メールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」
★ メールマガジン:ダメダメ家庭の目次録
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ダ メ ダ メ 家 庭 の 目 次 録
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法律上は別に問題がないが、結果的に子供の方が法律違反に陥る
ダメダメ家庭の実態について、その具体的な会話や行動を
リストアップいたします。
長崎や大阪や千葉など日本全国で「活躍」しているダメダメ家庭の
OBやOGはどのような環境で育ったのか?
皆様にも、御理解いただけると思います。
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★ カテゴリー:ダメダメ家庭の会話のスタイル
★ 今回のお題:過剰な「思う」
ダメダメ家庭の人間は、感想どまりであることが多い。
このことは以前に配信しております。
何かに接した際に、「面白かった。」とか「つまらなかった。」とか、「こんな感じ
に思った。」とか・・・そんな感想を持ち、そして感想どまりであって、それ以降
の思考につながっていかないわけ。
何かに接して違和感を持つこともありますよね?それこそ「わけわらなかった!」
とか「なにか、どーんとしたものが心に残った。」とか・・・そんな違和感から、
物事が見えてくる・・・本来ならそんなこともあるわけですが、感想どまりだと、
違和感を持つこと自体から避けるようになってしまうもの。
感想を持つのは自由ですし、そこから自分なりの思考を発展させていけばいいわ
けですが、自己逃避のダメダメ人間は、やっぱり感想どまりなんですね。
感想というと、まさに「○○と思った。」・・・そんなものでしょ?
その○○に入る言葉は色々とあるでしょう。しかし、「じゃあ、思ってどうした
か?」「どのように考えたか?」本来はそっちの方が重要でしょ?
自己逃避だと、つまり思考からの逃避であって、感想どまりになってしまう。そ
のような人は、まさに「○○と思った。」という言葉が多発しているもの。
政治の世界でも、ダメダメな政治家は「○○と思います。」なんて言葉が実に多い。
それこそ与党だろうが野党だろうが、党首からしてそんな物言い。
それこそ、ちょっと前にモメていたガソリンの暫定税率の問題でも、与野党双方
とも「思う」の連発。
その時には、「△△をしないと、トラブルが発生すると思う。」なんてスタイルの
物言いでした。
上記の文章ですが、上の「思う」を別の言葉に置き換えてみましょう。
「△△をしないと、トラブルが発生すると、私は考えている。」
このような表現だと、ちょっと強い調子になるでしょ?あるいは、色々な事態を
想定している雰囲気になる。
あるいは、
「△△をしないと、トラブルが発生すると、私は危惧している。」
と言った表現だと、危機感が出てくる。
また、
「△△をしないと、トラブルが発生すると、我々は推測している。」
あるいは、「△△をしないと、トラブルが発生すると、我々は認識している。」。あ
るいは、「捉えている」とか「想定している」とか、別の言葉でも可能。
そのような表現だと、十分に検討している雰囲気になるでしょ?
「思う」という言葉は、「感じている」に近いわけ。はたして実際に検討している
のか?明確ではない。英語だって「think」とか「recognize」とか「suppose」と
か「feel」とか・・・色々とあるでしょ?
少なくとも政治家がコメントとして発する言葉だったら、「思う」なんて言葉では
なく、せめて「考えている」くらいの言葉を使わないと、決意なり危機感も伝わ
りませんよ。
このようなことは、文章慣れしている人間だったらスグにわかること。
もちろん、一般の多くの方が、そんな文章慣れしている必要はありませんから、
そんな「慣れていない」人の文章に「思う」が多発していても、これはしょうが
ない。
文章を読んでいる時には、その文章の書き手が、伝えようと一生懸命に書いてい
るのか?「て・き・と・う」に書いているのか?それくらいは、読む人間が「文
章慣れ」していれば、わかりますよ。
逆に言うと、本来はそれなりに文章慣れしている人なのに、不必要なまでに「思
う」が多発しているなぁ・・・と「思わされる」文章もあったりします。
「○○と思った。」
「□□と思った。」
そんな表現が多い文章。
そんな文章の書き手は、往々にして感想どまりの人間であって、別の言い方をす
ると、自分自身で突き詰めて「考える」ことから逃避している人間であることが
通例なんですね。感想に安住することで、思考から逃避しているわけ。
だから、そんな文章も所詮は自己弁護にすぎないわけ。
「思う」「思う」って・・・この文章の書き手が、どう思うのかなんて、私は知ら
ないよ!
