★ Mail Magazine:「ザ・教室」No.608
**********************************************************************
<<<<★ Mail Magazine:「ザ・教室」2008-03-01 No.608>>>>
|>>
______|______
______| ∞ |______
※ | □□ □□ □□ □□ □□ | ※ ※
※ | □□ □□ □□ □□ □□ | ※ ※ ♀ ♀♀
_‖_| □□ □□ □□ □□ □□ |_‖_‖_♀/□\♀♀_____♀TTTTT_♀♀
[配信数:986通]
**********************************************************************
このメールマガジンは「小学校 教師からのメッセージ ザ・教室 blog」の
記事や、しおちゃんマンの発行する日刊学級通信の記事を紹介しています。
*--------------------------------------------------------------------*
★小学校 教師からのメッセージ ザ・教室 blog
http://shiozaki.info/mt/
▼2008年02月24日 2008年手帳
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/02/2008.html
▼2008年02月25日 キャラを(た)てる
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/02/post_1221.html
▼2008年02月26日 3月になったら削除
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/02/3_18.html
▼2008年02月27日 学校評価08
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/02/08_1.html
▼2008年02月28日 明日「送る会」
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/02/post_1222.html
▼2008年02月29日 すべて教委のサーバー内で
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/02/post_1223.html
▼2008年03月01日 実は明日10km走ります
http://shiozaki.info/mt/archives/2008/03/10km.html
*====================================================================*
【今週の日刊学級通信(小学校5年生の教室)】
*--------------------------------------------------------------------*
[目 次]
NO.179 心の学習
NO.180 当事者性(1)
NO.181 当事者性(2)
NO.182 ♪よく声が出ています
NO.183 当事者性(終)
----------------------------------------------------------------------
◆ザ・教室2008[2007年2月25日(月曜日) NO.179]
[心の学習]
先週、保健の授業で心の問題について勉強しました。
特に思春期については、子どもたちもいろいろ考えたようです。
今の時期は、前思春期といって、「前」をつけていい時期だと思います。
思春期の入り口で、大人の言うことにたいしてウルサク感じて反抗したり、
かと思うと、急に甘えたり、といったことが繰り返される時期だと思います。
ほとんどの子が、親の指示に対して、ウルサイナーと感じることがあるよう
です。
さてこのように、今の時期は大人にとっては、大変むずかしい時期なのです
が、子どもたちにとっては、この時期を「くぐら」ないと、大人になれないわ
けです。
つまり、こういった時期のない子は、なかなか自立してくれないという問題
もあります。手のかかった子ほど、自立できたり、あとで親を大切にしてくれ
たりするといったことも、このことと無関係ではないようです。
さてそれでは、この時期、大人として、親としてどのように接していけばよ
いのでしょうか。
一つは、今までよりも意図的に、子どもの話をきくことです。つまり、しゃ
べらせてみることです。
二つ目は、大人としての話…、たとえば、将来について等々、親の経験を大
いに話してあげることです。
そして三つ目は、甘えてきた時に、小さい時以上に甘えさせてあげることで
す。ちなみに、甘えさせることと、甘やかすことは違います。そこは間違えな
いようにして、安心できる場所を家庭につくっていくことです。
以上、私自身も親として苦労した経験から書いてみました。
参考程度にお読みいただければけっこうかと思います。
----------------------------------------------------------------------
◆ザ・教室2008[2007年2月26日(火曜日) NO.180]
[当事者性(1)]
先日の保護者会で、「当事者性」という言葉を使いました。もしかしたらこん
な言葉はないのかもしれないのですが、どこかで聞いたこと、使ったことの記
憶があるので使ってみました。私が使う時の意味は、
・無関心ではいけない。
・誰もが、自分の問題としてとらえて、問題の解決のために参加していくこと
・すると、無関係のものなどいないということに気がつくこと。
といった意味でよろしいかと思います。
たとえば簡単な例で考えて見ましょう。
ちなみに、私は下記のいたずらは本校で昨年度、はじめて見て驚きました。
そしてこの学年で、今もやっている子がいます。
●一人の男子(A君)が、一人の男子(B君)の後ろに回って、いきなり両手でズ
ボンを下ろすいたずら。
●パンツも一緒に脱げてしまい、まわりの子も大笑い。
●B君は泣いて傷つく。
●A,Bの二人を呼んで事情を聞くと、AはBが先にやってきたからだと答え
る。Bも、自分が先にやったことを認める。
さて、こういった事件で、悪いのは誰だ?と問うとしたら、いったい誰が悪い
のでしょう?という問題です。
もっともここでは、何が悪かったのかを問うことは大切ですが、誰が悪かった
のかを問うのは、あまりいい指導だとは考えていません。
ただ、子どもたちはどう考えているのかを知りたいので、聞いてみました。
(つづく)
