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2008/05/10

光州5・18 こんな映画は見ちゃいけない! 

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☆  こんな映画は見ちゃいけない!  2008/5/10号  Vol.845   ☆
         
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 こんにちは、発行人のオテロです。
 
 本日、俎上にのせる作品は

                    「光州5・18」です。
   
デモ隊の一般市民に向かって一斉に発砲する正規軍。市民はなす術も
なく銃弾に倒れ、街は血に染まる。チョン・ドファン政権に対して民
主化を要求した学生運動に端を発した光州事件は、武器を奪った市民
軍との内戦状態になる。恋に苦しみ、勉強に励み、小さな諍いはあっ
ても笑いが絶えないのどかな日常が一日にして軍靴に踏み潰されると
いう恐怖。文民統制が行き届いていない時代の韓国の実情がリアルだ。

タクシー運転手のミヌは秀才の弟ジヌの親代わりとして仕事に励む日
々。シネという看護婦に憧れているがなかなか気持を伝えられない。
そんな時、学生運動を弾圧する軍隊を目の当たりにし、怒りを覚える。

前半はミヌ・ジヌ兄弟を中心に街の人々の暮らしを追っているのだが、
コミカルな演出でどこか昔の和製ホームドラマを見ているよう。一方、
後半は戦争映画さながらの市街戦。このトーンの変調で平和時と戦乱
時の落差を強調しようとしているのは理解できるのだが、うまく融合
せず少し違和感が残る。

やがて市民軍は予備役大佐の下で組織され、武器庫を襲った上に道庁
舎を占拠し篭城する。そこでまたミヌとシネの間に芽生えた愛を巡っ
てひと悶着あるのだが、最初からミヌとシネを物語の中心にすえてい
れば、ふたりの結婚式というラストシーンも生きてきたはずだ。デモ
隊・正規軍に関わらず国家が流れると皆いっせいに姿勢を正すシーン
には、韓国人の国家に対する忠誠が感じられた。 

        お勧め度=★★* (★★★★★が最高)

                        「光州5・18」  
                         についての詳細は、

         http://www.otello.com.ua/

    を参考にしてください。解除もこちらからできます。  




 本日はもう一本

                   「ひぐらしのなく頃に」です。
   
人里離れた山奥の村に少年が引っ越してくる。クラスメイトの少女た
ちはみな親切で明るくフレンドリーなのに、どこか暗い陰が付きまと
う。そして次々に起きる殺人事件。山に囲まれた閉鎖的なコミュニテ
ィの因習と隠された醜聞、それらがやがて少年を追い詰めていく過程
で、少女たちの無邪気な笑顔の裏にある邪悪が垣間見えてくる。少年
に絡む少女の張り付いたような微笑は狂気を感じさせる。

全学年あわせて15人しかいない分校に転校してきた圭一は、魅音とレ
ナというクラスメイトと仲良くなる。村の神社の夜、祭具殿という立
ち入り禁止の場所に忍び込んだ圭一は、この村で起きた事件を調べて
いるカメラマンと看護師に会うが、翌日ふたりは死体で発見される。

鬼の伝説、連続殺人とバラバラ死体、村人の奇妙な態度。そういった
ホラー映画必須のアイテムをライティングとアップ、短いカットの切
り替えしで不安をあおる演出は、おどろおどろしさよりもシャープに
圭一の戦慄を伝えようとする意図なのだろう。ただその試みは映画の
流れを細切れにしてしまい、圭一が感じる違和感が具体的な恐怖にま
で蓄積していかないのが欠点だ。

村を支配する神社の呪いに気付いた圭一はレナに襲撃さる。このあた
り物語が飛躍しすぎていて、圭一が命を狙われるほどのことはしてい
るとは思えない。学校に男子が少ない理由や、消えた少年が残したバ
ットの伏線を生かすなど、脚本にもう少し緻密な構成が欲しかった。 

        お勧め度=★★ (★★★★★が最高)

                    「ひぐらしのなく頃に」  
                         についての詳細は、

         http://www.otello.com.ua/

    を参考にしてください。解除もこちらからできます。 




        余|談|
       ━┛━┛

4年ぶりにニューヨークに行ってきたのですが、ホテル宿泊料金の高騰
ぶりにはびっくり。アッパーウエストサイドのプチホテルなのに4泊で
1300ドル以上かかりました。
 
しかもネットや冷蔵庫は別料金。レストランもなくアイスマシーンや
ドリンクの自販機もホテル内に1ヶ所しかありません。
 
まあ、住宅街なのでホテル周りの環境はよく、ダウンタウンまでのア
クセスもいいので何とか許容範囲内。
 
今はドル安の時期だから何とかなりますが原油高・穀物高のツケを払
わされているような気がしてなりませんでした。。。

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