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2007/05/06

【もう悩みません。コンベア・産業機械】第49号


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    ◆◆        【もう悩みません。コンベア・産業機械】
   □□    2007/5/6 −−第49号(月1回発行)
    △      〜町工場の親父のスーパー息子が語ります〜
    \/     〜成功する機械化・自動化を考えるサイト〜       
           関連サイト:http://www.kenmori.com/

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 「もう悩みません。コンベア・産業機械」をご購読いただきましてありがとう
 ございます。
 町工場の親父のスーパー息子が語ります。

 【このメルマガの主旨】
 このメルマガはあくまでも「どんなコンベア・産業機械を入れたらいいの?」
 「いま使っている機械をどう改良したらいいの?」という悩みを、町工場の
 親父のスーパー息子が独断で考え解決していこうというものです。
 ただ、書籍ほかを参考にした部分はありますが。
 
 今までの経験や教えられた内容、また自分自身で勉強した内容を書きとめ
 みなさまの何かのお役にたてるのではとの思いで配信しています。

 また、まとめることにより、より具体的に製品の製作に取り入れることが
 できると思います。

 内容は、町工場の親父のスーパー息子の思いこみの部分があると思います。
 なにも技術的にむずかしい内容を書くつもりはありません。
 みなさんが知っている内容もたくさんあると思います。間違っている内容が
 あればどしどしご指摘いただければ幸いです。
 
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 【目次】


  ●噴霧の効果について

   1.噴霧について
   2.噴霧による効果と検証
   3.送風機による噴霧
   
 
  ・編集後記
 

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ●噴霧の効果について
 
  似ているようで全く異なる散水と噴霧。
  弊社でも散水による装置は様々設置した経験は過去多々ある。

  散水ではない噴霧による設備を弊社にて設置したところ
  従来の散水にはない効果があることが判った。
 

 1.噴霧について

  先ず散水について。
  散水とは単に水を散らすと定義つけたい。
  
  例として、水道よりホース、パイプの配管の先にノズルあるいはスプリンクラー
  を取り付け水を方々に撒く。

  しかし、噴霧は異なる。
  では噴霧とは何か。
  噴霧に関する定義は私の調査では残念ながら明確にできなかった。
  しかしだ。
  今回我が社で設置した設備の噴霧はよりドライミストに近いものだとの
  知識は得ている。
  それではドライミストとは一体何か。

  簡単に書けば
  「ドライミストは、水を微細な霧の状態にして噴射する。
  水の粒子が小さいため素早く蒸発し、また肌や服が濡れることもない。」
  と言うことだ。

  今内容は能美防災(株)のホームページより抜粋した。
  理由はこのドライミストと言う名称が能美防災(株)の登録商標だからだ。
  
  ⇒能美防災(株)のホームページhttp://www.nohmi.co.jp/drymist/index.html
  
  より一層詳しく知りたいのであれば
  「ドライミスト研究・開発 blog 東京理科大学 工学部 建築学科 
  辻本研究室〜ドライミストによる環境改善に関する研究開発〜」
  をご覧頂きたい。
  ⇒http://blog.livedoor.jp/misuto601/?blog_id=1723171

  但し、今回の弊社の設備には上記会社そして教授は全く係わっていない事を
  付け加えておく。

  しかし、今回弊社にて行った噴霧とはドライミストとは異なりよりドライミスト
  に近い散水と言うことができるのではないだろうか。
  それは先ずドライミストはかなり風の影響を受ける。
  本来噴霧したい箇所へはドライミストの状態では決して到達しないことが
  今回分かった。
  それでは本来の目的からはかなり外れることになる。

  弊社で行った噴霧装置は水と他の流体、空気の力を借りた。
  すなわち2流体を合体させる事により噴霧そのものをつくった。
  配管の先端のノズル部分にて2流体を合体させ噴霧をつくっている。
  そしてその構造はあのベルヌーイの定理を応用していると思われる。

  この簡単な構造に調整機能をもたせてある。
  水と空気の量を自由に調整が可能だ。
  それによりその本来の目的をより効果的に出せるものこの噴霧装置の特徴だと
  書くことができる。

 
 2.噴霧による効果と検証

  噴霧による効果として次の4つを上げたい。
  1)冷却
  2)防塵
  3)消臭
  4)加湿

  今回の弊社の設備は上記の1と2が目的であった。

  1)冷却について

  コンベア等搬送機械での運搬途中で搬送物を冷却するため弊社でも散水を
  過去行ってきた。
  配管の先端にノズルを取り付け水を撒き冷却する。
  しかし、この方法は水量がかなり必要になりその上、コンベア内に水が溜まり
  機械のより早い腐食、腐れに繋がっていた。

  この散水を噴霧装置への取替を実施した。
  噴霧による冷却は気化熱利用が根本的な考えだ。
  水が蒸発する際、周りの温度を奪いその空間が冷却される。

  今回コンベアの排出部に噴霧装置を取り付けた。
  この効果ははっきりと現れた。
  搬送物は冷却されるのだがその物自体は決して濡れることがない。
  それは従来問題となっていた内容がかなり解決されたことになる。

  搬送物が水分を含むことにより、粘着しやすくなり搬送ラインに悪影響を
  与えていた。特に腐食、腐れ。
  そしてシュート等の詰まり。
  コンベアベルトへ接着することによるライン周りでの搬送物の散在。
  それに伴う頻繁なる掃除の必要性。

  実のところこれらが一気に解決した事になる。
  実際の冷却温度は確かに散水には劣る。
  しかし、噴霧装置のノズルを増やすことによりこれについても
  今後解決されるのではないだろうか。