----------------------------------------------------------------------
◆ザ・教室2008[2007年2月27日(水曜日) NO.181]
[当事者性(2)]
昨日の続きです。
昨日書いたような事件について子どもたちに「誰が悪いのか」を問うと意見
がわかれました。最初にやったBが悪い。仕返しをしたAが悪い。笑って見て
いたまわりが悪い。エトセトラ…。それぞれもっともな理由を述べて意見が言
えるようになりました。そこで次に、自分はどの位置にいるタイプなのかを聞
いてみました。つまり、
1.先にちょっかいを出してしまうタイプ。
2.それに対してキレて仕返しをしてしまうタイプ。
3.まわりで見ているタイプ。(注意したくてもできないことも含む)
この三つのどのタイプですか?と聞いてみると圧倒的に3番だという子が多い
わけです。それで次のように言ってみました。
「この教室で同じようなことがあった場合、または自分がいじめられたり、仲
間はずれにされた場合、残念ながらこのクラスでは、それをとめる人や注意す
る人がほとんどいないことがわかりました。そのことをまず頭に入れておきま
しょう。そして、このクラスで自分がいじめや仲間はずれなどにあった時にど
うしたらいいのか真剣に考えてみる必要があります。」
ちょっときついようですが、残念ながらこれがこのクラスの現実なのです。
これは私の責任が大きいと思っています。
しかし、子どもたちもぜひ自分の問題として考えてみてほしいのです。
(次回、このシリーズ最終回)
----------------------------------------------------------------------
◆ザ・教室2008[2007年2月28日(木曜日) NO.182]
[♪よく声が出ています]
予定通りであれば、本日、六年生を送る会のリハーサルを保護者の皆様に公開
できたと思います。(この通信は前日書いています)
そこでもおそらく感じると思うのですが、この学年は合唱の声がとてもよく出
る学年・子どもたちだと思います。
何年も教師をやっていると、同じ高学年でも、なかなか声が出ない学年もある
のですが、この学年はよく出ていてすばらしいと思います。
「声が出る」というのは、小学生の場合は、実は音楽の技術的なものではない
のです。「関係性の問題」だと考えています。
「関係性」というのは、子どもたち同士、そして教師と子どもたちとの関係が
どのようになっているかということです。
関係がよければよく声が出るし、関係があまりよくないと出ない、といという
ことです。
大人でもそうだと思うのですが、知らないメンバー、仲の良くない者同士の中
で精一杯の声は出せないですよね。
また、信頼できる大人がそばにいれば、安心して声が出せるものです。
そういった意味で、子どもたち同士、教師と子どもたちとの関係を問うのに、
合唱の声が出ているかどうかは、私にとってはいいものさしだと考えています
しかしこれらはあくまでも、全体的なトーン(雰囲気)の話でして、多くの子の
関係性は良好だけれど、個々にはいろいろな悩み、思いを持っているのが高学
年です。
そういったことにこそ、私たち教師や保護者のみなさんは目を向けなければな
らないのだと(も)思っています。
----------------------------------------------------------------------
◆ザ・教室2008[2007年2月29日(金曜日) NO.183]
[当事者性(終)]
もうすぐ六年生です。子どもたちのクラス替えはありませんから、このメン
バーで小学校最後の一年間をすごすことになります。いろいろな意味で大切な
一年間を迎えようとしているわけです。そんな一年間を、いじめや仲間はずれ
のないクラスにしていくためにはどうしたらよいのでしょうか。当事者性を持
てるようになるためにはどうしたらよいのでしょうか。その七つのヒントを出
しておきます。
1.友達のことを家の人や先生に話しているか。
(自分のことではなく、友達のことです)
2.教師や親は、子どもたちの話を聞いてくれているか。
そんなことよりも勉強しなさいと、突き放していないか。
3.何かあった時に報告することを「言いつけ」「ちくり」「いい子ぶりっこ」
と否定するような雰囲気がクラスにないか。
4.まじめさや、一生懸命さを見せることを恥ずかしいと思ってしまうようなク
ラスになっていないか。
5.一生懸命やることに対して、親が「適当にやっておけばいいのよ」といった
メッセージを無意識に子どもたちに発信してしまってはいないか。
6.子どもが、自分以外のことで行動しようとすると、人のことをかまっている
暇があったらまずは自分のことをやりなさい、といったメッセージを発信し
てしまっていないか。それはそれで妥当ではあるけれど、子どもはそれを間
違って(他のことには無関心でよい)受け止めてはいないか。
7.子どもたち同士が話し合う力と、その前提である、信頼関係で結ばれている
か。
以上を、担任と保護者が連絡を密にして進めていく必要があります。
そんな心配はない、子どもたちは毎日楽しく登校していると安易に考えずに
また、自分の子どもは被害者ではなく、加害者の立場にたつことの可能性が高
いことを確認して、つまり親がまず当事者性を持って、来年度もぜひ楽しい、
思い出に残るクラスにしてほしいと思っています。
◎⇒------------------------------------------------------------------
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 全国生活指導研究協議会 (全生研) ┃
┃ http://zenseiken.web.fc2.com/ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
**********************************************************************
▼インターネットの本屋さん「まぐまぐ」
http://www.mag2.com/
マガジンID:0000019734
▼購読変更・解除はこちらからどうぞ。
http://www.mag2.com/m/0000019734.htm
-----------------------------------------------------------------+++++
■お問い合わせ先■
しおちゃんマン mailto:shiochanman@nifty.com
**********************************************************************