そんな文章を読んでいると、そう「思って」しまいます。そうして「この書き手
は、自分自身から逃避しているだろうなぁ・・・」と「考えたり」「判断」するこ
とができる。
「思う」と「考える」って、やっぱり違うでしょ?
思っていることなんて手間暇かけて誰かに伝える必要なんてありませんよ。考え
たことなら伝える必要もあるでしょうが。
政治家のコメントに「思う」が多発しているなんて、正直言って悲しいことです
が、それが現実。それが単に言葉の上での問題ならいざしらず、実際に感想どま
りの状態であって「危機感の欠如」とか「問題認識の欠如」と結びついているも
の。また、当然のこととして、そんなに言葉に対して鈍感だったら、メッセージ
も伝わりませんから、事態は何も改善しませんよ。
しかし、事態が何も改善しないと、「どうしてうまくいかないんだ?!」「どうし
てわかってくれないんだ?」と被害者意識に浸る。
どう思おうとその人の勝手ですが、他者とコミュニケートするのなら、「何をわか
ってほしいのか?」そのことを「考える」ことが先でしょ?それを考えた上での
言葉だったら、「思う」という言葉が多発はしないものなんですよ。「思う」が多
発している言葉は、「わかってほしい」ことが自分でもわかっていないことが通例
なんですね。
そもそも、政治家なり物書きは、「自分自身がどう思うのか?」が問題なのではな
く、コメントの聞き手なり、文章の読み手に「思わせる」ことが必要でしょ?そ
の目的のために、適切な言葉をチョイスする能力のない人は、政治家や物書きに
は、不適ですよ。
皆さんも、この「思う」というありきたりの言葉から、文章なりコメントに注意
してみてくださいな。そんなコメントの中の「思う」を、別の言葉に置き換えた
方がいいのでは?
そう「思う」こともあると思います。
そんな地点からダメダメについての視点や思考も、色々と広がっていくものなん
ですよ。
(終了)
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発信後記
このメールマガジンの文章は、意外にも、言葉のニュアンスを考えながら書いて
います。有名な哲学者のニーツェは「意味と強度」の違いを指摘したそうですが、
言葉においても意味の方向性と表現の強さは別のもの。
強さを調整することによって、表現の緩急も生まれてくる。
「思う」という言葉は「緩急」でいうと「緩」になる。だから「思う」「思う」と
繰り返すと、「緩」「緩」となり、まさに締まりのない表現になってしまうわけ。
なんとなくダラぁ〜とした印象になってしまって、切れ味が出てこない。
とはいえ、そんなことを考えて書いている人は、そうはいないでしょし、一般的
にはそんなことまで考える必要はありませんよ。
ただやっぱり微妙なニュアンスの違いというものはあるわけですから、それに注
意しながら読むと、色々と見えてくるものなんですよ。
私としては、そんなニュアンスに配慮して書いるので、このメールマガジンの文
章を自分で外国語にする意欲がありませんでした。
まあ、やりだしたら細部に凝り過ぎることになってしまうのは明白ですしね。
先日オーストラリア在住の方が、ひとつの文章を英訳していただきました。
アナトール・フランスの小説「タイース」から、ダメダメ家庭と芸能界との関係
を考えた07年5月1日配信の文章です。その英訳はバックナンバーのサイトに収
録したしました。
この場をお借りして、英訳の労を取っていただいた方に篤くお礼申し上げます。
メールマガジンの文章については私は原作者?ですから、英訳を読むと当然のこ
ととして意味はわかる。ただ英語の微妙なニュアンスまではちょっとわからない。
ただ、原作?の微妙なニュアンスまで忠実に再現した英訳する必要はないと思っ
ています。
人それぞれの、受け取り方もあるわけですしね。ここまでは誤解がないように・・・
しかし、それ以外は読み手の自由。表現においては、そんな面があるものなんで
すよ。
このメールマガジンを購読されたおられる方は、ほとんどが日本在住の日本人で
しょうが、もし外国語に得意な方で、ちょっと翻訳に関心がありましたら、翻訳
のご協力をいただけると助かります。あるいは、翻訳ソフトを買ったけど、ちょ
っと試しに使ってみたいなぁ・・・何か適当な例題はないかなぁ・・・と思って
おられる方がいらっしゃいましたら、お願いいたします。
「そんなことは原作者のオマエがやれよ!」とおっしゃりたいのは、当然でしょ
うが、まあ、翻訳は私が死んだ後でも出来ますが、原作は、死んでしまうとでき
ませんからね。
まずは日本語の原作を優先して・・・というのが、今のところの私の考えです。