日本玩具博物館ニューズレター17号
日本玩具博物館ニューズレター17号
(2007年9月号)
秋祭の季節の到来です。当館1号館でも、秋の企画展『おもちゃで綴る日本
の祭』を9月15日(土)から11月20日(火)まで開催します。人々の暮らしの中
から生まれたふるさとの祭礼玩具、約400点を項目別、地域別に展観するもので
す。
また、当館所蔵のちりめん細工は、9月13日(木)から18日(火)まで、西武
池袋本店西武ギャラリー『第4回 私の針仕事展』に展示されます。4回目の
『私の針仕事展』は、和布をはぎ合わせた、しっくりと心になじむ日本独特の
「和のキルト」がテーマです。54人による和布で愛でるキルトの世界や240点余
りが集合したバッグやタペストリーとともに、ぜひちりめん細工の世界もご覧
ください。
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目 次
今月のおもちゃ
学芸室便り…夏のおもちゃ館だより2
http://www.japan-toy-museum.org/gakugeisitu2005.htm
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ペグ・ドール(アメリカ合衆国バージニア州/1990年代)
http://www.japan-toy-museum.org/news.html
日米両国の文化に造詣が深いアメリカ人のルヤック女史がアメリカの手芸誌
『PieceWork』にちりめん細工を紹介してくださったのがご縁で、1996年、アメ
リカメリーランド州ボルチモアで開催された「ドール・メイキング・コンフェレ
ンス」に当館からちりめん細工のワークショップをもっていきました。その折、
18世紀のアメリカが再現された町・バージニア州ウィリアムズバーグを訪れ、町
のミュージアムショップでもとめたのがこの人形です。
「ペグ・ドール」とよばれるこの木製人形は、18世紀後半にイギリスで作られ
始めたファッションドールの原型です。手足が動き、流行の衣装を着せ替えて楽
しむ人形でした。南ドイツのオーバーアマガウ民俗博物館をはじめ、ドイツやイ
ギリス各地の玩具博物館には大小さまざまなペグ・ドールが収蔵されており、18
世紀から20世紀初頭にかけて、この人形がいかに愛されていたかがわかります。
バージニアは北部マサチューセッツとならび、新大陸植民地、そして独立後の
新国家アメリカの政治、文化の中心地であり、ウィリアムズバーグは約2000の人
口を有する、当時としては、大きな町でした。そして現在、町の一部(コロニア
ル・ウィリアムズバーグ)は、18世紀の町並みを復元した巨大な歴史博物館であ
り、その中で人々が当時のままの生活をおくっている生きた博物館でもあります。
バラの飾りをつけたチュールレースのショールや帽子、ヴィクトリア調の衣装
からは、この人形がイギリスから持ち込まれことを感じさせ、また、古きよき時
代のアメリカの人々の様子を彷彿させてくれます。
この作品は、現在開催中の特別展『世界の国の人形』でご紹介しています。
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日本玩具博物館利用案内
開館 午前10時〜午後5時
休館 水曜日
入館料 大人500円 学生400円 こども200円
(団体20名以上は2割引、100名以上は3割引となります)
交通 JR播但線香呂駅から徒歩13分
播但有料道路船津ランプから車で5分
詳細地図
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=34.54.15.451&el=134.44.52.979&la=1&fi=1&pref
=%ca%bc%b8%cb&kind=%bd%bb%bd%ea&skey=%c9%b1%cf%a9%bb%d4%b9%e1%bb%fb%c4%ae%
c3%e6%bf%ce%cc%ee671-3&sc=4
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発行: 日本玩具博物館
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