出たっきり邦人【中南米・アフリカ編】252コロンビア
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■□■ 出たっきり邦人・中南米・アフリカ編・08・01・18・252 ■□■
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〓コロンビア共和国・ボゴタ発〓
エスペランサの“コロンビア・チェベレ!”
第1回 コロンビアってどんな国?:その1
初めまして。コロンビア共和国の首都ボゴタ在住のエスペランサです。今年から
【中南米・アフリカ編】でお世話になることになりました。よろしくお願いします。
コロンビアに初めてやってきたのは、かなり前のことになりますが、その後、南米
を転々とし、一昨年の(日本の)夏からボゴタに住んでいます。コロンビアは南米
だし、カリブ海も赤道も近いし、一年中暑いのだろう、と思われている方もたくさ
んいらっしゃるかと思います。
私の友人たちからのメールも「きっとまた真っ黒に焼けて元気でやっているんだろ
うね」とか「暑いだろうけど身体に気をつけて」というものが少なくありません。
自分の両親でさえ、かなり最近まで「常夏で黒人の住む国」だと思っていたようで
す。
でも、そんなことはありません。一年を通して四季のある日本と違ってコロンビア
は、同時期に四季の存在する国なのです。北部のカリブ海周辺に行けば、一年中暑
いですし、南部の山岳地帯に行けば、一年中寒い、常春といわれている街もありま
す。
現在、私が住んでいる首都ボゴタは標高2600メートル、平均気温は14℃程度
といわれていますが、気温差が激しく、朝晩は冷え込み、日中暑いときは、20℃
を超えることもしばしば、というのが普通です。
コロンビアの生活はどちらかというと朝型なので、街は5時半、6時くらいから活
動が始まります。この時間はとても寒いことが多く、ダウンジャケットやコートを
着て、マフラー、手袋、という人もいます。が、昼間になると半袖シャツはともか
くタンクトップなんて女性もいますから、気温差がどれくらいか想像していただけ
ると思います。
そんなに寒くなるにもかかわらず、なぜかボゴタのマンションは、高級住宅街でも
暖房設備が整っているところがあまりありません。最近売り出している新しいマン
ションは、暖房設備が設置されているものもあるようですが、とても限られていま
す。以前住んでいたアルゼンチンのブエノスアイレスは、四季があるので冷暖房完
備で冬は床暖房でとっても快適だったので、ボゴタのまさにシンシンと冷え込む夜
に慣れるのは大変でした。とはいえ、ここにも地球温暖化の影響がでているのか、
最初にコロンビアに滞在したときよりボゴタの寒さは緩和されたような気がします。
コロンビア人は寒さに強い国民なのか?と思われるかもしれませんが、中流以上の
お宅では大体居間に暖炉がついています。とはいえ、友人宅を訪ねた時に暖炉を使
っている家を見たことはないような気がします。以前住んでいたマンションの大家
さんに「あまりに寒いのでヒーターを買ってほしい」と頼んだところ、「そんなに
寒くないわよ」と言われたこともあります。
暖炉・・・と聞くと映画にでてくるようなパチパチと燃える暖かい感じをイメージ
されると思うのですが、やってみると暖炉の周りは暖かくなりますが、離れると寒
いんです。なので、あまりに寒い時は、手間をかけて暖炉をつけるのはやめ、ベッ
ドに入って毛布に包まることにしています。
また、ボゴタでは不意の雨に見舞われることがよくあります。お昼ごはんを食べに
レストランに入る前は快晴だったのに、外に出たらどしゃぶり、なんてこともあり
ます。道路や下水の整備状態もよくないので、道も川状態、まさに泣きっ面に蜂で
す。
この雨、かなり局地的だったりするので、車で移動していると「雨の切れ目」に遭
遇することがあります。私は日本を含め、他の国では経験したことがないのですが、
まるでガソリンスタンドの自動洗車機から外に出たみたいに、こっち側は雨が降っ
ているのに、向こう側は道路が乾いている、という状態なんです。
局地的で思い出したのですが、ボゴタでは、2ヶ月位前に大量の雹が降りました。
私はその時、幸いなことに家の中にいたのですが、いつも上の住人がシャワーを浴
びるときに聞こえるような音がずっと続いていたので、「今日はやけにシャワーが
長いなぁ」と思いながら、ふと外を見ると雪景色ならぬ「雹景色」になっていまし
た。
窓枠にもお団子くらいある大玉の雹がいっぱい。ダウンタウンの一部では、バスや
車が雹に閉じ込められたところもあり、日本でもニュースになったようなので、ご
存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかし、これも雨と一緒で局地的なものでした。うちの周りはボゴタ市内でも一番
降った地域だったらしく、夜中まで家族連れが雪ダルマならぬ雹ダルマを作ったり、
雹合戦したり、写真を撮ったりでにぎわっていました。ボゴタでは冷え込んでも雪
が降ることはないので、市民にとっては珍しかったんですね。
もちろん楽しい話題だけはなく、怪我をした人や病院に運ばれた人もいますし、中
流以下の家では、最上階の屋根が樹脂製のトタンでできているところが多いため
(鉄製のトタン屋根にしないのは採光のためとか)、雹で屋根が壊れた家は、数百
世帯といわれています。
知り合いがこのタイプの屋根だったので、「大丈夫だった?」と聞いたところ、
彼女の住んでいるところは雨がぱらついた程度で雹は降らなかったとのこと。
ちなみに彼女の家は私の家から車で15分位。夜、北の高級住宅街のカフェに出か
けたところ、その周りは氷の塊さえありませんでした。
ボゴタでは、時々雹が降ることはあるのですが、この時ほど大量に雹が降ったのは
初めて見ました。というより、生まれて初めて!ボゴタに40年近く住んでいる知
り合いも生まれて初めて・・・とのことだったので、そう頻繁にあることではない
ようです。
話が雹に脱線しましたが、ボゴタの天気は気まぐれなので、出かけるときは“傘”
が必需品です。といっても、コロンビア人は、小ぶり程度の雨では傘をさしません。
フード付きのジャケットなどでしのいでいる人もいます。降ってもすぐやむことも
しばしばあるので、私もよほどの雨でない限り、傘は出しませんが、いつ土砂降り
になるかは予想できないので、とりあえず持ち歩いています。
ということで、ボゴタではお出かけの時には、中は半袖でも(キャミソールや袖な
しの人も・・・)長袖ジャケット(できればフード付き)と折りたたみ傘が必需品
でしょうか?
ご感想、ご意見等などお気軽にどうぞ。
esperanzacolombia@hotmail.co.jp
◇◆次回は1月25日(金)メキシコ・あきさんから配信予定です◇
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