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2008/07/16

【山崎拓 130】北海道洞爺湖サミットは成果あり

7月7日〜9日に開催された北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)が終わりました。
議長を務めた福田康夫首相は、「環境・気候変動問題」・「開発・アフリカ問題」・
「北朝鮮等政治問題」等について“率直に本音で議論し、激しくやりあう場面も
多々あったが、おかげで多くの成果を生み出すことが出来た”と満足感を
表明しました。

「環境・気候変動問題」については、2050年迄に世界全体の温室効果ガス排出量を
少なくとも50%削減を達成することを目標として世界に呼びかけることで
合意したことは大きな成果でした。

今回のサミットは、原油や食料の高騰等により現下の世界経済情勢に暗雲が
立ち込めていることから、その打開策が真剣に話し合われました。
特に、石油価格の高騰への対応に関しては、エネルギー効率と新技術に焦点を当てた
エネルギーフォーラムを開催するとのイニシアティブが打ち出されました。

私は36年前の第一次石油ショックの時代に初当選しましたので、エネルギー問題に
多年取り組んで参りました。
その立場から確信をもって言えることは、環境・気候変動問題対策の為にも、
石油や石炭への依存度を軽減して、原子力発電をもう一度見直す必要がある
ということです。

例えば、出力100万kWの石炭火力を稼動するためには、年間236万トンの石炭を
必要としますが、原子力発電だと濃縮ウラン僅か21トンで済み、
かつCO2の発生量を500万トン減らすことが出来ます。
サミットの合意を実現するためには他のどんな方策よりも有効であり、
日本も現在は発電力量の30%弱を原子力に依存していますが、
少なくとも50%以上にすべきでしょう。


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