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2008/07/09

【おやじむしの3分書評 Vol.712】『徒然草』

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 人生を成功に導く読書術! 〜おやじむしの3分書評〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.712━━

 前回の続きです。
 
 
 先々週の休みの日に計測、計算して、「ありがとう」を2万5千回
 集中して言う計画を立てました。
 
 1分間に120回の「ありがとう」を言うには、かなり早口で
 言わないとなりません。
 
 実際に自分でやってみると、お経を唱えているような感じで、
 机に向かってそんなに大きくない声で「ありがとう、ありがとう...」
 と言っていると、知らない人が見ると机に向かってブツブツ
 言っている「あぶない人」のように見えそうです。
 
 他人の眼を気にするようなことでもないとは思いますが...
 
 というわけで最初のうちは休みの日に、家族にも心配かけない
 ように独りで家にいる時を使って「2万5千回集中ありがとう」を
 試してみることにします。
 
 でも、休みの日に一人きりで家にいるチャンスってあまりないです。
 
 自分のプチ書斎(兼物置)に一人でいることはあっても、隣の
 子ども部屋に誰かがいたり、向かいの部屋で嫁さんがアイロンを
 かけていたりと、なかなか一人になるタイミングがありません。
 
 模型を塗装するのにシンナーを使うとき意外は、いつも書斎の戸は
 開けたままでいるので、急に閉めてしまうのも怪しまれ(?)
 そうです。
 
 なんだか悪いことを計画しているような気分になってきます。
 
 
 毎週土曜日の夜7時半から9時まで、子どもたちは近くの小さな
 神社の社(やしろ)の中で太鼓を習っています。
 
 付き添いで嫁さんも太鼓の練習に参加していて、夜ということも
 あって、私が車で送り迎えをしています。
 
 私は太鼓にまったく興味がないので参加してません。
 
 送迎の間の約1時間が最初の「集中ありがとう」になりました。
 
 始めて5分経ってみると、1時間ってけっこう長い気がします。
 
 それでも10分、15分と時間が経つにしたがって、時間の感覚が
 早くなっていくような気がします。
 
 そして、最初の「集中ありがとう」はあっというまに過ぎました。
 
 1時間、ずっと「ありがとう」を言い続けたのは、もちろん生ま
 れて初めてです。
 
 これで、7200回。
 
 翌日の日曜日は、まったく独りになるチャンスはなく、短い時間を
 見つけては「ありがとう」とブツブツ言っていましたが、集中して
 言う時間がありませんでした。
 
 次のチャンスは先週の土曜日の夜。
 
 また子どもたちの太鼓の練習の時間を使って、「集中ありがとう」
 を実践。
 
 これで、14400回。
 
 次のチャンスは翌日の日曜日。
 
 小学校で行事があったため、子どもたちは学校に行き、嫁さんは
 行事のお手伝いで午前中に独りになるチャンスができました。
 
 そこで休み休みですが2時間確保。
 
 これで合計4時間。
 
 「ありがとう」の回数は約28800回。
 
 おそらく25000回は確実に超えていると思われます。
 
 そして、何が起こったか?
 
 正直な話、その日は何も起きませんでした。
 
 確かに、合計2時間を超した頃、回数で言うと14400回を
 超えた頃から、「ありがとう」を言いながらいろいろなことが
 頭の中を駆けめぐりました。
 
 小学生の頃のこととか、中学生・高校生の頃のこと等、過去に
 出会った人の事や起きた出来事が、色々と思い出されました。
 
 現在の自分の状態を考え、なぜ現在の自分になったのか等々、
 「ありがとう」を言いながらだったので、そんなに深く考える
 ことはできませんでしたが、いろいろなことが思い出されます。
 
 でも、その日起きたことはそれだけ。
 
 多少拍子抜けしたまま、翌日の月曜日を迎えました。
 
 そして、確かに何かが起きました。
 
 
 続きはまた次回



 では、今日読んだ本の紹介を。



 つれづれなるままに...ってヤツです。
──────────────────────────────
 ◆今日読んだ本
──────────────────────────────
 題名:徒然草
 著者:角川書店編集
 出版:角川ソフィア文庫
 定価:629円+税
 購入:ブックオフで350円



──────────────────────────────
 ◆今日の本 購入情報
──────────────────────────────
 アマゾン
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4043574088/oyajimushicom-22/ref=nosim/
 楽天ブックス
 http //pt.afl.rakuten.co.jp/c/02bf9514.ebca5b49/?url=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1410425%2f



──────────────────────────────
 ◆本の目次
──────────────────────────────
 自己発見の道へ−つれづれなるままに
 出世の本道とは−いでや、この世に生まれては
 政治の倫理規正−いにしへの聖
 いい男の条件−よろづにいみじくとも
 長寿への警鐘−あだし野の露
 
 他、多数あるので省略します。



──────────────────────────────
 ▼本の成分解析
──────────────────────────────
 知恵  :■■■□□
 勇気  :□□□□□
 豊かな心:□□□□□
 おすすめ:■■■□□



 この本は、平成14年1月に出版されています。
 
 原文を書いたのは中学生の時に習った吉田兼好です。



 何が語られているのでしょうか?



