2009/09/09
【創作者のためのマーケティングエッセンス】第14号 仕組み作りという創作
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[第14号]━━━━━━━ ★☆★ 創作者のためのマーケティングエッセンス ★☆★ ――第14号 仕組み作りという創作―― produced by <相羽裕司(あいばゆうじ)> ━━━━━━━━━━━━━━━━━ http://aiba.livedoor.biz/ ━━ どうも、相羽です。 最近自分で絵を描き始めたので、 画集をちょくちょくと収集していたりします。 やっぱり実際に自分で始めてみると視点も変ってくるというか、 何か、画集から受け取る情報なり感動なりが、 現在1レベル上がったような気がしている状態です。 ブログなんかで少しだけ書いていましたが、 現在一番見ているだけで脳が刺激されて、 仕事机の脇に置いて片時も離さず、 何かある度にちょくちょく眺めているというのが、 TYPE-MOONエースvol.3っていう雑誌の15Pに載ってる、 早朝の街を傘をさして歩く青子、という絵です。 (来年発売予定の「魔法使いの夜」という作品のワンシーンを切り取った絵です) これは何か視覚から入って、 頭の中枢の大事な辺りをチクチクと刺してきますね。 そもそも奈須きのこさん(シナリオの方)へのもろもろのインタビューから、 「魔法使いの夜」が氷室冴子少女小説の文脈上に捉えられる作品だというのが ほぼ確かなんですが、 氷室冴子さんとか、僕の創作活動の原点なんですよ。 子どもの頃、自分の持ってる漫画は全部読んじゃって暇で(笑)、 姉の部屋に忍び込んで少女漫画を読んでいたのが、 今の創作活動の原点です。 このメルマガだけ読んでいると僕が創ってる作品自体の話は あんまり出てこないですが、 明らかにその頃に読んだ少女漫画の影響、 そして、 それらの原作に名前を連ねていた氷室冴子さんの影響が今の僕にはあります。 (ちゃんと漫画から入って、原作の小説も読みました;) そんな氷室冴子さんの影響にある僕が思い浮かべている 少女小説像っていうものを、 「魔法使いの夜」は理想系として体現しているのですよ。 いや、まだ発売してないんですが(笑)、 でももう、公開されている、上であげた1枚絵を見ただけでも、 それが分かる。 構造と実存、 内面の理想と外界の現実、 強きを尊びながらも、弱者を捨てきれない、 etc... 諸々が、既に凄い振動で伝わってくる。 いやー、2010年発売予定とのことですが、 これをプレイする(PCゲーム、いわゆるビジュアルノベルです)までは死ねないですね。 たぶん、 発売したあかつきには一週間くらい 「魔法使いの夜」休暇をとって、 延々とプレイしながら専用のブログを作ってプレイ日記だけ書く日々を送る、 ということをやりたいと本気で考えていますので、 私も購入予定です、プレイ予定ですという方いらっしゃいましたら、 その時はよろしくお願いします(笑)。 さて、 自分への自戒にもなりますが、 そういう来年の楽しみが訪れたときに、 気兼ねなく遊び倒せるように、現実の今は一生懸命に学び、 コツコツと本気で活動していきたいと思います。 という訳で、 今日は前半が「創作活動における仕組み」の話で、 後半がそれに絡めた、 今日で締め切りとなる僕の秋期講座に関する補足のお話です。 ではでは、今日も張り切っていってみましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★★《 目次 》★★★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】仕組みを作りながら創作活動しよう 【2】秋期講座の募集、今日までです 【3】編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【1】仕組みを作りながら創作活動しよう ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメルマガのテーマは創作と収入であります。 で、この創作と収入という観点から、 まずは仕組みというものを作るとどういう 良い点があるのかというのをイメージして頂くために、 ある日の僕の1日を簡単に紹介させて頂きます。 その日、 僕が行った活動は、 自分のコピー誌を製本し、申し込んで頂いた方々に発送するというものでした。 コピー誌自体にページ数があり、 またかなりの数を発送しましたので、 その日1日かけてやった活動はそれだけとなりました。 食事を作ったりの家事をこなしつつ、 普通に母親の介護もやりながらですので、 だいたい、1日でそれしかできなかったのです。 あとは、ちょっとブログを更新した程度。 