東大出版会メールニュースNO.165(書評紹介,10月刊行予定)
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■東大出版会ニュース◆NO.165◆
2007年9/28 (現在登録者3945名)【まぐまぐ殿堂入り!】
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★━━目次━━★
▼最近の話題(書評紹介)
▼近刊予定(2007年10月刊行予定)
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◇最近の話題◇
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◆『ソシュール 一般言語学講義』コンスタンタンのノート 紹介!
フェルディナン・ド・ソシュール/影浦 峡・田中久美子訳
A5判 228頁 税込3150円/本体3000円 ISBN978-4-13-080250-5
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☆東京新聞9/23書評欄「テーマで読み解く現代」欄☆(評者:西垣 通氏)
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「…言葉の記号と意味についての体系的な学問は,記号論とか記号学とか呼ば
れ,二十世紀の思想に大きな影響をあたえた.これには二つの流れがあって,
第一は言語学者フェルディナン・ド・ソシュール,第二は論理哲学者チャール
ズ・パースがそれぞれ開祖とされている.日本では,一九八〇年代にいわゆる
ポストモダン・ブームが起きたのだが,これの理論的支柱となったのはソシュ
ールの記号論である.近年その講義の新訳である,『ソシュール 一般言語学
講義―コンスタンタンのノート』…が刊行されたのは大変嬉しい.…」
◆『地方分権改革』行政学叢書5 書評!
西尾 勝
46判 304頁 税込2730円/本体2600円 ISBN978-4-13-034235-3
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☆日本経済新聞9/16書評欄☆(評者:北村 亘氏)
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「地方分権推進委員会や地方制度調査会での経験をもとに,地方分権改革の分
析的な説明と当事者としての回想,今後の改革の方向性と手順への具体的な提
言が織り交ぜられた「異色の書」である.…本書は教訓を交えた実務家へのメ
ッセージにとどまらず,竹中平蔵氏の『構造改革の真実』に続く,実務経験を
学問の世界へフィードバックする本格的な試みである.本書の知見をもとに地
方分権改革に関する体系的な知識を蓄積していくのが評者たちの世代に投げか
けられた課題である.」
◆『シリーズ国際関係論』(全5巻) 紹介!
猪口 孝編
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☆日本経済新聞9/16書評欄「フロントライン」欄☆
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「グローバル時代の国際関係を考える双書「シリーズ国際関係論」(全五巻)
が二十日,東京大学出版会から刊行される.国際関係をめぐる主要なテーマに
ついて,第一線の研究者が書き下ろす.平易な記述で論点を理解しやすくした.
…担当編集者の奥田修一氏は「各巻とも理論的なバックボーンにもとづき,現
代的な国際問題を細かく分析する内容.一般読者にもわかりやすく,大学のテ
キストにも使ってもらえるだろう」と話している.…」
●シリーズ国際関係論1『国際社会の秩序』篠田英朗
46判 280頁 税込2625円/本体2500円 ISBN978-4-13-034251-3
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-034251-3.html
●シリーズ国際関係論2『平和と安全保障』鈴木基史
46判 272頁 税込2625円/本体2500円 ISBN978-4-13-034252-0
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-034252-0.html
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◇近刊予定(2007年10月刊行)◇
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http://www.utp.or.jp/bd/2007/10/
※悠久の西洋法思想を大胆に描き切る一大叙事史 上旬刊行
◆『法思想史講義 上』古典古代から宗教改革期まで
笹倉秀夫(早稲田大学法学部教授)
A5判 336頁 税込3780円/本体3600円 ISBN978-4-13-032340-6
「近代法」誕生の地である西洋の法思想を,古代から現在まで通観した決定版テキ
スト.上巻は古典古代から宗教改革期までを論じる.プラトン,アリストテレス,