 今回はこの本を次のような視点で読んでみました。
──────────────────────────────
 ■この本のどこを読むか
──────────────────────────────
 1)何が書かれているのか?



 知っているようで知りません。



 忙しい方のために、結論を先に紹介します。
──────────────────────────────
 ■この本をどう読んだか
──────────────────────────────
 1)何が書かれているのか?

 ※「もっと知りたい方のために」を参照してください。



──────────────────────────────
 ★今日から実行すること
──────────────────────────────
 【 特にありません 】



──────────────────────────────
 ●もっと知りたい方のために
──────────────────────────────
●何が書かれているのか?

▽徒然草を習ったのは確か中学生の頃。

 記憶に残っているのは、
 
 「つれづれなるままに、日暮らし硯にむかひて、心にうつりゆく
 由なしごとを、そこはかとなく書き付くれば、あやしうこそもの
 狂ほしけれ」
 
 という最初の部分だけです。
 
 暗記させられた記憶があります。
 
 でも、覚えているのはここまでで、実際に何を語っているのかは
 よく覚えていません。
 
 よくよく思い出してみても、日本の「古典」と言われるものを
 真剣に読んだことがないです。
 
 ちなみに、上記の出だしの文の現代語訳は以下の通りです。
 
 「今日はこれといった用事もない。のんびりと独りくつろいで、
 一日中机に向かって、心をよぎる気まぐれなことを、なんのあても
 なく書きつけてみる。すると、しだいに現実感覚がなくなって、
 なんだか不思議の世界に引き込まれていくような気分になる」
 
 「人から見れば狂気じみた異常な世界だろうが、私には、そこで
 こそほんとうの自分と対面できるような気がしてならない。人生の
 真実が見えるように思えてならない。独りだけの自由な時間は、
 そんな世界の扉を開いてくれる」
 
 後半は多分に訳者の推測が書かれているような気がしますが、
 現代風に言うと「ちょっと時間があるからエッセイでも書いて
 みようかな」といったところでしょうか。
 
▽徒然草の著者は、学校では「吉田兼好(よしだけんこう)」と
 習いました。
 
 著者の本当の名前は「卜部兼好」と書いて「うらべかねよし」と
 読むそうです。
 
 また、「けんこう」という読み方は、著者が出家した後の法名
 なのだそうです。
 
 では「吉田兼好」とは何なのかと言うと、巻末の解説には次の
 ように書かれていました。
 
 「兼好の死後、室町時代に同族の兼倶(かねとも)が一派を起こ
 して吉田神道と称し、全国的に名を知られるようになったため、
 意図的に改正したものだ。兼好自身が知るよしもない江戸時代の
 改姓であり、正式な名字とはいえない」
 
 「吉田」という名字は、兼好の死後かなりたってから意図的に
 変えられた名前のようです。
 
 本来は「卜部兼好(うらべかねよし、うらべけんこう)」が正しい
 名前です。
 
▽著者は、考証の結果、1283年頃の生まれで、1352年以降
 の死没とされているそうです。
 
 当時は「人生40年」が当たり前の世界だったのですが、そんな
 なか、兼好は70歳を超えるまで生きていたようです。
 
 30歳になったら隠居する年齢で、40歳は死期が近かったみたい
 です。
 
 当時で言うと私も爺さんの部類で、そろそろ死ぬ準備を始める
 年齢です。
 
 何だか変な感じです。
 
▽本の構成は、現代語訳、原文、解説が書かれていて、現代語訳だけ
 読んでいっても全然問題ありません。
 
 書いてあることは多岐に渡ります。
 
 それぞれの文章には何が書いてあるのか、現代語訳の見出しが
 付いています。
 
 目次にも少し書きましたが、
 
 自己発見の道へ
 出世の本道とは
 政治の倫理規正
 いい男の条件
 長寿への警鐘
 女の色香の威力
 住まいは人なり
 蜜柑の木を囲う独占欲
 友あれど心の友はなし
 読書は古人との対話
 旅は心のシャワー
 四季の移り変わり
 …
 
