災害時サバイバル読本
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●○ Dead or Alive ○●
2008.1 .20【 Vol 36 】
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謹賀新年
今年に入って早々に春の恩恵に与った。 その恩恵は既に三回にもなる。
薄衣を付けサッと揚げたり煮浸しにしたりしたそれは、左手の友には相性
が良い。 今年はフキの出が早い自宅周りです。
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[読み始め]
地震から命を守るために、起きてから出来る事は殆んど無い。 阪神大震災
の教訓からハッキリ言えるのは、先ず我が家が潰れない様にすることだ。
この震災の直後に亡くなった約5500人の内、9割は自宅で命を落とした。
検視結果を見ると、8割以上が即死だった。 仮に自衛隊の出動が早くても、
救える命はごく僅かだったろう。 首都圏で「地震で一番危ない場所は」と
アンケートしたところ地下街、高層ビル、地下鉄が上位を占め「我が家」と
答えたのは最も少なかったという。 多くが安全だと信じている我が家で、
多くの命が奪われる。 すぐに改修出来ないなら家具は固定し、寝室には置
かない等出来る事から始めよう。 そうしてリフォームや建て替えの時には
必ず耐震性を高めて欲しい。
それでも自宅や家具の下敷きになってしまったら、誰が助けてくれるのか。
日本火災学会の調査によると阪神大震災では32%が家族に、28%が友人
隣人に助けられた。 消防の救助隊などに助けられた人は僅か3%だった。
多くの場合、助けようとしてくれる人が近くにいるかどうかが生死を分けた。
普段の生活なら近所付き合い無しでも困る事は少ない。 しかし想像して
ほしい。 近所の人は余震が続き火災が迫る中で、普段言葉も交わさず家族
構成も分からない、あなたの家族の事を気に掛けてくれるだろうか。
災害弱者とは高齢者や障害者だけを指すのではない。 地域とのつながりが
薄い人が災害時には弱者となる。
国の災害想定で「首都直下型地震で1万3千人が死亡」と膨大な数字を突き
つけられてもピンとこないかもしれない。 しかし地震の活動期を迎えた
日本列島は、いつどこで大地震が起きても不思議ではない状態だ。
自分や家族が犠牲になるかどうかは、今のあなたの備えにかかっている。
[出典]
2008・1・17 朝日新聞朝刊
富士常葉大大学院 防災教育
重川希志依 教授
『 今 求 め ら れ る 思 考 と 行 動 の 転 換 』
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発 行 :KANJI rescue0419@yahoo.co.jp
まぐまぐ ID :0000161763
カプライト マガジンNo:10741
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