大阪日中・えとせとら RSSを登録する

   

※このメールマガジンに読者登録しているメールアドレスのみお取り寄せができます。
読者登録していない場合は、個別ページから登録をお願いします。

メールアドレスを入力して送信ボタンを押してください。
入力したメールアドレス宛にバックナンバーの記事が届きます。

メールアドレス:
2007/04/03

大阪日中友好協会が発行するメールマガジン(経済版)

==========================================================================
    □■□■□■□■ メルマガ「大阪日中・えとせとら」(経済版)■□■□■□■□
==========================================================================
              ◆大阪府日中経済交流協会からのお知らせ◆
                     2007年4月3日(火)K−115号 
=================== http://www.kaigisho.com/keizai/ ===発行部数1,614部====
 ============================================================================
今回の内容は・・・
◇4月の行事案内・・・・第237回例会
◇経済視察ツアー「いま、なぜ琿春なのか」参加者募集
◇連載:呆鳥の徒然がたり/第5回「100人の村の一員として」
==========================================================================
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 第237回(4月)例会のご案内
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
春節のあとのチャイナショックは世界の証券市場を疾風のように駆け巡り、日本はま
だその影響下から立ち直れずにいます。
 3月5日からはじまった中国の全人代は、格差拡大で問題をかかえる国内対策に加え、
対外的にも「労働契約法」や外資優遇税制の見直しなど多くの課題が検討されています。
 4月例会はこうした中国経済の変化に伴う新しい課題について、3月例会に引き続
き情報の提供をお願いすべく、以下の内容にて開催させていただくことになりました。
 「世界の工場」から、世界経済まで揺るがすようになった中国市場においてすでに
進出している外資は新しい政策にどう対応するのか、また「世界の市場」として魅力
を増す中国マーケットのなかで外資は「労働力の払底」、「人件費の高騰」、所得税
や増値税還付の見直しなどどう対処するのか、是非ご拝聴ください。
■とき:2007年4月16日(月)軽食 PM5:45〜6:20(会員交流)
                     講演 PM6:30〜7:30プラス質疑応答
■ところ:軽食 喫茶店「ルビアン」大阪駅前第2ビルB1 
         講演 大阪市立総合生涯学習センター 第6研修室 大阪駅前第2ビル5階
■講演:中国の外資優遇税制はどう変わるか〜その傾向と対策
■講師:近藤友良氏(協会監事・公認会計士/税理士) 
■会費:協会会員無料、一般(スピーチのみ)1,000円
■問合せ、申込は
名前・所属(勤務先)、連絡先(tel、fax)、メルマガを見たと明記の上、
大阪府日中経済交流協会
(tel06-6396-1114 fax06-4395-1113 メール<keizai@mail.infomart.or.jp>
 へ
============================================================================
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■経済視察ツアー「琿春・大連」参加者募集!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中・朝・露三国の国境地点であり、中国沿岸部の未開発地域であるこの地は、環日
本海の経済圏にとって大きな意義をもつ地域です。
ここに開発されている琿春工業団地は、いま日本の各企業が抱えている労働力不足
と物流の問題を一気に解決する場所として、いま、再び脚光を浴びてきています。
現在、この琿春市には西部大開発・少数民族・対露貿易などの優遇政策が重なって
適用されており、人手が潤沢で電力・水道・蒸気なども安く便利な立地です。
さらに近年はロシアのエネルギー・木材、北朝鮮の石炭・鉄鋼・レアメタルなどの
確保のための資源戦略上の拠点として中国中央政府に重要視されることにもなりま
した。
このツアーでは、民営企業や香港・台湾・韓国企業などが進出しつつあり、今後の
大きな可能性を秘めた琿春開発区視察を中心に、大連の日本工業団地なども視察し
て対比検討しながら中・朝・露国境の町を歩いていただきたいと企画しました。
ぜひ多数のご参加をお待ちしています。

日程:2007年5月12日(土)〜16日(水)
主な視察・見学先
琿春:中朝露国境地帯、防川地区、圏河税関(中朝)、琿春税関(中露)バザール
   など
琿春:小島衣料他琿春服装工業団地
図們:中朝国境の橋
延吉:民族博物館
大連:大連日本工業団地など
利用予定ホテル:延吉(白山大廈)琿春(玉珊瑚酒店)大連(スイスホテル)

旅行代金:220,000円(予定)(視察費用含む)
別途費用:燃油加算費+空港使用料14,800円(予定)、渡航手続費:2,100円
旅行取扱:日中旅行社関西支店(tel 06-6531-4644)
企画:大阪府日中経済交流協会

