インドネシア雑感記 RSSを登録する

   

※このメールマガジンに読者登録しているメールアドレスのみお取り寄せができます。
読者登録していない場合は、個別ページから登録をお願いします。

メールアドレスを入力して送信ボタンを押してください。
入力したメールアドレス宛にバックナンバーの記事が届きます。

メールアドレス:
2008/02/22

インドネシア雑感記第2弾 Vol.2

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
  インドネシア雑感記 第2弾 : 希多 いくと
     Vol.2  2008.2.22(毎週金曜夜配信)
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
インドネシアの自然、土地、食べ物、生活、社会などを、エッセイ風の雑感記
として、メルマガにて紹介します。当国の理解に役立てれば幸いです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

皆さん、こんばんは。
今日は《1.インドネシア・スラバヤにて、から1.2.》をお送りします。


1.2.おいしいドリアンに巡り会うには  2002.04.13

 雨季が終わる頃はいつも、物悲しい気持ちになります。
 それは何故か、というと「果物の王様」が消え行く季節だからですね。今年
はもう目一杯食べたという記憶がないから、なおさら淋しいのでしょう。
 ドリアンは当り外れが大きく、そのおいしさは売り手にかかっているといっ
ても過言ではない、と最近強く思うようになりました。
 というのも、初めて買うところでは全くおいしいドリアンが手に入らないか
らです。まず売り手が、おいしいドリアンの区別がつきません。これは情けな
いようだが本当なんですね。

 初めてドリアンを買う時ぼくは、必ず中身の黄色いのを所望します。もう何
度もその手を使っていますが、果たして黄色いドリアンを見つけられる売り手
はほとんどいません。
 もうあたふたとして、それらしきものをなんとか割ってはみるのですが、白
色か淡いクリーム色というのがほとんど。中身は黄色から程遠いのです。
 注文したものと違えば無理に買う必要はないので、何個か開けさせますが、
まず当たらない。こちらも値の張る商品をたくさん開けてもらうのも心苦しい
ので、どこかで手を打ちますが…。
 その程度の売り手が、何と「王様」を売りさばいているのが実情です。

 しかしどこにもプロの世界があるようで、外見を見ただけで中がわかってし
まう、というドリアン目利きプロと言える二人目に出会いました。
 一人目は3年間ドリアンの季節には、現場からスラバヤの家に帰る週末に何
個となく買い込んでいたモジョアグンMojoagung*のじいさんです。2〜3回買
ってほとんど問題ないので、中を開けずに買い込んできてもまず大丈夫とい
う売り手でした。

 ドリアンはふつう、中身が熟しているか必ず殻を割って確かめてから買い込
むものです。熟していなかったり、先のように所望したものと違ったりすれば
買う必要はありません。
 一般のの現地の人には手の出ない超高級果物、といっても4〜5人家族の2
回分の外食費くらいでしょうか。それを中身も確かめすに買い込むというのは、
余程のことです。それほどぼくはその親父を信頼し、選別を任せました。

 ともかくドリアンのおいしさは、売り手においしいものを選ばせるという過
程が必ず伴います。ですから、その達人を見極めるのがコツとも言えます。
 それを見極めずに、季節の初めやどうしても食べたい時思わず買いこんで、
「あー、失敗したなあ」と思うことがほとんどなのです。
 最近では、黄色いドリアンがまったく解らない売り手には「高いしもういい
よ」とこちらから断ることにしています。

 季節も終わりに近いころ、ダンピットDampit**の現場でこの目利きプロを見
つけました。例のじいさんの7割くらいと思っていたのが、ほぼ同じくらいの
確率で黄色を見極めます。
 しかしもう時機はすでに遅し、今年は先日が最後で明日からもう来ないとの
ことでした。3回ほどしか買っていないので、甚だ残念なのです。
 ともかくもドリアンにまつわる話は尽きません。皆さんも「黄色いドリアン
を頂戴」と言って試してみるといいですよ。

* Mojoagung:東ジャワ、ジョンバンJombangの東方10kmほどにある町。
** Dampit:東ジャワ、マランMalangの南東30kmほどにある町。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【後記】
 インドネシアは雨季の真っ最中、ドリアンが豊富に出回っている頃です。方
や日本では寒さが少し和らいできました。
 昨日の午後、多摩中央公園にほど近い南向き斜面の陽だまりの中、梅の花が
ちらほら咲いているのが見えました。団地のコブシの花芽のふくらみも日に日
に大きくなっているようです。
 春は確実にひたひたと近づいてきています。皆さんの所はいかがでしょうか。

 でもこのまま春になってしまうのも複雑な気持ちです。というのも、今年は
雪の多いところに行くわけでもないのにスノウタイヤを付けてしまいました。 
 タイヤにホイールを付けてバランスをとる工賃もなかなか馬鹿にできません。
なので、もう一度くらい雪が降らないかなあ、と思いつつ春はやっぱり待ち遠
しいですね。

 では、また来週をお楽しみに。

===================================
◆「インドネシア雑感記」
    発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
    登録解除はこちらhttp://www.mag2.com/m/0000207699.html 
  
===================================
◆「インドネシア語入門講座」 毎週金曜日配信中
  カテゴリ:語学・資格 その他の外国語 その他
  登録解除はこちらhttp://www.mag2.com/m/0000207700.html

◆「発行者ホームページ」
  http://www.ebaron.net/

===================================