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2008/03/14

子育て実践講座・・・卒園


   2008年3月14日(金)≪第148号》


読者の皆さん、こんにちは。
『誰でも簡単にできる!幸せの子育て実践講座』発行人の平間です。


今日は朝から感動の連続・・・


こちらをご覧下さい。「最高の親孝行!」

http://blog.dream-stage.jp/category/1031013-1.html




今日の朝、いつものようにカラーペンを持って楽しそうに絵を描いていた
長女。15分後、「おかあさん、おとうさん、これ見てよ!」と
少し甘えた声で言った。


いつものように、書いた絵を褒めて欲しいのかな?と思ってのぞいて
みると・・・


       「おかあさんおとうさん
  
              そだててくれてありがとう」

                
                     あゆめより



にこっと笑って私たちを見ている長女。

突然のことにビックリしながら、感動している私たち夫婦。




「ありがとうね、あゆめ。」

それ以外の言葉は出なかった。妻は、台所で洗い物をしながら泣いている。

私は涙をこらえて、笑顔でごまかした。



今日は、幼稚園最後の日。

明日は「卒園式」だから、幼稚園のバスに乗るのは今日で最後。



一週間くらい前の長女と私の「親子絵交換日記」に、こんなメッセージが
入っていた。


  とと、あゆめのようちえんさいごのひは、いえにいてね。

  バスにもいっしょにきて。さいごだから、おかあさんと、とと と
  
  いっしょにバスのところまでいきたいな〜。



昨日まで出張で家にいなかった私。でも、今日は約束の日、幼稚園最後の日
だったから、朝バスまで一緒に行きました。


幼稚園仲間の5家族が合流。
子供たちは、いつもと変わりなく、みんなで楽しそうに追いかけっこや
大声でお話をしている。


あっ、バスがきた!

一番にバスに乗りたい年少のKくんが叫んだ。



今日のバス当番の先生は、偶然にもあゆめが大好きな担任のM先生。
あゆめはニコニコ笑顔。しっかりあいさつもして、みんなバスに乗りました。


私は、最後の記念に、幼稚園のバスが出発するところを
「パシッ」と一枚。


最近、写真を撮っても保存をしないで削除することが多いので、
きちんと確認をしながら保存ボタンを押した。


よし、これで完璧だ!と思った瞬間・・・






「まだ早いよ。明日じゃない!」





そんな声が聞こえてきた。



???



妻が泣いていた。それを見ていた幼稚園仲間でもあり、近所なので
家族ぐるみでお付き合いをさせてもらっているお母さんたちも
泣いている。



さすがに、これには参った。私も我慢の限界・・・







みんなが応援してくれていた。



あゆめちゃんの病気は大丈夫かな?


私達は簡単に、気軽に言えるようなことじゃない。
けど、何かあったら協力するよ。だから遠慮しないで!


何かあったら、言ってね。あゆめちゃんが病院のときは、ひろくんとか
ゆめかちゃんを預かるよ。





みんな自分の子のように愛情いっぱいうちの子に関わってくれた。
だから、今回卒園するのはうちの子だけなんだけど、妻と同じように
この2年間の思い出や様々なシーンが浮かんできたのかなと思う。


本当にいい仲間がいてよかった。みんなの協力がなければ、幼稚園に
通うことはできなかったと思う。感謝・感謝・感謝。


いよいよ明日は「卒園式」。


この一緒に泣いてくれていたお母さんたち。明日の「卒園式」にも
来るって言っている。「あゆめ応援団」だから、行かないと!!


