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2008/05/06

ちょいと箸休め 第139回 がんばる息子

■□■   ちょいと箸休め   ■□■
2008年 5月 6日 第139回 がんばる息子 By晶実
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『ぼくはやられたらやりかえす。
ぼくはやりかえすのはやめない。
やりかえさないとずっとやられるから。


ふたりがなにもしなければ
ぼくもなにもしない。
せんせいがおこることしない。
ふたりがぼくにやるからやりかえす。


ぼくはじぶんがまちがってるとおもっていない。
ぼくはふたりをとめられない。
やりかえすだけしかできない。


ふたりをとめてください。
ふたりがなにもしなければ
ぼくはせんせいがおこることしなくなる。』


これは息子(小学1年生)が、連絡帳に書いて担任に提出した
ものだ。
入学して数日後、息子は活発な二人のクラスメートに眼をつけ
られた。
息子は彼らと関わりたくないようだ。


息子から攻撃する事はない。
やられてやり返すを繰り返す毎日。
息子が必ずやり返すから、以前に比べ彼らの攻撃は、減少傾向の
ようだ。


息子が不満たっぷりな顔で学校から帰宅する。
何かされ、やり返している途中で担任が『やめなさい』と言いながら
来て、やってきた奴と共に怒られるのが息子は気に入らない。


ある日、息子が私の前で不満をブチまけた。
「『やめなさい』なにを?やり返す事を?冗談じゃないっ。やめたら
やられるだけじゃないか!やめてほしいなら、あの二人をとめろって
んだ!ぼくはどんなに怒られたって、やり返すのを絶対に辞ないから
ねっ」


「好きにすれば」
「え!?」
「なにか変化を望んでいるのなら、誰にそれを伝えれば一番変わると
思う?燻ってないでドワァーっと動いてみたら」


そして息子は息子なりに考えて、自分の気持ちをドワァーっと連絡帳に
書き担任に提出した。私の言葉は役に立ったのだろうか。


息子は、それ以来なにも言ってこないが、帰ると
「ただいま」
と言って、とりあえず今のところ私に、笑顔を見せてくれる。

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