で、普通の感覚で考えると、 この日の僕の活動は、収入的にはゼロで、 およそ仕事とは呼べない、という人がいると思います。 収入ゼロどころか、 コピー誌に関してはこの段階ではほぼ送料しか受け取っておらず、 コピー代を入れると赤字という状況でして、 むしろそれだけを見ると、収支はマイナスです。 ゆえに、この1日のこの活動の点だけを見ると、 やれお金を稼いでいない、非生産者だ、ニートだ、と、 心無い批判を受けたりもしそうな感じです(笑)。 なんですが、 この「コピー誌を作って発送する」という1日が何の収入も生み出さなかった かというと、それは違うんですね。 えー、同じ1日の話です。 頭を柔軟にして聞いて欲しいのですが、 僕はコピー誌を製本している合間に、軽くメールをチェックします。 そうすると、 メールボックスに、 僕のこのメルマガのバックナンバーが売れたという自動報告のメールが入っていました。 と、現在は3150円で販売していますので、 とりあえず消費税とかめんどうな部分を抜いても、 3000円の収入が発生したことになります。 また、 コピー誌を発送し終わった後、 夜寝る前に、 そういえば今日は出品していたオークションの 終了日だということを思い出しました。 一応どんな状況かとブラウザでヤフオクの自分のページを開いてみたら、 出品していた画集に入札が入って3500円になっているのを知りました。 と、ここでも3500円の収入が発生です。 合計してみると、 僕は基本的にコピー誌作りという活動しかしていなかった1日だったはずなのに、 1日で6500円の収入が手に入っていたということになります。 日給で6500円なら、 まあ一般的なバイト代の相場と比べても、なかなかなんじゃないでしょうか。 しかもポイントは、 僕は自分で書いた絵と小説のコピー誌の製本と配送という、 はなはだしく自分がやりたいことをやっていただけ、ということです。 やりたいことを淡々とやっていただけで、 その直接やっていたこととは別のところから、結構な収入が入ってくる。 この日はたまたまイーブックとヤフオクでしたが、 ある時には自分の個人誌に申し込みが入ったというメールだったり、 あるいはブログ経由でDVDがアフィリエイトで売れたという情報だったり、 だいたい僕の収入形式は普段からこんな感じです。 こういう現象が起こる理由は何なのか? というと、 それが、 僕はそのような創作と収入に関する仕組みを作っているから ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ と、なります。 どうでしょう。 多少はイメージできたでしょうか。 僕はただやみくもに創作活動に没頭している訳ではなく、 ブログにホームページにメールマガジン、 そして一部オークションなど(これは最近は縮小傾向ですが)を使って、 収入に繋がる仕組みもしっかりと作っているのです。 その仕組みをコツコツと、しかししっかりと作ってきた自信があるので、 その時その時の創作活動に集中しつつ、 また時には新しいことを始めたりできるんですね。 この創作活動の背後に収入にも繋がる仕組みを作っておくということの 一番のメリットは、 まあお金が手に入るという即物的な部分ももちろんあるんですが、 それ以上に大事なのはやりたい創作活動に集中できる、という点ですね。 下手に、お金に媚びて自分の創作を曲げる必要がなくなるということです。 自分の創作を曲げないとか言うとちょっと崇高な言い回しですが、 ようは、堂々と創作活動ができるということです。 と言うのも、 現代社会って、 お金にならないことをやっていると、凄い非難されるじゃないですか。 (逆にお金になる活動を非難する風潮も存在しますが、 それは今から述べる現代社会に浸透している価値観を前提としているからこそ 出てくる、カウンター的な逆方向への「揺れ」です) 創作活動とか、特にその非難の対象になりやすいというか。 学生の方だと、 創作活動やってますとか言ったりバレたりすると、 「そんな無駄なことやってないで勉強しなさい」って言われたり。 (これはそう言う人の頭の中に前提として、 学校のお勉強は必ず将来のお金に繋がるという旧時代の 考え方がこびりついているからです) 社会人の方だと、 「そんな無駄なことやってないで働いて、あるいは家族サービスして」 って言われたり。 これは、 前回のメールで書いた資本主義というものが覆っている今の世の中では、 とにかくお金が第一とされているので、 お金を手に出来る活動をやっていないと社会からも承認されないという話と 関連している現象であります。 まあいいのか悪いのか、 現在の世の中はそういう価値観で回っているのだということは、 少々リアリストになって理解しておかなくてはならないと思います。 