イエス・キリスト,トマス・アクィナス,マキアヴェリ,ルターなど,重要な思想
家と彼らが生きた時代・社会を鮮明に描き出す.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032340-6.html
※第3・4回同時配本(全12巻) 上旬刊行
◆コレクション認知科学1『認知科学の方法』
佐伯 胖(青山学院大学文学部教授)
46判 304頁 税込2520円/本体2400円 ISBN978-4-13-015151-1
認知科学の特長は「何をしてもいい」ということだ.しかし,おもしろい研究をす
るには,自らが拠って立つメタ理論を持たねばならない.研究を志す者たちを先導
(扇動)してきた著者が,自身のメタ理論的研究法のあくなき探究の過程を示し,
知的興奮を伝える.巻末には,【解題】わが国に「認知革命」は起こったのか(佐
伯 胖)を新規収録.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-015151-1.html
◆コレクション認知科学8『音楽と認知』
波多野誼余夫編(元放送大学教授)
46判 192頁 税込2520円/本体2400円 ISBN978-4-13-015158-0
音楽がわかる,おもしろいと思う認知過程はいかなるものか,優れた作品はいかに
デザインされているのか,演奏が「構成的」「創造的」と言えるのはなぜか,よい
聴き手の条件とは何か――人が日常を芸術に取り込み,また日常へと還元するしく
みを追究する.巻末には,【解題】逸脱を予知しながら生じる音楽の情動(村尾忠
廣)を新規収録.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-015158-0.html
★コレクション認知科学[全12巻]編集委員・戸田正直ほか★
http://www.utp.or.jp/series/cognitive.html
※第3回配本(全5巻) 中旬刊行
◆シリーズ国際関係論3『国際政治経済』
飯田敬輔(東京大学大学院法学政治学研究科教授)
46判 272頁 税込2625円/本体2500円 ISBN978-4-13-034253-7
グローバル化する世界で,政治と経済はいかに関連しているのか.通商・金融をは
じめ,開発や環境,人の移動といったテーマを題材に,日本の事例を多くとりあげ
ながら,国際政治経済論の主要理論を解説する.理論と実証により解明される国際
政治経済の実相.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-034253-7.html
★シリーズ国際関係論[全5巻]猪口 孝編★
http://www.utp.or.jp/series/kankeiron.html
※中旬刊行
◆『地域再生システム論』「現場からの政策決定」時代へ
西村清彦監修(日本銀行政策審議委員)/御園慎一郎・大前孝太郎・服部 敦編
(総務省官房審議官・慶應義塾大学総合政策学部准教授・中部大学高等学術研究
所特任教授)
A5判 256頁 税込2625円/本体2500円 ISBN978-4-13-032210-2
少子高齢化・グローバル化の影響が強まると同時に,地方分権が進展しようとする
今,地域社会が自立するための「地域再生システム」が求められている.その中核
をなす特区・地域再生制度の特徴や活用方法,地域再生の担い手育成などについて,
現場経験を踏まえた執筆陣が提言・解説する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032210-2.html
※下旬刊行
◆『家族協定の法社会学的研究』
越智啓三(東京医科歯科大学非常勤講師)
A5判 560頁 税込13650円/本体13000円 ISBN978-4-13-036132-3
農家の各成員の間で結ばれている契約,家族協定.高崎市の農村でのフィールド・
ワークを基礎に家族協定の実態を調査し,さらにそこから窺える日本人の契約意識
を探る.人々が契約を明確に意識し,しかも自発的に遵守している,そうした実践
を何が可能にしているのか,その条件は何か.法社会学の基本研究書.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036132-3.html
※法改正・最新判例を踏まえ全面改訂した好評テキスト 上旬刊行
◆『刑法各論 第2版』
林 幹人(上智大学法学部教授)
A5判 536頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-032342-0
各論を理論的に体系化した好評テキストを全面改訂.刑法改正・最新判例を踏まえ
るとともに,更に分かりやすい記述に徹し,レイアウトも一新することで更なる深
い理解へと導く.法学部生・法科大学院生・司法試験受験生・法曹関係者のみなら
ず,裁判員制度を控えすべての人にとっての必携書.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-032342-0.html
※下旬刊行
◆『衆議のかたち』アメリカ連邦最高裁判所判例研究(1993〜2005)
藤倉皓一郎・小杉丈夫編(同志社大学法科大学院教授・弁護士)
