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2008/04/03

マトリックス通信 Vol.150 【限界利益って何ですか?】

 【限界利益って何ですか?】
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 ■□  戦略会計・DC・マトリックス会計 
 ■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】
 ■■   Vol.150 2008/04/03
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▼この先どうする?

 分析値や指標だけで会計を考える時代は終わりました。
 この先の経営を分かり易くするためには
 会計に対する「考え方」がとても重要になります。

▼マトリックス通信は…

 経営者の方たちにとって必要なのは「明日からの会計」です。
 戦略MQ会計、ダイレクトコスティング、マトリックス会計など、
 この先儲けるためには欠かせない情報をお届けします。
 経理担当者の方へもぜひオススメです。(^^) 

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●先週のメルマガ「マトリックス通信 Vol.149【上州の牛飼い物語】」
 に掲載した「西研セミナー」に、多くの参加お申込みをいただきまして
 ありがとうございました。

 埼玉県の税理士の方から
 お問合せのメールをいただきましたので紹介します。

  ☆税理士のMと申します。
   突然のメール、失礼いたします。
   いつも興味深くメルマガを読ませていただいております。

   3/27のメルマガに掲載されておりました5月24-25日の
   研究会ですが、税理士でも申込可能でしょうか。

  ☆かねがねマトリックス会計には興味を持っております。
   ただ、MGも未経験で不勉強でありますので、
   申し込んで良いのやら躊躇しております。

  ☆ご多用中恐縮ですが、申込の可否を教えていただきたく
   宜しくお願い申し上げます。


●そこで、次のようなご返事を差し上げました。

  ★いつもメルマガをご覧いただきましてありがとうございます。
   「経営技術研究会」は、毎年6月に開催しているのですが
   今年は日程の都合で5月になってしまいました。
   昨年は5名の税理士の方が参加されました。

  ★今年は3月決算の申告期限と重なって、
   参加が少ないのかな、と思っていましたが、
   すでに2名の税理士の方が申し込まれました。

  ★他にもMG未経験の経営者の方が2名ほどいらっしゃいます。
   とくに税理士の方は大歓迎です。
   ぜひいらしてください。(^^)

   ※ところで、Mさんの今回のメールを
   メルマガで紹介したいのですがいかがでしょうか?
   実名でもよいですか。イニシャルにしますか。
   ご協力お願いいたします。


●早速、税理士のMさんから返事が来ました。
 
  ☆ご連絡ありがとうございました。
   早速申し込みさせていただきます。

   メール掲載の件、了解ですが、
   決して若くないおばさん税理士ですので、
   イニシャルでお願い致します。

  ☆今後、事務所業務に戦略会計システムを導入できないか、
   ご指導をお願いしたいと存じます。
   宜しくお願い申し上げます。


●お名前から女性の税理士の方だと分かっていましたが、
 今回、ご本人からのメールで

  「決して若くないおばさん税理士」

 であることが判明? いたしました。
 当日お会いできるのが楽しみです。(^^;)


●そういえば、数年前にも同じようなことがありました。

 メールや電話でのやり取りがきっかけで
 四国の女性の方が、今回と同じ西研のセミナーに参加され、
 そこで初めてお会いすることになったのです。

 その方も「決して若くないおばさん経営者」でした。(^^;;

 でもそのパワーのすごいこと。
 それ以来「愛媛松山のパワフルK子さん」と
 勝手に呼んでいます。

 先日、とても美人の娘さんがご主人と一緒に
 西先生の東京MGに参加され、お会いしてきました。(^^)

 今でもときどきメールや電話で連絡を取り合っています。


●さて、先週ご案内を差し上げた西研セミナーですが、
 参加申込みが多く、4月中にも満席になりそうな雰囲気です。

 ご希望の方はお早めにお申込みください。  

 まだ若い「上州の牛飼い社長の運命がかわる瞬間」の物語です。(^^)
 ご覧になっていない方はこちらからどうぞ。
 ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_3.php

 セミナーの申込みフォームはこちらです。
 ⇒ http://www.its-mx.co.jp/mxkaikei/a9_3B.php

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■前置きが長くなってしまいましたが、
 今週のテーマは「限界利益」です。
 管理会計を勉強していく中で必ず出会う言葉が「限界利益」です。

 上州の牛飼い社長、根岸さんが
 ある日ポツリとこう言いました。

   ☆MQを『限界利益総額』ともいうそうですが、
    名称の由来がワカリマセン。
    しっくりこなくて気持ちが悪いです(^_^;)
    何の限界ですか?