問合せ、資料請求、申込は
名前・所属(勤務先)、連絡先(tel、fax)、メルマガを見たと明記の上、
●大阪府日中経済交流協会
(tel06-6396-1114 fax06-4395-1113 メール<keizai@mail.infomart.or.jp>
または
●日中旅行社関西支店
(tel 06-6531-4644 メール<y-hase@bigchina.jp>)担当:長谷川
まで

============================================================================
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■ 連載「呆鳥の徒然がたり」第5回
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「100人の村」の一員として          
『世界がもし百人の村だったら』(マガジンハウス)は、湖南省桑植県永順県の数校
へ届けることが出来た。この本を中国へもっていくリストに加えてから、太字の本文
だけを訳すのに、一年はかかったのではないだろうか。短い文章(英文付き)なのに、
意味が簡単に読み取れない。そんな時は、思い切って中国語を簡潔にした。
例えば最後に近い一文――『だからあなたは、深ぶかと歌ってください のびやかに
踊ってください 心をこめて生きてください たとえあなたが、傷ついていても 傷
ついたことなどないかのように愛してください…』をどう訳すか、迷い、尋ね、書き
直し――それだけに、どうにか出来上がった時はうれしかった。
『世界には63億人の人がいますが もしそれを100人の村に縮めると どうな
るでしょう。100人のうち……90人が異性愛者で10人が同性愛者です』のくだ
りでは、ある中国留学生から進言があった:「中国の小中学生は同性愛者という言葉
にあまり馴染(なじ)まないでしょう」と。しかしここは原文を尊重してそのまま訳し
た。実際に現地で聞いてみると、彼らは、「知ってる」「聞いたことがある」と、す
ぐに受け入れてくれた。幸いこの小さな絵本には、英文もあるので、学生たち自身で
私の持ち込んだ中国語訳を添削して少しでも良い文にしていこうと、行く先々で提案
した。
本の内容は、ページごとにじっくり反芻(はんすう)させるような数字が多く出てくる
ので、全文をまとめて書き出したプリントを用意した。そうすれば本が見えなくても、
プリントを輪番で声に出して読めば、十分に集中できる。絵本はおみやげに1冊そこ
へ置いてきた。