統計があるとかではなく、僕の直感ですが、 50%、いやもっといって70%から80%くらいは、 この理由によるものじゃないでしょうか。 クリエイターが創作活動をやめる理由、 つまり、「お金にならない」っていう理由でやめてしまう。 単純にもうどうにも生活できなくなったというパターンもあるでしょうが、 それ以上に、 「お金にならないことを一生懸命やっているお前は悪だ」 といった感じの、資本主義社会の価値観に根ざした周囲からの圧力に、 精神の方が負けてしまって筆を折るというクリエイターがかなりの数いると思います。 その点僕のように、 創作活動の周囲にちゃんとお金にも繋がる仕組みを作っているクリエイターは、 そういった他者からの圧力には、めっぽう強い訳です。 上であげた、 お金にならないことを一生懸命やっているなんてお前は悪いヤツだといった類 の非難を向けてくる他者に対しては、 「いや、実はお金にもなる仕組みを作っているので、 その論理では僕の活動は非難できないんだ」 と、涼しい顔をして活動を続けられるのです。 そういう非難をしてくる他者を見返してやろう的な 貧しい気持ちを持つ必要はまったくないんですが、 ようは、 資本主義社会の中で基本となる価値観と照合しても、 非難される言われはないという分かりやすい免罪符を手に入れることで、 自分の創作活動に集中できるということですね。 これは、結構大きいと思います。 意外と、この周囲のプレッシャーというのは強く、 本当に気が散ってしまって創作活動の邪魔になるんですよ。 「まったく稼げていないけど私の創作はホンモノで絶対価値がある」 と強い信念を持ち続けられる人は良いのですが、 わりと難しいことだと思います。 それくらい、 教育経由でメディア経由でと刷り込まれ、 潜在意識に刻み込まれている一般人のお金至上主義の感覚は強いですし、 その点においてなんらかの形で満たされていない不満を、 他者(この場合はお金に繋がらない創作活動をやっているあなた)への 攻撃に転化して自己を保とうとする人も多いのが、 やや残念な感じですが現在の状況ではないかと思います。 マジで、 親兄弟に、時に伴侶にも、あとはネットで、 ボロボロに言われますから、 頭から角をはやして、 「なんでお金にもならないのに創作活動なんてするの!(怒)」 みたいな感じで(笑)。 そういう訳で、 是非ともこのメルマガを読んでいるあなたに関しては、 そういう圧力に心がボロボロになり、筆を折ってしまう前に、 創作活動と同時に、 クールに(笑)それを収入にも繋げる 仕組み作りにも注力して欲しいなと思います。 お金主義という価値観を根拠に活動を非難してくる他者に対して、 メールマガジンのバックナンバーなりあなたの個人誌なりが 売れたことを告げるメールの受信音を聞きつつ、 涼しい顔で、 「まあ、そのお金を根拠にした論理も、私の活動は既に内包済みなんだけどね」 とつぶやく。 あなた自身は想像力を羽ばたかせて自身の創作世界の構築に集中している。 そういうのが、いいんじゃないかと僕なんかは思いますね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【2】秋期講座の募集、今日までです ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さて、 上で書いた仕組みを作るというお話はこのメルマガでは実は 何回も書いていて、 参考図書としましては、 このメルマガのバックナンバーが一番早いです。 なのですが、 今回はもうちょっと生の情報と言いますか、 実感が伴った学習ができるといいかなと思いまして、 本日募集最終日の僕の秋期講座では、 募集ページの特典3の「WEB戦略実況中継」という コンテンツ(というよりもコーナーみたいなものでしょうか)にて、 僕が一からブログを作って、 四ヶ月で実際に最初の販売に繋げるまでの流れを、 僕の意図などを解説しつつ、使ったサービス名の具体名、 実際に行った方法などをあげつつ、と、盛りだくさんで 実況中継的にお送りさせて頂きます。 その一から作るブログ (正確には作った、ですかね。もう5記事くらいは更新しているので) には、 ランゲージダイアリーみたいな既に1日1000ユニークアクセス あるようなブログからは4ヶ月の間はリンクを張りませんので、 本当に、ほぼ1から可能な方法のみで作っていく様子を、 タイムリーに目撃できます。 「仕組み」のうちのひとつを、 「ああ、こうやって作るんだ」というのを、 かなり腑に落ちて頂けるコンテンツにするつもりです。 講座本編はわりとちゃんとしたマーケティングとコピーライティングの 授業みたいな感じですが、 この特典3が、単純に面白いと思いますし、 必要な人には必要なんじゃないかな、と思っております。 