 といった、著者が考えた様々なことが書かれています。
 
 現代で言うと「エッセイ」ということになると思われます。
 
 そのなかから一つ、金持ちを批判した内容の文章が書かれている
 ので現代語訳をさらに要約して紹介します。
 
▽ある大富豪が億万等者になる方法を次のように説いた。
 
 第一に、人間の世界は不変である、という信念に立つこと。万が
 一にも人生は無常だ、などと悟ってはならない。
 
 第二に、やりたいことを、全部完全にやり遂げようと考えては
 ならない。何をやるにしてもお金がかかるし、やりたいことは
 無限にある。全てをやっているといくらお金があっても足りなく
 なるので、どんな小さなことにも金を費やしてはならない。
 
 第三に、金を召使いのように自由に使用できると考えないこと。
 金を主君のように神様のように大切にうやまって、どんな用にも
 使ってはならない。
 
 第四に、屈辱に遭っても、怒ったり恨んだりしてはならない。
 
 第五に、嘘偽りなく、約束は固く守れ。
 
 以上、五つの心構えを守った上で、利益を追求するならば、富は
 自然と訪れるだろう。その結果、お金は貯まるけれど、遊興せず、
 豪邸に住まず、たとえやりたいことがやれなくとも、心はいつも
 安らかで楽しいものだ。
 
 このことに対して著者は反論します。
 
 やりたいこともやれず、金もあって使わないのでは、まるで貧乏人
 と同じである。それで何が楽しいのか。
 
 だとしたら、はじめから財産のない方が面倒がないだけましである。
 
 富豪をめざす大欲望は、結果として、金はいらないとする無欲と
 同じことになるのだ。
 
▽現代にも通じる話ではありますが、お金はないよりあった方が
 いいです。
 
 この辺のものの感じ方は、裕福な家の出の著者ならではの考え方
 です。
 
 当時、隠居生活ができるということは、生活の心配がないという
 ことでした。
 
 読んでいると、「貧乏人の叫び」のようなものは一切聞こえて
 きません。
 
 生活に何の不自由もない隠居老人が書いたエッセイです。





 この本を読んでいると、当時も現代も、ものごとの考え方という
 のはそんなに変わっていないことが理解できます。
 
 個人的に、読んで面白いか?と聞かれると、決して面白いとは
 言えません。
 
 物語性はないし、はらはらドキドキもしません。
 
 日本の古典を知ることができたということでことで満足すべき
 かもしれません。



──────────────────────────────
 ◆編集後記
──────────────────────────────
 正観さんの本が本棚にはたくさんあって、講演会の話もたくさん
 あって、2万5千回を超すと何が起きるのか、どこに書いてあった
 のか分かりません(笑)
 
 何やら楽しいことが起きるようなことが書いてあったと思います。
 
 そして、月曜日確かに起きることは起きましたが、楽しいことでは
 ありませんでした。



 では今日はこの辺で。



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 ▼私のミッションについて
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●私のミッションは、世界の人々と「自分の才能」を分かち合うこと
 です。

 自分の才能とは、「創造すること」です。
 「創造すること」とは「書くこと」「作ること」「考えること」。
 私は「創造すること」を通して次のことを実現します。

 「自分らしさを表現します」
 「人間に生まれた喜びを表現します」
 「人々に愛することを伝えます」
 「人々に感動を発信します」
 「人々に利便性を提供します」
 「人々に物を作る喜びを提供します」
 「人々の豊かな心を育てます」
 「人々に宇宙の愛を伝えます」
 「人々に知恵を伝えます」
 「人々に勇気を与えます」
 「人々を幸せにします」

●また、私は「創造すること」を通して、自分の人生を心理的に、
 そして、金銭的にも成功に導きます。

 「自分自身が成功します」
 「夫として成功します」
 「父親として成功します」
 「息子として成功します」
 「兄として、弟として成功します」
 「友人として成功します」
 「社会で成功します」



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 ▼「知恵」「勇気」「豊かな心」3つの知識について
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 ここで紹介する本は、読書によって得られる知識を3つに分類し、
 「成分解析」としてお伝えしています。
 3つの知識は次のような判断をもとにポイントが付けられています。
 
 知恵  …生きるための知恵、ビジネスの知恵、お金儲けの知恵、
      おばあちゃんの知恵等、
      より良く生きていくのに必要な知恵

 勇気  …一歩を踏み出す勇気、障害に立ち向かう勇気、人生に
      戦いを挑む勇気等
      より良く生きていくのに必要な勇気

 豊かな心…人をいたわる心、自分を愛する心、周りの人を暖かく
      できる心等
      より良く生きていくのに必要な豊かな心

 しかし、私の個人的な判断によりポイントを付けているため、
 みなさまが実際読まれた時は、違う印象を持たれるかもしれません。
 その辺りの判断の相違については、どうかご容赦ください。



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  発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 
  配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000194014.html 
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