kunioの四方山話
■ [EPISODE1289]ギター・トーク。その2)
Date : 2008/04/22 (Tue)
今、帰りの飛行機の中で書いています。
★ギタートーク。
私たちは、秘密の部屋へ通された。
その部屋には、LPstd‘58、’59、LPc‘55、FV’58、たくさん
の珍しいストラト・・・・・いっぱい。
有名なギター・コレクターHさんの部屋に招かれたのです。
まさに、まさに、宝の部屋。
また会えた。
私:「ジェリー、この1958年製のレスポールは、15年以上前に手に入れそこ
なったギターだ。」
Jerry:「そうだった。」
私:「結構、綺麗なギターだったんだね。」 ※ネックはオーバースプレイされてい
る。
Jerry:「オー、イェース。」
K君:「ふ〜む・・・・。」
トラ目も、色の雰囲気も、品があっていいです。
しばらく、このギターを持ったり、ひっ繰り返したり、写真をいっぱい撮りまし
た。
それから、ちょっと弾いてみる。
シャリン!
オオオ〜。
音の鳴り方が、1958年製らしい優しい音です。
次女:「品のある音。」
この1958年製レスポールは、ゲーリーが2枚のブルースアルバムを制作した時に
使用されたもので、アルバムのバックに載っているギターです。
2枚目を制作後、本人から「売っていもいい。」と話をもらったのです。
90%以上、手中にあったのに・・・・。
残念でした。
次に、1959年製のレスポールを手に取りました。
このギターは、超有名なピーターグリーン(1960年代〜1970年代初頭)と
ゲーリームーア(1970年代初頭〜2005年ごろ??)に引き継がれて使用されたギ
ターです。
私:「この1959年製のレスポール(通称グリーン)は、1960年代からロッ
ク・ギターの音の礎になったギターだ。センター・フェイズの音が特徴です。 このギ
ターにも、また会えた。」
K君:「グリーンという割には、そんなにグリーンぽい色じゃないね?」
私:「君は、若いからわからないかもしれないけどね。 このギターがグリーンと言
われるのは、ゲーリーより前に持っていた人が、フリード・ウィット・マックの元ギタリ
ストピーター・グリーンだったんだよ。 彼の名前がそのままニックネームになったん
だ。」
K君:「へえ〜。」
Hさん:「イエス!」
次女:「このギター、何んかナンシーに似ているね。」
私:「そうなんだ。 色といい、使いこまれた雰囲気といい、確かにナンシーと似て
いるね。 重さは、ナンシーよりも軽いかも? ピン・ストライプのトラ目は、ディッ
キーさんのそれに近い。 大昔、日本の本にこのギターの写真が掲載された時、ハレー
ションがひどい写真を使ったから、薄茶色に映っていたんだよ。 実物はいい感じだ
な。」
次女:「格好いい。」
私:「ヘッドを見てみな。派手にネック折れした跡があるでしょ。」
ジーっ。
次女:「ステージで折れたの?」
私:「いや、交通事故。 その交通事故で、ゲーリーの顎が割れ、このレスポールは
ネックが折れたんだ。」
次女:「可哀そう。」
私:「まあ、色々あるな。」
Eさん:「でも、ゲーリーは、どうしてこのギターを残して、スティル・ゴット・ブ
ルースで使ったストライプ(あの凄いトラ目のギター)を売らなかったんでしょ? 思い
出がいっぱいなはずなのに・・・・。」
私:「そうなんです。 ゲーリーは、当初あっちを売ろうとしたんですよ。でも、あ
のストライプには色々諸事情がありまして、結局、売ることができなかったのです(※こ
こでその理由は書けません)。」
2年前、このギターをちょっと弾かせてもらった時、本当に感激しました。
Hさんは、次々とギターを出してきました。
Hさん:「この1955年製レスポールカスタムは、ポール・コソフ(こちらではコ
ソフ)のレスポールです。」
私:「昔、展示してあったのをみたことがあります。 このギターもあなたの所有品
だったんですね。」
バック・プレートを開けると、裏に本人の名前が書いてありました。
Hさん:「クリームのロード・マネージャー(ストーンズのギターテック故チュチさ
んみたいな名前だった)が言うには、1967年クリームのヨーロッパツアーに借りて弾
いたそうです。」
私:「へえ〜。」
いいギターです。
軽い。
きれい。
Eさんの奥さんが、飲み物やスナックを勧めてくれる。
美味しい。
興奮して喉がカラカラ・・・・・。
その後、ギターが何本も入るツアーケースから、色々ギターを見せてもらい、スト
ラト2本譲ってもらいました。
もちろん、あの3本のレスポールを売ってもいいと言われましたが、あまりにも高
過ぎて、丁重にお断りしました。
もし、具体的に入手したい人はkunio@nancy-g.comへご連絡ください。 手助けしま
すよ。
長くなったので、ここでおしまい。
眠くなったので、ちょっと寝ます。
この続きは、次号を待て。
ZZZZZZZZZZZZZzzzzzzzzzzzzzzzz。
つづく。
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