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2007/10/10

中小企業経営者に贈る人事労務管理の「豆知識」 第70回

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   ┃  中小企業経営者に贈る、人事労務管理の「豆知識」  ┃
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                     人事コンサルティング事務所
                       オフィス ジャスト アイ 



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    ┗■ 第 70 回・目次

     
       1. 一般職の復活     
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

       2. 雑誌が売れない
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     

     
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      最近コンビニに長蛇の列ができることがある。現金

      以外の精算方法が増え、レジが変わり店側の操作が

      不慣れなためだ


      「キャスレスで素早い精算、手間いらず」、という

      広告とは裏腹の状態で、まだまだ現金の方が早いし

      便利みたいだ


      今回はコンビニのレジのように新卒学生の行列がで

      きたというお話です






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              一般職の復活

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     今年の新卒学生の就職戦線は、「超売り手市場」といわ

     れ、学生が集まらないと嘆く採用担当者が多かった。そ

     んな中、学生が集中した企業があった


     伊藤忠、丸紅、朝日生命、住友生命が「一般職」の募集

     を復活させ、これに女子学生を中心に応募が殺到した



     「一般職」とは、コース別の雇用管理において設けられ

     た呼称であり、主に定型業務を中心に行い、転居を伴う

     転勤は原則としてない


     これに対し、基幹的業務・企画立案・対外折衝等総合的

     判断を必要とする業務を担い、転居を伴う転勤があるの

     が「総合職」となる



     コース別の雇用管理はコースによって異なる配置・昇進、

     教育訓練などが行われ、かつて男子学生は「総合職」、

     女子学生は「一般職」として募集・採用をしていたこと

     もあった


     しかし、その後男女雇用機会均等法が改正され、男女別

     にコースを限定した募集は禁止された。また、採用後も

     規定上は男女別とはしていないが、慣行的に男女別のコ

     ース運用がなされているのも禁止となった



     法律による禁止と、バブル経済の崩壊後の不況と相まっ

     てコース別の雇用管理は消滅したかに見えたが、ここに

     きて復活の兆しがある。その背景には、正社員としての

     身分の安定を求めつつ、成果主義的な人事制度への拒否

     感があるのかもしれない



           ◇     ◇     ◇



     事実、2007年度の新入社員には実力主義よりも年功序列

     を好む傾向がある。日本能率協会の調査では、実力主義

     を好む新入社員は48%なのに対し、年功主義を好む割合

     は49%だった


     実力主義を好む新入社員の割合は2003年の73%をピーク

     に減少を続け、ついに今年、年功主義が実力主義を上回

     った。就職氷河期が終わり、苦労せずに就職できるよう

     になったことが原因の一つではないかと言われている



     社会経済生産性本部の調査でも、業績や能力に応じて給

     与体系や昇進昇格が決まる制度を希望する新入社員は、

     2002年から減少を続けている


     今年は、業績や能力に応じて「給与」が影響をうける仕

     組みを希望する社員は62%、能力により同期間で「昇格」

     に差がつく制度の希望者は65%となり、ピーク時の2002

     年から10%以上減少し、下げ止まる気配がない



     企業としては、いまさら年功序列賃金を復活させること

     などできないと思っているが、それでは学生が集まらな

     いとなると話は別だ


     しかし年功序列を復活させると、多くの社員を雇用でき

     ず、そのしわ寄せが長時間労働や、非正規の労働者の増

     加となってくる








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              雑誌が売れない

  ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇◆


     書店を訪れると雑誌、週刊誌のコーナーはいつも黒山の

     人だかりだ。あれこれ立ち読みして、買ってくれるかと

     いうと、最近はそうでもないらしい



     出版科学研究所の調べによると、昨年の雑誌の販売額は

     一昨年と比べ約4%減少した。9年連続して減少してお

     り、減少傾向に歯止めがかからない


     日本ABC協会の調査では、部数が増加したのは、「週

     間新潮」「週間文春」「Can Can」などわずかで、

     「週刊現代」・4割減、「週間ポスト」「With」・

     5割減、「non non」・6割減、「トーキョー・

     ウォーカー」に至っては8割減という惨状だ



     一体なぜ、これほど雑誌が売れなくなったのか。ある

     アンケート調査によると、雑誌購入が減った理由は

     「インターネットを利用するから」「読む時間がない」

     「価格が高い」という回答が上位を占めた


     続々と発刊されるフリーペーパーなどにより、読者が奪

     われていることもある。最近のフリーペーパーは内容が

     充実しており、配布するとすぐになくなるものもある



     雑誌に限らず、無料でそれなりのモノが手に入ると、有

     料に対しては金額の多寡に関わらず拒否反応が生じる


     各識者は、「読者の自分意識が拡大し、他人と同じもの

     は読まない」「新しいスタイルを生み出せていない」

     「カラー化・大型化で画一化され、個性がない」と手厳

     しい


     確かに昨今の雑誌を眺めていると、表紙を隠してしまう

     と、どの雑誌がわからない



           ♪     ♪     ♪



     この事態に出版社も手をこまねいているわけではない。

     雑誌の記事と連動したショップやネット通販を始める動

     きがある。雑誌そのものをブランド化・ポータルサイト

     化する。また、ネットの無料閲覧により、広告収入だけ

     で雑誌を成り立たせるスタイルも登場した



     こうした流れは出版社、取次会社、書店・コンビニとい

     う流通経路の変化を加速させることにもつながりかねな

     い。今後は書店での販売は取りやめ、定期購読者限定の

     雑誌が増えるかもしれない


     販売部数の大きさや伸びは期待できないが、日本人は限

     定モノに弱い点や、無駄な紙を印刷、返品回収というロ

     スがなくなり環境にやさしいという点からも期待できる


     このまま、マスマーケットを狙い、広告収入増加を図る

     手法はどうやら限界のようだ





 
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