■限界利益? これまで管理会計や経営分析の本などを読んでいて
 分かった気になっていたのですが、

 あらためて聞かれてみると、答えられないのです。

 私自身、経済学の勉強をしたことがなかったので、
 「限界利益」という本当の意味が分かりませんでした。


■「限界収益、限界費用などはミクロ経済学の概念」
 ということらしかったので、
 「ミクロ経済学入門」を買って読んでみましたが、
 ますます分からなくなりました。(^^;;;

 では、ということでグーグル検索です。

 「限界利益」、、、

 出てくるは、出てくるは、、、

 ほとんどが次のような解説です。

   ☆限界利益とは、
    売上高から変動費を控除したものをいいます。


■なぜ、「限界」なのか?
 という解説がなかなか載っていません。

 検索しているうちに「○KC」の解説に行き着きました。

 【売上高と限界利益率】 
   売上高から、売上高と比例して増減する費用である変動費を引いた
   ものが、限界利益(粗利益)です。企業は、この限界利益をより大
   きくするために、売上高の増大を図りますが、売上高の増大が必ず
   しもそのまま限界利益の増大につながるわけではありません。

   例えば、限界利益率(粗利益率)の低い商品ばかりが売れると、か
   えって会社の限界利益は下がってしまうケースがあるからです。そ
   のため、製品グループ別の業績管理を行う際には、製品グループご
   との売上高と限界利益率に注目することが大切です。限界利益率の
   高い製品グループの売上高を拡大したり、あるいは、売上高は大き
   いが限界利益率の低い製品グループの限界利益率の改善を図るなど、
   全社の限界利益を増加させるための打ち手のヒントを発見すること
   ができます。  


■ここにも「なぜ限界か?」というヒントはありません。

 ただ、「売上高と比例して増減する費用である変動費」や
 「限界利益率の低い製品グループの限界利益率の改善を図るなど」
 という表現に、

 やはり会計人の集団だな、という印象です。
 
 読者の方はもうお分かりですよね。
 「VQ変動費はPQ売上高には決して比例しない」ということを。


■ようやくそれらしい記述に行き当たりました。

 【記述1】
   限界利益とは、販売価格から変動費を差し引いたもので、
   1単位の売上高が増えたときの利益増加額をいう。

 【記述2】
   ミクロ経済学でいうところの限界概念による利益ですね。ミクロ経
   済学の企業行動の限界利益とは「生産量(販売量)を1単位増減さ
   せたときの利潤の変化」を表します。
   経済学では費用関数は二次や三次式で表現されますから、変動費用
   も売上に対して常に一定の正比例で増えるとは考えていません。そ
   の場合、限界利益が0になるとき、言い換えればもうそれ以上販売
   しても費用が増加することで利益がそれ以上増えないとき、に利潤
   は最大となります。

   会計上の「(販売量単位あたり)限界利益」もこれと同じで、「販
   売量を1単位変化させればこれだけ単位あたり利益が増える」とい
   う値を表します。ただ会計上の変動費用はふつう単純化されて販売
   量と比例するように一次関数として計算されているので(「変動費
   用= αx売上」というように)単位あたり限界利益は販売量に関わ
   らず一定です。ですからあまり「限界」という言葉にピンとこない
   かもしれませんね。


■ちなみに、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には
 次のように書かれていました。

 【限界利益】
   限界利益(げんかいりえき、marginal profit )は、管理会計の概
   念の一つ。売上高から変動費を控除した利益のこと。限界利益には
   固定費が含まれる。次の式で表される。

     限界利益=売上高−変動費 
     限界利益=固定費+利益

   また、固定費の回収に貢献することから、貢献利益(こうけんりえ
   き、contribution margin )とも呼ばれる。ただし、会計学上、商
   品別の限界利益から個々の商品販売に直接関与した固定費を引いた
   ものを貢献利益と呼ぶこともある。


■「なぜ限界というのか?」という解説なしに

 「限界利益とは売上高から変動費を差し引いたもの・・・」
 というからますます分からなくなるし、

 その前に「変動費の定義」がいい加減だから、
 経営者が本当に儲けるために活用しようと思っても、

 結局は使いものにならなくなってしまうような気がします。
 

■私にとっては
 【記述2】の説明が一番分かりやすかったかな、
 という感じです。(^^

 限界利益、付加価値総額、粗利総額、、、
 要するに「MQ」といえば一番分かりやすいのですが。

 「なぜ限界利益って言うんですか」について
 「これだ!」という方がいらっしゃいましたら、
 メールください。

 ただし学術的、論文的な難しい説明はだめですよ。(^^)

■次週は【製造業経営者必見!直接原価計算論】です。

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  ◆茨城県古河市:2008年5月17日(土)
  ◆新潟県長岡市:2008年6月13日(金)・14日(土)
  ◆愛知県名古屋市:2008年7月12日(土)・13日(日)

  ◆講師:ヴァンガード経営研究所代表 坂東秀行
  ◆詳細はこちらから ⇒ http://www2.atpages.jp/vanken/


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 ◆会場:ウェルサンピア新潟(宿泊棟研修室「角田」)
 ◆講師:ソフトパワー研究所・所長  清水信博

 ◆受講料:初回参加の方 58,000円・2回目以降の方 48,000円
 ◆詳細は・・・こちらをご覧ください。↓
  http://spken.cocolog-nifty.com/seminar/

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■MGは東京では毎月、各地で定期的に開催されています。
 
 全国各地のこれからのMGの日程はこちらからどうぞ。
 ⇒ http://www.nishiken.jp/
 
 各地で開催される西研MGを紹介しています。
 掲載ご希望の方は日程の案内文をテキストデータで送ってください。
 送り先 ⇒ 宇野 寛  uno@its-mx.co.jp

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 http://www.its-mx.co.jp/magazine/backnumber/backnumber2.php

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