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2009/11/11

長嶋 修 の「不動産言いたいホーダイ!」

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■■    不動産コンサルタント 長嶋修の「不動産言いたいホーダイ!」
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■■    Produced by http://www.nagashima.in
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こんにちは。
不動産コンサルタントの長嶋修(ながしまおさむ)です。
http://nagashima.in

●大阪 【賃貸経営フェア】

※11月23日(月・祝)の【賃貸経営フェア】で基調講演をさせていただきます。
 私の前の特別講演は三宅久之さん。 at 新大阪。無料。
(お問い合わせはセキスイハイム近畿0120-558-162)

※11月28日に行われる不動産投資勉強会のテーマがきまりました。
 詳細はこちらから ⇒ http://fd-toushi.com



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□ 「 ジリ貧 」 か 「 バブル 」 か? 賃貸住宅経営 今後の可能性
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これから不動産投資家、アパート・マンション大家さんにとっては、
激動の変化の時代が訪れます。

これまでのコラムでもご説明してきたとおり、
住宅市場の憲法改正である 「 住生活基本法 」 の制定を契機として、
今後大きな政策の転換が行われるためです。


続きはこちら⇒ http://bit.ly/3lHYUc



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□    デフレ脱却の「勝間案」で巻き起こる論争
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Twitter(ツイッター)
http://twitter.com/nagashimaosamu

のなかで、非常に面白い議論が起きています。

(Twitter(ツイッター)は早期の利用をオススメします。
 そのうち、いまのブログのように、誰もが使うツールになります)

勝間和代さんが、

まず、デフレを止めよう
~若年失業と財政再建の問題解決に向けて~
http://www.katsumaweb.com/market_eye_mtg.pdf

という提案を、政府に対して行ったことについて、

専門家が噛み付き、またこのテーマで、
さまざまな人がさまざまな論議をしてます。

勝間さんの主張は、はしょって簡単にいえば

1.日本経済はすでにデフレスパイラルに陥っている
2.デフレで若年層の失業が増加している
3.だからデフレはよくない
4.金融政策が大事
5.政治主導でインフレ率の目標の設定を
6.日銀には説明責任を
7.1ドル=120円の時限的な固定相場制の導入

というもの。

これに対し例えば池田信夫氏は、
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51308005.html

1.それは10年前の古い議論の劣化コピーだ
2.金融政策でデフレ解消できるわけではない
3.2%程度のインフレが望ましいという「物価安定の理解」は
  日銀も共有している
4.だから勝間案はダメ
5.かといって対案があるわけではないが、強いてあげれば
  労働生産性の引き上げや資本市場の活性化など、
  生産要素の効率的な再配分

というもの。

勝間さんの、世の中を何とかしたいという想いと行動力。
池田氏の見識に充分な敬意を表した上で、私の見解など。

さて。
これらはどちらも正しさを含んでおり、誤解もあり、誤りもあります。

まず、日銀の白川総裁などはまだ、
デフレスパイラルにあるなどどと認めていません。

日銀は「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で
21年度がマイナス1.5%、22年度がマイナス0.8%、
23年度がマイナス0.4%と物価下落が3年間続くとの予測。

