることになっているのに、公爵が怒って帰ってしまうかもしれない!」

 「はい。申し訳ございません。」とうつむく私。

 「このごろそなたはどうしたのだ。何かあったのか?」
 と陛下が私にお尋ねにな りました。
 
 「いいえ。特に何もございません。明日は舞踏会でございますが、
  私も参加してよろしいでしょうか?」

 陛下は、楕円形の鏡の前に立ち、ご自分の姿をご覧になりながら、
 驚いておっしゃいました。
 「なに!何と申した?」

 鏡越しに映る私を覗き込むように見つめながら、
 「誰と踊りたいのか?」とお聞きになる陛下に、
 私は、
 「いいえ。特にどなたか決まった方がいるというわけではありませんが・・。」
 と口ごもりました。

 「そんなことはない。そなたが思いつきでそのようなことを言うはずがない。
  何か事情があるのだろう。誰と踊ることになっているのか? 申せ。」
 鏡の前に立っていた陛下は、私のほうに振り返り、そばにあった椅子に
 お座りになりました。

 私は、何か陛下に対して悪いことをしているような気がしましたが、
 陛下にうそはつけないと思い、
 「はい。モンティニー男爵と踊る約束をしました。」と申し上げました。

 「モンティニー男爵?そのような者が貴族の中にいたとは知らなかった。
  以前からの知り合いなのか?」

 「いいえ。私もあまり知らない男性でございます。」と答えて、
 私は顔が赤くなりました。
 (ああ。私はどうして全く知らない男性とダンスの約束をしてしまったのでしょう。
  宮廷には、他にも多くの男性がいるのに!私は愚かなことをしてしまったわ。)

 「陛下、お断りしてまいります。」
 飛び出しそうな勢いで部屋から出て行こうとする私に、
 
 「待ちなさい。その男のことはわからぬが、時には息抜きも必要だ。
  踊りたければ好きにするがよい。その代わり、私が一番先にそなたと
  踊ることにする。その男とは、その後にしなさい。」
 と陛下はおっしゃいました。

 陛下の表情は無表情で、感情が読み取れません。
 いつも陛下は、私にだけは心の内を見せてくださっていたのに、
 今陛下がどのように思っているのか全くわかりませんでした。

 陛下は、その後何も私に話しかけることもなく、ベリー公爵と食事をするために
 部屋から出て行かれました。
 
 陛下が出て行かれたあと、私は一人残って窓辺に近づき、外を眺めました。
 冴え冴えとした月は冷たく、光り輝いていました。
 
 窓辺にたたずんで月をぼんやりと眺めながら、私は 
 (これでよかったのかしら?陛下は私がいなくてもいいと思っているのかも
  しれないわ。)
 と漠然と思うのでした。

              ☆ ☆ ☆

 ブラン伯爵夫人は男爵を好きになってしまったのか?
 モンティニー男爵との仲は一体どうなるのか、陛下との関係は?
 次回もご期待ください。

   <後記>
 新しい関係を築く前に陥りがちな揺れ動く気持ち。
 恋愛となればなおさらその思いは強まります。
 彼女にとって幸せとは何なのか、次回もお楽しみに。
 

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