で、それ以上に具体的、かつ個別的に、 あなたが仕組みを作っていくのをがっちり応援して欲しいという方には、 さらに上のコースとして、マスタークラスを今回は用意させて頂いております。 春期講座の方から連続して受講してくださっている方限定で、 先行中の先行募集した分のお二方のマスタークラスは9月に入ってから 既に始まっているのですが、 そのうちのお一人は、 9月に入ってからはじめてブログを作ったという、 失礼ながらわりと初心者の方です。 ただ、行動力があって、 僕が出したアドバイスや改善案をすぐに実行してくれるんですね。 それでいて結構自分でも考えていてくれている。 おまけに、スカイプ面談でちょっと雑談がてらに出した 学術方面の文庫まで買って「読んでみてます」とメールくれるくらい、 気合が入っているという (いや、この本自体は本当、4ヶ月で一つの仕組みを作ってみるという この方の場合の目的とは直接は全然関係ないんですが(笑)、 まあ根本的には全てが創作活動にも仕組み作りにも繋がっていくということで)。 なかなか見所あるなというか、 この感じなら、 今の所一からはじめている感じですが、 4ヶ月で最初の販売くらいまではちゃんと いくんじゃないかなと期待しております。 ブログ名がそれじゃ全然ダメだと愛のある(笑)ダメ出しをメールで送ったら、 翌朝にその方のブログをチェックしてみたら、 もう既にちゃんと新しい名前になってましたから。 そういう感じで、 やる気のある方、ピンときた方は、マスタークラスも歓迎しております。 試験などを設けておりますが、 一番大事なのはやる気と、直感的に僕をコーチとして頑張ってみた場合、 視界が開けそうな予感があるか、ですね、やっぱり。 その点は、申し込み頂くと少しだけアカデミックな試験問題が送られてくると思いますが、 あんまり考え込む必要はないです。 ある意味なすがままというか、 素の自分のままで誠実にコミュニケーションをとっていれば、 ちゃんと出会うべくしてコーチ(今回の場合僕ですね)とプレイヤー(あなたですね)が 出会うようになっていますので。 縁がなかった場合も、今回はたまたまタイミングが合わなかったんだと、 それだけだと思いますので。 (この辺りが、学校教育の受験とはだいぶ違う部分ですね) と、そんな 「WEB戦略実況中継」という特典と、 マスタークラスの募集がついている秋期講座の先行募集は、 締め切りが今日までとなっております。 特典は本日限りで封印となりますので (これは単純に僕の労力上の問題が大きいです)、 その点はご了承ください。 僕としては良き出会いを期待しつつ、 本日23:59分まで受け付けております。 クリックして最後のご一考をして頂けたらと思います。↓ http://www3.plala.or.jp/languagelanguage/ebook/lecautumn2009.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【3】編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ さて、 今回は秋期講座の先行募集最終日に配信ということで 編集後記もそのお話なのですが、 上で書いた一から作っているブログとは別に、 ランゲージダイアリーをはじめ既存のメインブログでも、 冬には一冊新しい小説個人誌を出す予定で現在動いております。 作品自体は既に書き終わっているので これはほぼ確実なんですが、 この新しい個人誌販売のマーケティング面の話も、 特典3の「WEB戦略実況中継」ではさせて頂こうと思っています。 こっちは同じ実況的なコンテンツでも、 少し高度な感じでしょうか。 たぶん、企業のマーケティング担当者の方なんかが読んでも参考になると思います。 今は個人でこれだけやっている時代なのか、的な。 ではでは、 秋期講座本編でにしろ、 次回のメールでになるにしろ、 また次の機会にお会いできるのを楽しみにしています。 仙台はさすがに秋の気配が感じられ始めた今日この頃です。 季節の変わり目、風邪など引かぬよう、お気を付け下さい! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前に配信していたメルマガのバックナンバーイーブックです。 (26号以降~現在配信しているこの新しいメルマガのバックナンバーも 購入者専用のページで全部閲覧可能になります) ↓ http://www3.plala.or.jp/languagelanguage/ebook/mct.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇マーケティングを学びながら 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