夢の海外派遣への道
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▲◇◆◇ 『夢の海外派遣への道』
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2008年6月25日 第32号
****** 目次 ***************************************************
☆☆ ご挨拶
☆☆ 物語のあらすじ
☆☆ ひろしのハチャメチャな体験記
☆☆ 編集後記
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☆☆ ご挨拶
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こんにちは。常夏のシンガポールからまた半年ぶりにメルマガに
むかっています。
シンガポールに世界最大の大観覧車が完成しました。娘は学校の研修で
すでに観覧車に乗り、360度の景色を堪能したようです。
しかしその他のファミリーメンバーは下から見上げたことすらなく、いつか
機会があれば乗りに行くこともあるだろうという思いです。
地元の人も、乗ったことがない人が殆ど。料金が高いためでしょうね。
9月にシンガポールでF1が開催されます。一般の公道をレースコースと
して利用し、日没後、夜にレースが行われます。大観覧車のすぐ前がF1
のコースの一部になっています。
日本では鈴鹿や富士で行われていることでしょうが、テレビでは見るが
遠いから行かない人が多いことでしょう。
今回は同じ市内で行われます。レースカーの爆音とスピードを間近で
感じることができるでしょう。楽しみにしています。
ホテルの空室はまだあるらしいですよ。通常の2倍以上の宿泊料金が
必要と思いますが。
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☆☆ 物語のあらすじ
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物語の主人公ひろし。オーストラリアにも展開しているという新聞広告を
見て中学受験塾の講師の採用に応募したのは10年以上前のこと。
日本の本校で数年の経験を積み、あこがれの海外へ。
でもそこはオーストラリアではなく、シンガポールでの新規事業の立上げを
課せられ、まさにゼロからのスタート。海外事業のノウハウを何一つ持た
ないまま飛び出し、予定通りには進まないが、どうにかこうにかようやく形
になってきつつある現在。
1年前突然社長に任命され、何事も経営者側にたってみると、今まで見え
なかったこと、いや良く見ていなかったことの意味の重さ、経営の責任の
重さをひしひしと感じることになりました。
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☆☆ ひろしのハチャメチャな体験記
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-----------------<<中東ドバイ>>-------------------
東南アジアばかりに目をむけていたが、先日中東の小国、しかしリッチな
国、アラブ首長国連邦のドバイに住む人と話す機会があった。
シンガポールに入国するにはビザが要るようで、その取得に1ヶ月かかる
らしく、急遽隣国マレーシアで会うことになった。
知人の紹介だったのである程度のことは聞いていたが、頭から足元まで
白い服を来てバンダナをはめたアラビア人の男のイメージを抱いていた。
ところが会ってみると、国籍はインドのインド人であった。
ドバイでPR(永住権)をもっているのかと聞くと、シンガポールと違い、
外国人は市民権をもつ国民にはなれないと言われた。
ドバイの知識は、観光ガイドには必ず乗っている大きなヨットの形をした
ホテルに代表される、観光リゾートの国、神田うのさんも新婚旅行に
行った砂漠の中のパラダイス、税金の無い国という程度であった。
氏はドバイで就労するパスを取り、現地でビジネスをしている。
会社の住所を聞くと、郵便局の私書箱のようなアドレスであった。
事務所は持っていないのかと聞くと、ドバイではこれがアドレスの表示の
しかたであると教えれれた。
日本でもシンガポールでも、ビルには大抵名前がついている。
ところが、ドバイではビルに呼びやすい名前はついていない。
○○氏所有のビルというのが正式な呼び名である。
しかしそれでは覚えにくいので、その近くにあるランドマークでビルを
識別するらしい。たとえば警察署の前の噴水の右のビルとか。
まあ初めて訪問するには、必ず地元の人の助けが必要ということである。
人口の80%は外国人、これは25%が外国人であるシンガポールとは
比べ物にならないほど多い。
税金の無い国で、ビジネスチャンスを求めて働き、リッチな暮らしをして
いるのだろうと思っていたが、ローカルのドバイ人と外国人の差、もっと
言えば差別というのが、ひしひしと伝わってきた。
たとえばビジネスをするため、どこかを借りて事務所を開くとする。
その賃貸料というのが、シンガポールの比ではないらしい。1ベッドルーム
で6000シンガポールドル以上するらしい。
賃貸料が高いので、たとえばホールやホテルのファンクションルームを借りて
営業し、その営業収入の50%を貸主に支払うとのこと。
そんなに支払ってビジネスになるのかと思うが、それでもそのような方法で
営業をしている企業もあるらしいとのこと。
さらに、来年もそこを使って営業を続けるのならば、一括でまとまった
金額を貸主に支払う、貸主とはドバイ人である。
また、同じ場所を借りていても、現在とは別の新たな事業を追加すると
なれば、貸主のドバイ人にさらに一括でまとまった金額を支払わなければ
ならないそうである。
インド人は交渉がうまい。少々トリッキーなことをするにも長けている
民族であるが、ドバイ人はその上を行っているということである。
働かずとも、収入ありきドバイ人。
そのようであるから、ドバイ人の子供たちは、外国人の子供たちと違い
熱心に勉強しない子や、無礼な振る舞いをする子が多いそうである。
さてこの人物とビジネスをするべきか、ひろしは思案を巡らすのであった。
第32話 終わり
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☆☆ 編集後記
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先日シンガポール紀伊国屋に立ち寄ると、ドバイで拘置所に収監された
日本人が書いた本が平積みされていたので、立ち読みしました。
シンガポールで働いたあと、ドバイでビジネスをして一旗上げようと
現地へ乗り込んだがなかなか仕事が見つからず、やっとのことで職を
得たが、突然会社が閉鎖された。外国人雇用者は、ドバイ人がスポンサー
となっている。会社が閉鎖されたのでスポンサーが不在となった。
帰国するしかなく、関係各所の手続きを終え、最後に警察署の手続きを
終えて、そのまま空港へ行くのかと思ったら、着いた先は拘置所であった。
嘘みたいな話であるが、スポンサーがいなくなったら違法滞在で罪と
なるとう不思議な法があるらしい。
拘置所内の悲惨な様子や、どのようにして日本に帰国したか、またドバイで
働くということの実態がわかり、2時間で読みきってしまいました。
外国人の就労を歓迎するシンガポールが天国に思えました。
紀伊国屋には数は少ないがベンチが用意されていて、そこにすきなだけ
すわって「座り読み」読書をすることができます。
読者の皆様、これからもよろしくお願いします。
ひろし
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