A5判 376頁 税込5775円/本体5500円 ISBN978-4-13-036130-9
研究者・法曹数十人からなる岡原記念英米法研究会によるアメリカ連邦最高裁判所
の判例評釈集.固定されたメンバーによる合議によって維持された,レーンクイス
ト・コートの議論の跡をたどりながら現代アメリカ法の実相を探る.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036130-9.html
※下旬刊行
◆『国家・教会・自由』スピノザとホッブズの旧約テクスト解釈を巡る対抗
福岡安都子(マックス・プランク・ヨーロッパ法史研究所客員研究員)
A5判 480頁 税込7980円/本体7600円 ISBN978-4-13-036137-8
本書は,今日改めて問い直される近代立憲主義の公理――「国家からの不干渉原則」
「公−私の分離」――の歴史的射程を見定めるべく,その起源に遡る.国家と教会,
個人の領域についての議論が激しく交わされた17世紀オランダ,とりわけスピノザと
ホッブズの正典解釈に焦点を当て,近代の始原を解明する.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-036137-8.html
※下旬刊行
◆『実験経済学』
川越敏司(公立はこだて未来大学システム情報科学部准教授)
A5判 288頁 税込3990円/本体3800円 ISBN978-4-13-040234-7
近年発展めざましい実験経済学の全体像を体系的にまとめた意欲作.さまざまな実
験例を提示しながら既存のゲーム理論を再検討し,歴史的・文化的な社会経済制度
の制約の下でなされる人間行動のあり方を追究する新たな方法論の構築をめざす.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-040234-7.html
※中旬刊行
◆『サーチ理論』分権的取引の経済学
今井亮一・工藤教孝・佐々木勝・清水 崇(九州大学留学生センター准教授・北海
道大学大学院経済学研究科准教授・大阪大学大学院経済学研究科准教授・関西大学
経済学部准教授)
A5判 256頁 税込4410円/本体4200円 ISBN978-4-13-040235-4
多くの財やサービスは,限られた情報と選択肢の中で取引が行われている.こうし
た局所的・分権的取引を包括的に分析できるツールとして,経済理論分野で注目を
集めている「サーチ理論」を概説する,本邦初の作品.労働市場や貨幣理論といっ
た分野での応用に役立つ.
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※物理学者たちの生涯を歴史・文学・音楽・映画とともに 下旬刊行
◆『哲学者たり,理学者たり』物理学者のいた街
太田浩一(東京大学名誉教授)
46判 248頁 税込2625円/本体2500円 ISBN978-4-13-063602-5
苦悩と挫折を乗り越えて不朽の仕事を残した物理学者たち.歴史,文学,音楽,映
画などの話題を織りまぜて,彼らが生きていた街角に読者を案内し,彼らの実像に
せまる珠玉のエッセイ集.歩きに歩いて物理学者を探す著者の旅行記が楽しい.貴
重な写真も満載.
◎詳細は下記へ↓
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-063602-5.html
※中旬刊行
◆大学数学の入門7『線形代数の世界』抽象数学の入り口
斎藤 毅(東京大学大学院数理科学研究科教授)
A5判 288頁 税込2940円/本体2800円 ISBN978-4-13-062957-7
現代数学を支える線形代数.本書は,ジョルダン標準形や,双対空間,商空間,テ
ンソル積などを解説した,さらに進んだ線形代数を学びたい人たちのための教科書
である.数学特有の「ことば」や「考え方」についても随所で説明.基本的例・問
題も多数.
◎詳細は下記へ↓
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◇編集後記◇
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突然の辞任で世間を驚かせた安倍前首相の地元の大先達・木戸孝允宛てに送られ
た書翰を編集・初公刊して話題を呼んでいる『木戸孝允関係文書』(全5巻).西郷
隆盛や坂本竜馬からの書翰を収める第3巻は11月刊行予定ですが,彼ら倒幕の志士と
行動を共にしたのが「鞍馬天狗」.さて,今週発売の『近代日本の思想家』既刊10
冊の新装復刊にあたり推薦の言葉をお寄せいただいた鶴見俊輔先生の『鶴見俊輔書評
集成1』(みすず書房)に収録された『鞍馬天狗』の書評では,鞍馬天狗の思想は誰
の思想と同定されているでしょうか? 答は『近代日本の思想家』全11人の中に!
この『鞍馬天狗』の作者・大佛次郎の名を冠した「大佛次郎論壇賞(第3回)」を
『平和構築と法の支配』(創文社)で受賞した篠田英朗先生の『国際社会の秩序』
(シリーズ国際関係論1)は,国際秩序を支える価値規範を歴史的経緯を踏まえ平易
に解説した1冊.鈴木基史先生『平和と安全保障』とともに先週同時発売.(た)
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