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2008/03/07

虹の国・南アフリカ情報 508

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 ★☆★ 『虹の国・南アフリカ情報』 ★☆★ Vol.508 2008.03.07発行

                 《南アフリカ情報》

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◆ジンバブエ(6)南アフリカとの関係

前回のジンバブエの大統領選挙では、現職のムカベ大統領が当選しました。
選挙後、南アフリカのムベキ大統領は、英連邦へ復帰して経済援助を受けるた
めに、野党(MDC)との連合政権案を示しましたが、ムカベ大統領は聞く耳
を持ちませんでした。

南アフリカのムベキ大統領がこのような働きかけをしたのは、アフリカ連合の
議長国であったことによるかもしれません。
南アフリカの新聞には、「ムベキはムカベに軽くあしらわれた」というような
記事がありました。
南アフリカはアパルトヘイト時代、地下組織だったACN(アフリカ民族会議)
のトップ層は、政治犯として逮捕されることから逃れるためにジンバブエなど
で潜伏生活を送っていたそうです。
ムベキ大統領の父親なども、ジンバブエのムカベ大統領にお世話になったはず
であり、「ムベキ大統領などは子ども(幼児)扱いされた」と書かれていまし
た。

ジンバブエはインフレーションにより、最近では1000万ジンバブエ$紙幣
を発行しています。
ハンバーガー1個が1500万ジンバブエ$といわれていて、経済は末期症状
です。
もう手遅れの状態になっているのかもしれませんが、今年5月の大統領選挙と
国会議員選挙で野党が勝たなければ、ジンバブエの復興のチャンスはなくなっ
てしまうかもしれません。


◆ジンバブエ(7)南アフリカの大統領の場合は

ジンバブエのムカベ大統領は独立以来、数十年間、大統領に就任していて、大
統領というよりも国王(?)のようになりつつあり、国の資産も私的な資産も
つかなくなっているはずです。
アフリカの国は、多民族(多部族)国家で、長い間大統領職に就任していれば、
必ずや自部族を優遇する政治になりつつあるのかもしれません。

南アフリカの大統領任期は、2期(10年)までと決められています。
この2期10年は、後継者(次期大統領)に政策を引き継ぐことができなけれ
ば短いようにも思えます。
南アフリカの前大統領のマンデラ氏は1994年に就任し、口約どうりに1期
5年で退任し、その政策をムベキ大統領に引継ぎました。
ムベキ大統領に引き継いだというよりも、マンデラ大統領時代の政策の草案は、
当時の副大統領のムベキ氏が作ったともいわれています。

今回の南アフリカの電力問題もそうですが、1994年から15年経つのに成
果の上がってない政策があります。
2009年に交替する南アフリカ大統領は、現在のANC議長のズマ氏が有力
視されていますが、ムベキ大統領とは政策路線が少し違うみたいですので、不
安を持っている経済関係者がいるかもしれません。
南アフリカは、ホップ(マンデラ前大統領)、ステップ(ムベキ大統領)の後
に、ジャンプ(?次期大統領)ができるかです。
その真価を世界に示せるのは、2010年のサッカーWカップの成功かもしれ
ません。

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              関連ホームページ
        http://www1.ocn.ne.jp/~yeboo/southafrica/
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電子メールマガジン: 『虹の国・南アフリカ情報』
           mag2 ID : 0000038631
発行元: 沢木宏志

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