もう気持ちだけで充分です。本当に「ありがとう」。




その後、仕事に行くまで30分くらい時間があったから、
お礼と卒園おめでとう!の気持ちを込めて、長女に手紙を書いた。





           「あゆめへ」


ひさしぶりのてがみだね。

あゆめはようちえんでよくがんばったな。
この前の「雨にも負けず」(宮沢賢治」はビックリ。

すぐに覚えて、園長先生から賞状までもらってきた。
ね、あゆめはすぐおぼえることができるんだよね、すごいよ。

ようちえんに入ったころは、バスがきらいでバスにのりたくない!
園長先生のところにもいけなかったよな〜。
いえでは「じゅげむじゅげむ、ごこうの・・・」っていえたのにね。

こんなことがあったよね。
「竹馬にはのれない」


でも、2週間くらいでのれるようになった。
公園で毎日れんしゅうしたよね。
サンタさんにも
「竹馬にのれるようになりたいので、クリスマスには竹馬をください!」
ってお願いしたら、本当にサンタさんが竹馬をくれたね。


「竹馬の発表会」・・・上手だったな〜。


あゆめは、いつも、どんなときでも、あきらめないでがんばってきた。
それで、時間がかかっても必ずできるようになってきた。


幼稚園だけじゃない。
病気をしたときだって、あゆめはがんばって、そして勝った!!


痛いちゅうしゃもやっつけちゃった!


3回のしゅじゅつも、ぜんぶやっつけちゃった!


おとうさんもおかあさんも、あゆめからたくさんのことを教えて
もらった。


下を向いてばかりじゃいけない。


えがおが大事。


あきらめない。


少しでもできそうだとおもったら、やってみる!



あしたはいよいよ「卒園式」。カメラをもっておとうさんもいくよ。


それで、おやくそくが2つあったね。


1.卒園式の日は、おしごとを休む。  ○

2.卒園式がおわって家にかえってきたら、自転車のれんしゅうをする。 ○



ちゃんとおやくそくを守ります。


きょうはおてがみありがとうね。うれしかったから、今日は特別賞がでるよ。
10ポイント!これで、キティーちゃんのおみせが近づくね。



ありがとう。ととより・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



長女には、本当にたくさんのことを教わりました。


5年半前のある日。急に左目の上に大きなコブができて、あわてて病院へ。
大きな大学病院に回されて、2週間後にようやく結果が出たと思ったら
「急性リンパ性白血病」で入院。


8ヶ月間の闘病生活。世界的に見ても症例がない生後4ヵ月の白血病。
しかも、染色体に異常があり、移植をしないと生存率は・・・
移植をしたとして再発した場合の3年生存率は・・・ 5年は・・・


何が何だか分からない状況の中で、出てくる結果や主治医から聞かされる
話はどれも最悪の話。


骨髄移植はドナーがいなくて断念。骨髄ではなく臍帯血移植に変更。
やっとドナーが見つかり、入院してから半年後の8月6日に移植。


移植後、約1ヵ月の無菌室は辛かったです。

「自分の子供を素手で触れない。抱っこをするだけなのに、医者が手術を
 するような格好をしなければ、抱っこもできない」


そして、やっと無菌室を出ることができて、一般病棟へ。
その後、退院。


※この話を全部お伝えすると、とても長いのでここから省略します。



再発したりいろいろありましたが、今は元気です。もう5年以上再発はして
いないので、「完治」と言えます。


たくさんのことを子供から学びました。
見たくない世界を見せられました。見たくない現実もたくさん見ました。


でも、今はどれも私たちに必要な出来事であったと感じています。


そして、子供が病気をして入院していたときに感じた、


家で一緒に暮らせる喜び・・・

家で家族みんなでご飯を食べる幸せ・・・

家族みんでスーパーやデパートで買い物ができる喜び・・・

子供たち同士が大きな声で笑い、ケンカして泣き、
時には叱られ、褒められ、このどこにでもある生活・・・

誕生日にケーキを食べることができる幸せ・・・

クリスマスに家族みんなでワクワクできる幸せ・・・



これら全てが今はできる、手に入った。

最近、あれがない、これがない、もっと欲しい・・・

このような状態だった私に、今日は改めて原点に戻りなさいよと
長女が教えてくれたような気がします。


長い文章になってしまいましたが、最後までありがとうございました。



 


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    『誰でも簡単にできる!幸せの子育て実践講座』
★ 発行人:平間 正彦
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