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2008/07/22

前衆議院議員・荒井さとし電子通信第128号<口利きの構造>

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2008年7月22日火曜日  
                  *NO.128<口利きの構造>号 

  ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┓
  ┃荒┃井┃電┃子┃通┃信┃  http://www.arai21.net/
  ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┛ 
                    前衆議院議員 荒井さとし 
            北海道3区(札幌市豊平区・白石区・清田区) 
   
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 このメールマガジンは、ひとりでも多くの方に私の政治活動を知って
 頂きたいという思いでお送りしております。
 ご挨拶や名刺交換をした方々にもお送り申し上げます。
  

目次-------------------------------------------------------------- 

 1.大分教員採用事件【教育行政】
   1)マッカーサー改革の遺産
   2)大分教育委員会の不祥事

 2.口利きの構造【政治力とは】

 3.10月3日荒井さとし政経セミナー【事務局よりお知らせ】
 


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1.大分教員採用事件 【教育行政】


 1)マッカーサー改革の遺産

 戦後アメリカの占領により、マッカーサーはいくつかの基本改革を行った。
 その意図はあまりに強い国家管理体制を、
 地方に分権化することではなかったかと思慮している。


 地方支配の省庁であった内務省を解体し、知事を内務省任命から選挙で
 選ぶこと。
 同時に国家管理の象徴的制度であった警察機構と教育機構を
 大々的に改革した。
 それが公安委員会であり、教育委員会である。
 政治そして中央政府から独立するために不可欠と判断したためであろう。
 

 教育委員会や公安委員会はアメリカの制度にならってその長を選挙で
 選ぶように勧告された。

 しかし実際は、1956年の教育委員会の法改正などで
 文部省(現・文部科学省)や警察庁の下部機関に成り下がってしまった。
 その結果、地方での教育の責任者は誰なのか、あいまいになってしまった。

 それが大分教員採用不祥事にも根源的に関わっている。



 2)大分教育委員会の不祥事

 <教育委員会委員長と教育長>

 今回の大分教育委員会の汚職事件で、
 なぜ教育委員会“委員長”が記者会見をしないのかという疑問を持たれる
 むきも多いだろう。
 
 NO.2が汚職で捜査されているとの報道で、注意を喚起しておきたい点は、
 渦中の人物が、教育委員会のNO.2ではなく、
 その事務局である教育庁のNO.2であることです。


 <教育庁の位置づけ>

 組織上、教育委員会の事務局にあたるのが教育庁であり、
 そのNO.1に位置するのが“教育長”という存在なのだ。

 教育委員は地方議会の承認を得て任命されるが、教育“委員長”について
 は存外知られていない。皆さんはご存知でしたか?
 この北海道でも、誰が委員長なのか、どんな仕事をしているのか、
 その給与はどれほどなのか認識されていないと思われる。
 

 <文科省の下部組織化した教育委員会>

 それもそのはず。
 北海道議会での議会答弁は“教育長”が行っており、
 実質的最高責任者は事務方トップの教育長なのである。

 しかも文科省の指示監督は知事を経由されず、
 直接“教育長”になされる。
 すなわち教育委員会は、文部科学省の下部機関なのである。


 <二分する教育行政>

 私は、かつて地方分権推進法の法案を取りまとめたとき、
 教育委員会の廃止、もしくは抜本的改正を主張した。

 しかし当時の文部省と、自民党文教族の猛烈な巻き返しにあい
 孤立化して断念に追い込まれた経緯がある。

 同じような趣が公安委員会にもある。
 権力の隠れ蓑として使われていて、しかもそれらの人は常勤ではないにも
 かかわらず、数百万円以上の多額の年俸が支払われている。

 一方、私学教育の責任者は知事であり、
 どこの都道府県でも知事部局の学事課が所管している。
 すでに教育行政は二分しているのだ。


 <教育委員会の見直しを>

 また知事は、教育予算を議会に提出するのみである。
 予算はその効果と裏腹であるため、効果に責任を持たない知事が、
 予算の提出のみに責任を持たざるを得ない構図は不合理である。

 今のあり方では、教育委員会は不要なのだ。
 教職員の採用は知事部局で何故やれないのか。
 知事部局となぜ交流人事ができないのか。
 
 内輪だけの組織は必ず滅びる。
 責任のあいまいな組織は必ず滅びる。
 お飾りのトップしか存在しない教育委員会という組織。
 そんな無駄は早晩見直すべきです。



☆日々の活動は、こちらから☆ 
 前衆議院議員 荒井さとし オフィシャル・ウェブサイト
 →http://www.arai21.net/

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2.口利きの構造 【政治力とは】


 公務員は私企業のように利益を出したかどうかで昇進の判断のできない職業、
 それだけに恣意的な判断がつきまとう。

 しかし昨今の社会は、公平、公正、そして情報開示を求める社会となった。
 今までの慣例や内輪社会の常識を洗いなおさなければならない。


 最たるものは政治家の口利きです。
 私が体験した、政治と行政にまつわる2つのエピソードを紹介します。


 1、地方への補助金

 地方分権推進法を検討していたとき、補助金制度を廃止しようと提言したところ、
 ある省庁の高官が、
 「荒井さん、権限を地方に下ろしたら、国は権限を失いますから、
 国会議員は口利きできなくなります。
 それって政治家の政治力が減退することですよ。」


 2、介護保険法制定の裏側で

 介護保険法の立案をしていたとき、
 町村会の有力村長が、
 「荒井さん、介護認定を町村長にさせる制度では私たち持ちません」

 「どうして、保険者が認定するのが自然ですよ」

 「荒井さん分かってませんね。
 私たちが認定者になれば必ず政治家からAの介護度を上げろとか、
 さまざまな口利きが必ず来ます。
 選挙をしなければならない首長は無碍に断れません」

 これを受けて介護度認定のトラブルは別組織で行うことにしました。



 政治力とは口利きのことではありません。
 だから三権分立なのです。
 この大原則徹底の危うさを、国より地方自治においてより感じます。


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3.『荒井さとし政経セミナー』開催のお知らせ

  
  講 師 : 鳩 山 由 紀 夫 氏(民主党幹事長)
    
  日 時 : 2008年10月3日(金) 18:00 開 会
  会 場 : 札幌パークホテル 3F パークホール
 
               札幌市中央区南10条西3-1-1
         ◆地下鉄南北線・中島公園駅下車徒歩1分
        →http://www.park1964.com/n_about/access.html

  会 費 : 10,000円
        (※政治資金規正法8条2項の政治資金パーティー)


   ♪特別ゲストに、北朝鮮拉致被害者家族連絡会の前代表、横田滋氏を
    お迎えします♪
  荒井さとしの国政にかける思い、北海道への思いを応援して下さい!


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 読者の皆様へ 

    
  現在、北海道3区において、民主党公認予定候補者として政治活動を
  続けております。札幌事務所の所在地も従前どおりです。
  変わらぬご支援や叱咤激励の程をどうか宜しくお願い致します。

  いつもご愛読ありがとうございます。 
  返信頂いたご意見や感想は、私自身で必ず目を通しております。 
  政策作りの参考になりますので、是非ともご意見をお寄せ下さい。 
  多忙な日程の中で、全てにお返事を差し上げるのは難しい事を
  予めご理解頂ければ幸いです。 

  猛暑が続きますね。お体をご自愛ください。
  
                        荒 井  聰  拝 
  
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