□■まぶちすみおの「不易塾」日記□■08年5月16日第1280号□■終わらせない道路問題
■□ まぶちすみおの「不易塾」日記 □■
□■2008年(平成20年)5月16日 第1280号■□
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□■終わらせない道路問題
道路で火がついた感のある今国会審議だったが、13日の道
路整備費財源特例法改正案の再議決でなんとなく終局の雰囲気
が漂っている。
一般財源化の中身の話が中心になるのはいいことだが、そもそ
も「必要な道路」とは何か、もっと言えば社会資本整備の根幹
となる道路行政を推進する上で鍵となる道路利用についての基
本認識を整理しなければならない。
そして、どの道路利用の基礎となるのが将来交通需要推計だ。
今国会で、道路行政の根幹となる将来交通需要推計に国会審議
が踏み込んだ意義はきわめて大きいと思っている。
2月12日の予算審議で僕が指摘したことの本当の意味は、デー
タが古いの新しいのなどということではない。
道路行政が「交通需要推計」で動かされているということと、
その推計をいかようにも恣意的に操作できる政官業学のトライ
アングルならぬスクエアで動かされていることに初めて切り込
んだことこそが、最大の意義であった。
とりわけ、政官業の癒着はそのトライアングル構造によって堅
固なものとなっていると再三指摘されてきた。しかし、実はト
ライアングルではなくスクエアとして、学すなわち道路行政を
推進する行政マンを排出する「学府」こそが、この道路という
社会資本整備の方向性を左右しているという現実がある。
科学、工学という分野で行政執行を左右していく構図がこの道
路の世界には厳然とあるのだ。いや道路だけではない。河川も
同様だ。だから国交省は局あって省なしまでに縦割りが徹底さ
れる傾向が強い。
いちよう僕も工学部土木の出身だから、この「学」が「政官業」
を動かしている現実というのは先輩や後輩はじめとする仲間か
らの話も含めて十分にうかがい知ることができる。
先輩後輩や恩師の教授方がひょっとすると悲鳴を上げるような
ことが起きるかもしれないが、ハラくくって取り組む。
秋の中期計画の見直しまで徹底的に国交省を監視し続ける。
僕の中では、道路問題はぜんぜん終わっていない。
これからが、本番だ。
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