さて、大阪でこの本の訳者である池田香代子さんの講演があったので、私は興味津々
で出かけた。訳者の口から直接苦労話や打ち明け話を聞いて、とても参考になった。
『100人の村』のEメール原文には、「……なら、……よりましです。」式の文が
多かったので、思い切って数字で表わす文に変えたと言う。なるほどと思った。
彼女は言う:「数字は、各専門機関へいけば、責任もって答えてくれます。たとえば、
同性愛の人数は、医療関係者に相談しました。ここに表わした10%という数字は、
その可能性がある人も含めています。」少し大げさな数字になったとしても、そこか
ら想像がふくらむ。
‘03年版『新華新詞語詞典』(商務印書館)“同性愛”の項には:「西側の統計によ
れば、同性愛者数は約2%をしめる。」とある。中国での数字は出ていない。中国の
山奥、つい数年前までは、貧困のため未就学の子どもたちが少なくなかった地域でも、
“新語”の“同性愛”を知らない学生はほとんどいなかった。いたかいないかは聞い
ていないが、関心はすごくあったように思う。
本の中の数字について、池田香代子さんは、講演のなかで、興味深い表現をした。
「例(たと)え話(ばなし)としての数字は、現代の民話とでも言えるのではないでしょ
うか。」『世界がもし百人の村だったら』のあとがきには、編集者からのメッセージ
もある。「本文中の数字は、事実に基づくフィクションです。」たしかに、同性愛者
10%という数字は多すぎるかもしれない。しかし、可能性として、現在の社会を想
像することができる。同性愛者は、どんなに多くても、社会の中では、少数派に属し、
偏見、差別の目で見られやすい。その人権に関わる項目が、本書の終わりの方に数ペ
ージ続く。これも訳すのに骨が折れた。
『もしあなたが いやがらせや逮捕(たいほ)や拷問(ごうもん)や 死を恐れずに 信
仰や信条、良心に従ってなにかをし、物が言えるなら そうでない48人より恵まれ
ています………』
 多くの日本人は、逮捕や拷問はなく、良心に従って生きられていると考えるかもし
れない。でも、この数字を、アムネスティの統計を参考にして考えたい池田さんや編
集者は、難民認定を渋る日本、ハンセン病に対する偏見差別を持ち続ける日本を、人
権が認められない国と見るので、日本人全体が、「そうでない48人」の範疇(はん
ちゅう)に入る。このように考えると、多くの人口を抱える中国や、インドや、アメ
リカなども、さまざまな人権問題を内抱する。すると、「良心にしたがって、なにか
をする人」52人は、多すぎることになる。
しかし、この「100人の村」は、Eメールの中のバーチャル世界ではない。
山を越えて家を離れ、宿舎生活をしている中国の小中学生たちは、突然の停電でも、
すばやくローソクを用意して、その明かりの下で、この本に集中した。読み終えたあ
と、しばらくおいて聞いてみた:
「みなさんは幸せだと思う?」
「幸せだよ。」と男子学生。
「どうしてそう思う?」
「だって、ぼくは字が読めるんだ。」(私はすぐに彼らの家族の中には、文字が読め
ない人たちがいることに、思い至った。)彼らは、文字が読める幸せと同時に、村の
中には、文字や数字が表わせない幸せもあることを、感じ取る力を持っている。
 この本には、複雑な国際関係もいっぱい見えてくるけれども、基本的には、ここの
学生たちが考えたように、「村人の一員」である「自分」はどうなのか、というとこ
ろから出発する。そして何より、あまりにも違いすぎる他の「99人」とどう暮らし
ていくかが、問題となる。
呆鳥(呆報196号より)
============================================================================
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【編集後記】
============================================================================
この3月、呆鳥さんとともに湖南省湘西地区をまた訪問してきた。
ある団体から教育支援を受けている女の子と今回で3回目の邂逅だった。父親は病気、
母親はゴミ拾いをして生計を立てているという。彼女は自身の家庭状況を話し始めた
時、思わず目から大粒の涙をポロリとこぼした。
昨年9月彼女は中学を卒業した。父親は昨年他界したという。進学をあきらめ、町の
レストランで働いていたが、月450元のお給料では弟や妹のいる家族の生活は到底まか
なえない。この4月から広州に働きにでることにしたという。彼女はそれまで援助して
いた一行の一人に別れの挨拶をするために、仕事を休み、家で採れたというみかんを
大きな袋にいっぱい詰めて20kmの道をやってきた。肩を抱くと145cmにもならない
体はまだまだ小さな少女の体つきだった。彼女はまたもや眼に一杯の涙をためて「広
州に行ってもがんばります」と言って帰って行った。
その広州に帰国のための乗り継ぎで一泊したが、広州の街は超高層ビルが立ち並び、
彼女と同年齢の女の子たちが最新のファッションで携帯を手に街を歩いていた。聞く
ところによると援助交際などといった問題もすでに起きているという。
格差がより拡大している中国、これからどうすすんでいくのだろう?(な)
============================================================================
□ ご案内の行事に、どうぞお気軽にご参加ください。
    皆さまのご意見、ご感想もお待ちしています。
 
□ 大阪府日中経済交流協会  <keizai@mail.infomart.or.jp>
   〒552-0021 大阪市港区築港2丁目8-24 piaNPO 5階
    TEL:06―4395―1111 FAX:06−4395−1113 
===============================================================登録/解除の方法
・ http://www.kaigisho.com/keizai/merumaga.htm
・ http://www.mag2.com/
  「大阪日中・えとせとら・メールマガジン」は、上記URLより登録/解除
  可能です。
 
■バックナンバーはこちらでご覧ください。
・ http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000048270
===============================================================================
★大阪国際商業振興協会(IBO)上海 ★大阪市上海事務所
http://www.ibo-shanghai.com/     http://www.shanghai.or.jp/osaka-city/
 
★ALIBABA.COM.JAPAN        ★上海の情報なら、何でも揃う「まるごと上海」
アリババジャパン 日中貿易の架け橋   http://yousworld.com/marugoto/
http://japan.alibaba.com/
===============================================================================
□■アドレス変更・登録解除はこちらから
http://www.kaigisho.com/keizai/merumaga.htm
============================================================================== 
□■□  メルマガ「大阪日中・えとせとら」 (不定期・月1〜2回発行)
■□■  発行元: 大阪府日中友好協会  事務局
□■□  ホームページ:http://www.kaigisho.com/keizai/
■□■  メルマガ管理者: 大阪府日中経済交流協会  事務局 
□■□  お問い合せ: keizai@mail.infomart.or.jp
■□■  マガジンID: 0000048270
□■□  【メルマガ「大阪日中・えとせとら」の転載・ 複写 を禁止します】
===============================================================================