それでも「デフレと呼ぶかどうかは定義次第」としています。

それでも、これは数値の分析やIMFの定義など見るまでもなく、
市井に生きる私たちはデフレを肌身に感じています。

経済にとってデフレスパイラルとは本当に怖いものであり、
だから、そこから脱却するという勝間さんの提案はそのとおりだと思います。

ただしそのときに、金融緩和だけでそれが解決できることにはなりません。
これはすでに、それだけではダメだったですよね、という経験が、日本にはあります。

「緩和が足りなかった」との見方もありますが、
そこは他政策とのバランスの問題で、私はそうは考えません。

有効な政策のひとつである、ということは間違いありませんが。

もちろん日銀の融通の効かなさというか、
ある種の危うさも私的にはやや危惧しています。

それから、インフレターゲットを設定するというのは、
池田氏によればすでに共有されているとのことですが、

ほとんどアナウンスされていない、つまり、
世の中には知られていませんから、そこはアナウンスが必要です。

1ドル=120円へというのはまったく賛同できません。
こういった不自然さは経済をゆがませます。

そして池田氏の対案には、私は大賛成です。
その上で、財政政策をどのように行うのか。

例えば公共工事は現在、かなり忌避されていますが、必要なものものもあります。

過去に構築したインフラがかなり劣化しています。

このような公共物の修繕や更新は充分に行い、
経済の乗数効果も利用すればいいと思います。

かつて高橋是清は、積極的な財政政策を行いましたが、
その後軍部の暴走によって暗殺されました。

そして戦争へ突入しましたが、アレがなければあの政策は、
成功裏に終わっていたのではないかと私は思います。

だから基本的には積極財政路線でいいと思います。

またその際の財源論については、基本は国債発行でいいと思いますし、
それができないなら規律をきちんと整えた上で、
政府紙幣の発行を視野に入れてもいいと思います。

しかしそこまでしなくとも、普通に国債発行でOKでしょう。

現在、プライマリーバランスという目標はなくなり、
債務対GDP比率だけが残りましたが、

これを改善するには、国による財政出動を、
乗数効果が高く他の政策との連動性も高い分野に、
積極的に配分することでGDPは伸び、負債の比率は改善できるはずです。

しかしこのような政策を進めるには、政府の借金はすべて問題だとか、
日本は財政危機だとかいうバランスの悪い風潮を、

まずは解消する必要がありますので、民主主義の下では一定の時間がかかります。

強行しようとすれば暗殺されるとか?
歴史の反復のような状況になるかもしれません。

他方で、年金や社会保障の改革などで、社会の安心感を醸成したり、
産業のイノベーションを興したりということも同時に行わないと、
うまくいかないでしょう。

政府への「信頼」。
そして「信用」から成り立つ経済。

結局のところ、信頼とか信用とか、数字では計れないものが、
国家運営や経済の基盤である以上、

数字だけの議論・理論だけでは成り立たず、
かといって印象論や感情論だけでは危うく、

双方のバランスを取りながら議論を積み重ねることを、
いま私たちはまさに必要としていて、
それをやっている最中、というところです。

勝間さんにはがんばってほしい。
こういった論議が起きること自体が素晴らしいことです。

また専門家には、不備や不見識の指摘ではなく、
プロとしての建設的な、わかりすい説明を望みます。

それから自分の領域で言えば、経済における不動産の扱い方は、
金融商品であるという側面も充分に考慮したうえで、

住宅は生活の基盤であるという側面を忘れず、
また、内需経済はもちろん、観光や文化の情勢にも寄与するという点も、
しっかり踏まえたうえでの議論を望みます。

不動産全般は金融的な取り扱いでこのところややゆがみ、
とくに住宅は長いいきさつの中で複雑な問題を抱えています。

ご興味があればこちらをご一読ください↓↓↓


「ポスト成長経済社会」を豊かに生きる方法
 ~不動産のプロから見た日本経済の活路~ (PHP研究所)長嶋 修著
 http://bit.ly/1WAqfj

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【後記】

先日はさくら事務所メンバーの懇親会でした。
ここしばらくそういった機会もなかったので、本当~に久しぶりです。

ハイボールを飲みつつ、みんなの様子をあらためてうかがっていると、
感謝の気持ちとか、謙虚さとか、ある意味の怖さとか喜び、
強い気持ちや覚悟とか、それはもういろんなものが湧き上がってきます。

「個人向け不動産コンサルティング」などという、
 http://bit.ly/5sc5H

それまでまったく一般的ではなかったことを事業として、
よく普通に企業としてやっていられるものだと、
実は常々思っているのですが、なんだかんだと11年目に突入しました。

それもこれも、私に関わる人たちの実力や運や努力や、
いろんなモノが折り重なった結果です。

もちろん私もそれなりに努力してきましたが、
多分、それは全体の中で見ればたいした影響力はなく、

むしろ私は船に乗せてもらっている立場なのではないかと、
そんな感覚を持った次第です。

自分で言うのもアレですが、周りに優秀な人がいる経営者は幸せです。

私は人付き合いがあんまり、というかぜんぜん!うまくなく、
むしろ苦手意識すらあるのですが、思えば人生、
なぜかいつも人には恵まれています。

だからそのような状況が、自分の中で当たり前になってはいないだろうかと、
思わず自身を点検してしまいました。
(多分、空気のように当たり前になってました)

2次会はまたまた久しぶりにカラオケに突入。

事務所対面にある、オフィスビルをコンバージョンした店で、
ひとしきり歌ってしまいましたが、メンバーが歌ったこの曲に衝撃↓

なんという才能。芸術が持つ凄みや危うさを孕んでいます。

Coccoは知人に好きな人がいましたし、この曲はかつてCMにも使われていましたが、
いまごろになってガツンとやられましたとさ。
http://www.youtube.com/watch?v=ANzEREI6Ffw


長嶋修(ながしまおさむ)
http://nagashima.in


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   私の人生の目的は
   「人と不動産のより幸せな関係を追求し、
   豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」です。

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 個人向け不動産コンサルティングサービス
 (株)さくら事務所  代表取締役
 TEL:03-3661-5277 FAX 03-3661-5285
 http://www.sakurajimusyo.com

 仲介手数料無料・半額・割引
 ハウスハウス(株) http://www.house-house.jp/

 中古マンションリフォームの(株)ライフデザイン
 http://www.life-design.co.jp  取締役

 中古注文住宅を実現するブランド<Renon─レノン>
 (株)しあわせな家  取締役  http://renon.cc

 不動産投資家倶楽部  エクシードエックス  主宰
 http://www.fd-toushi.com

 NPO法人  すまひとプロジェクト  理事長
 http://www.sumahito.com

 日本ホームインスペクターズ協会  理事長
 http://www.jshi.org
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