 
  2)防塵について

   目的は噴霧により塵埃が工場内を舞うのを防ぐ事だ。
   塵埃は決して人間の体にはよくない。

  この防塵目的でも散水は今でもあちこちで行われている。
  大量に水を巻き埃が舞うのを防いでいる。
  しかし、散水は機械、機器が濡れ腐食、腐れに繋がる。
  あるいは水分により電子機器によくない影響を与える。
  あるいは撒いた水が床に残り決して衛生上良くない等の問題がある。

  今回はこの防塵の目的にも噴霧装置を取り付けた。
  噴霧はかなり風の影響を受ける。
  そのため圧縮空気の力を借り水とエアーを混合させノズルより噴射させた。
  埃の発生源にめがけて噴霧を行った。
  それにより従来工場中を舞っていた埃がその装置がある部分だけでおさまる。
  エアーの力は絶大で埃を水と共にその場で押さえ込んでいた。

  但し、その噴霧される箇所は発生される埃全てがそこに溜まる事になる。
  工場中を舞っていた塵埃がその噴霧箇所のみに集中する。
  その箇所の清掃は従来以上に必要ではある。  
  しかし、工場内全ての清掃と比較するとかなり人間による労力は
  減らされたはずだ。



  3)消臭、4)加湿について

  1)冷却そして2)防塵については弊社にて設置しそしてその効果は実証した。
  しかしながらこの消臭、加湿目的の使用については今だ経験はない。

  しかし、これらは同じ噴霧装置にて行うことは間違いない。
  これらについては私が調査した結果を書く。

  3)消臭。
  これは本来噴霧させる流体が水ではなく消臭剤、液である。
  水の代わりに消臭液を目的の箇所へ噴霧する事により消臭する。
  従来より存在する脱臭機。
  脱臭する気体の通り道に消臭液を噴霧することにより、より一層脱臭が
  できるようだ。

  そして4)加湿。
  これはよりドライミストに近い状態で大気を濡らすことであろう。
  これは本来の噴霧と言う力を最大限発揮することができるのではなかろうか。

  今回の内容は我がブログ
  「11月10日 噴霧の4つの効果について。」から抜粋した内容です。
  ローラーの写真のスライドショーはこちらをご覧下さい。
 
  ⇒http://www.kenmori.biz/blog2/archives/2006/11/10/


  3.送風機による噴霧
 
  従来よりこの噴霧を発生させる装置は簡単な構造だ。
  1)送風機による発生
  2)2流体ノズルによる発生
  大きくこの2方法があると思われる。

  このうち1)の送風機による発生方法は、送風機周りに何個かのノズルを
  取り付け水を高圧ポンプでノズルへ送り、送風機の風で噴霧を発生させていた。
  その中でもの噴霧発生装置は高圧ポンプそしてノズルが必要ない。
  特殊な送風機と水さえあれば噴霧が発生できるの製品がある。
  これは遠心力を利用したものらしい。
  しかもこの装置での発生する噴霧の水の粒の大きさは従来よりかなり
  小さなミクロンの数字だ。
  水の粒がより小さいことにより一層の効果が発揮できると言える。
  水の粒が小さいと先ず濡れにくい。
  物が濡れると乾燥しにくくなりかえって掃除等の後作業が増える可能性
  がでてくる。
  水の粒が小さいため遠くまで飛ばせる。
  この送風機発生装置よりかなり距離が離れていてもその効果がある程度
  発揮できる。

  又、この装置はキャスターが取り付いており水と100Vの電源さえあれば
  あらゆるところで噴霧を発生させることができるのだ。
  制御に関しても用意してありその機器を取り付けることによりタイマー等の
  時間制御も可能だ。

  送風機での噴霧だが、従来はノズルを送風機廻りに取り付け高圧ポンプで
  水を押出すことにより噴霧を発生させていた。
  ところが、この装置は付帯設備が必要なく、水とその装置さえあれば
  噴霧が発生できるのだ。
  そしてその装置にはキャスターが取り付いておりあらゆる場所へ移動の上
  設置できる。


  我がブログにて実際の今装置での噴霧の様子をビデオに納め公開しています。
  詳細は「12月6日 新たなる噴霧噴霧方法を求めて。」をご覧下さい。
  
  ⇒http://www.kenmori.biz/blog2/archives/2006/12/06/ 





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●次回内容について

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  検討中です。

  
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●編集後記

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 ようやく今年に入って初めての発行です。
 
 コンベア式汚泥乾燥機の開発に没頭し瞬く間に時が過ぎ去りました。

 お陰さまで無事完成し今現在は発注者の元にあります。

 今回の汚泥乾燥機は弊社第1号機とは異なり熱源は余剰蒸気としています。
 つまり熱源は飽和蒸気のみの乾燥機です。
 バッチ式ではない連続式のベルトコンベア式の乾燥機です。

 詳細は正式に特許申請するまでは公開できませんが、申請後ホームページ等で
 掲載予定です。

 ご興味がある方は弊社へ直接お気軽にお問い合わせ下さい。


 又、今メルマガは月1回発行可能な限り続けたいと思ってはいるのですが。
 いや続けるつもりです。

 


 第49号(総第50号)いかがでしたでしょうか。
 



  ご意見・ご質問どんなささいな事でも結構です。メールください。
  必ず返事だします。

  ⇒ info@kenmori.com

  ここまでお読み頂きありがとうございます。感謝いたします。

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 *発行人:町工場の親父のスーパー息子 森山秀行
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