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2008/07/15

[Eigatetudou 280715 ]

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     ご乗車ありがとうございます!      ─280715号車 ─
    
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☆もくじ
 『ヒデちゃんの近況』
 『ルパン三世 - カリオストロの城』
 『早春物語』
 『サイドカーに犬 』
 『犯人に告ぐ』
 『椿三十郎』

『ヒデちゃんの近況』
 こんにちは。暑くなりましたね。お元気ですか?
 テレビ事情ですが、木村拓哉の「CHANGE」が話題になりました。
 前半はそこそこ面白かったのですが、後半は少し息切れがしたようで見てい
 ても疲れました。木村拓哉には、敢闘賞を上げましょう。
 
 「ラスト・フレンズ」は、内容的によくまとまっていて面白かったですね。
 上野樹里と長澤まさみのキャスティングが功を奏したようです。
 
 「篤姫」は相変わらず好調なようで、家定(堺雅人)の死には泣けました。
 寝所における二人の会話も味わい深かったですね。

 では映画の世界へ出発しましょう。

『ルパン三世 - カリオストロの城』 
監督:宮崎駿 
制作:1979年

ルパンが五右衛門が次元が大活躍するアクションアニメの古典的傑作。
彼らの縦横無尽な戦いは、血湧き肉躍る。

とはいうものの本当の主役は、どっこい彼らではなく、クラリスという可憐な
美少女だった。

ルパンを慕う清らかな瞳のクラリスに、さすがのルパンも手が出せない!
清純すぎるからだ。
彼女の淡いラブストーリーはかなわなかった。

だからこそ記憶に残るラストシーンが生まれた。
銭形警部の言葉に、クラリスははじめて自分の気持ちを知る。

ルパンよ、ちょっと格好良すぎるんじゃないか?!

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『早春物語』
監督:澤井信一郎
出演:原田知世 林隆三
制作:1985年

「時をかける少女」のあどけない少女からこの「早春物語」で原田知世は、ち
ょっぴり大人の女性になった。
それがこの映画の見所だ。

鎌倉で出会った梶川(林隆三)という中年男、これがなかなか格好良いのだ。
父親(田中邦衛)とは正反対。そんな父親も再婚を考えている。

その梶川のことを次第に好きになっていく瞳(原田知世)。
しかし梶川と瞳の母とは・・・、とストーリーは興味をつなぐ。

中年の男性に異性を感じるのは、いまに始まったことではないが、それはひと
つには頼り甲斐があるということだろう。
人生経験、経済力、優しさ等々、若者には太刀打ちできないような中年の魅力
が。

思いつめた瞳が叫ぶ「私を抱いて下さい!」
乙女の願いは、せつない。
体当たりの熱演に原田知世の女優を見た。

瞳の心の成長と原田知世の成長がオーバーラップする。
そして爽やかな彼女の歩みは、もう大人への仲間入りをしているのである。

早春物語 廉価(期間限定)
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『サイドカーに犬 』
監督:根岸吉太郎
出演:竹内結子
制作:2007年

奇妙な味のする作品である。

父の愛人と過ごしたひと夏の思い出は、少女にとってその後の人生に大いなる
影響を及ぼした。
その爽やかな関係性を描いた佳作。

どこから来るのか、父親とどこで知り合ったのか、少女はまったく知らない。
そんな謎の女が、こちらの想像力を掻き立てる。

竹内結子の復帰第一作は、おもしろい新キャラでの登場だ。
男のような振る舞いや性格と思いきや、一人でしくしく泣いていたりする。
自転車で通ってくる。
食事の支度をして、また自転車で帰る。
とらえどころのない謎の女。
素顔は何処に!

透き通るような竹内結子の美貌に、再会に、喜んだのは私一人ではあるまい。
少女と「謎の女」の空気感をうまく作り出した根岸吉太郎監督の手腕に拍手し
よう!

サイドカーに犬
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『犯人に告ぐ』
監督:瀧本智行
出演:豊川悦司 石橋凌 小澤征悦 笹野高史
制作:2007年

連続児童殺人事件にたずさわった警視・豊川悦司の活躍を描く。

捜査のために家庭を顧みない捜査官たち。
出世第一主義の警察官僚。
視聴率競争の中で右往左往するマスコミ。
犯人にスポットを当てるのではなく、刑事、警察官僚、マスコミ内部を主に描
いた群像劇である。
そして報道番組を利用して、捜査官が犯人に呼びかけるところが、この作品の
ポイントである。

圧倒的な豊川悦司の存在感が映画を引っ張って行く。
笹野高史の名脇役ぶりも健在だ。
いいねえ、このコンビ。

しかし幼い子供に手をかける犯人像が、いまひとつ希薄なの何故だろう。
あまりにも警察内部の摩擦を描き過ぎたからか。
昨今の犯罪事件の恐ろしさに、我々自身が麻痺しているからだろうか。
いずれにしても飽きさせない展開は、必見の価値ありといえよう。

犯人に告ぐ
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犯人に告ぐ雫井 脩介
価格:¥ 1,680(定価:¥ 1,680)
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『椿三十郎』
監督:森田芳光
出演:織田裕二 松山ケンイチ 風間杜夫 中村玉緒 豊川悦司
制作:2007年

黒澤明監督の名作「椿三十郎」(主演:三船敏郎)のリメイク版。
出演者は当然ちがうが、脚本は同じだ。
巨悪に立ち向かう素浪人・椿三十郎の活躍を描く痛快時代劇。

リメイクは、簡単なものではない。
黒澤作品を見た者にとっては、比較せずにおこうと思っても無理な話で、どう
しても比べてしまう。

で、主演が織田裕二である。
時代劇に慣れていないせいか、背伸びをしているようで、どうも落ち着かない。
故意に貫禄をだそうとしているような気もする。

それに対して室戸半兵衛役の豊川悦司は、まずまずの出来といえるだろう。
前作の衝撃クライマックスシーンは、当然変更してある。
それは言わない・・・。

前作を見ていない若い人々には、意外と新鮮な時代劇に映ったのかもしれない。
前作がモノクロだったので、椿の赤い花びらがとても印象的だった。
また屋敷内を流れる小川の清流が、オアシスのように心地よい。
まるで彼ら青年武士たちの心意気のように。

森田芳光にとっても時代劇は、手探り状態ではなかったろうか。
そう勘案すれば、よくまとまっているといえる。
リメイクは、やはりむつかしいものだなあ。

椿三十郎 通常盤
価格:¥ 2,400(定価:¥ 3,990)
http://www.amazon.co.jp/dp/B0014B89YS/ref=nosim/?tag=eigatetudou-22

(車掌)ご乗車誠にありがとうございます。
    次回も引き続きご乗車いただきますようお願い申し上げます。
    See you again!

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