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年間150冊のビジネス本書評
見えない時代を切り開くビジネスパーソン必見

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−★【ビジネス書評】 成功者になろう!★−

本日の一冊

部下を定時に帰す「仕事術」 佐々木常夫





東レ経営研究所社長の著者が、最短距離で成果を出すための効率的な仕事術を公開した一冊です。



仕事術の本に関しては、様々な分野の人が様々なテーマで出版しており、正直食傷気味ですが、この一冊はそんな中でも極めて秀逸な内容に仕上がっています。

基本的には、デッドラインを決めて計画的に仕事を進める重要性が論じらています。

こうしたデッドライン仕事術は多くの本で書かれていますが、本書が他の「仕事本」と決定的に違うのは、著者の息子さんは自閉症、奥さんがうつ病という家庭環境で、家族のために絶対定時に帰らなければならず、そのために必死に知恵を絞って編みだした超実践的な仕事術が語られている点です。



日々の仕事を効率よく、そして最短で成果を出すために考え抜かれた仕事のノウハウは実に的確で説得力があり、「これは」と思える使えるノウハウ・ドゥーハウが数多く提示されています。

またノウハウだけでなく、仕事の背景や上司の意図をきちんと理解して仕事をこなす大切さ、長時間ダラダラ働くのではなく重要な仕事を見極め一点集中で仕事を終わらせる重要性、事実ベースやゼロベースの思考法など、優秀な人なら必ず身につけてる「考え方」も、きちんとアドバイスされておりノウハウ+αを吸収することができます。

その他、仕事ができる人のタイムマネジメント論や結論ベースのメールやコミュニケーション術、社員を活かす経営論など、オリジナリティーのあるアイデアが付加されていて実にためになります。



「あの人は仕事が早い」「あの人の仕事は的確だ」「あの人は仕事ができる」という評価を得たいビジネスパーソンにはお勧めの一冊です。





★本日の共感★


・仕事ができるかできないかは、「能力の差」よりも「仕事のやり方」の差が大きいのです。少しくらいの能力の差は、考え抜く努力と工夫によって克服することができます

・仕事に取り掛る前に、「この仕事は2週間で済ませる」とか「3日で完成させる」といった具合に、その業務に費やすべき工数を明確にして計画的に取り組む必要がある・・・計画的に仕事をしないがために、多くのムダが発生している・・・プライオリティの高い仕事を選択し、自らデッドライン(締め切り)を決めて追い込んでいくこと

・「仕事は終わったところから始まる」・・・「ああ、やっと仕事が完成した」と思って、しばらく放っておいた経験はないでしょうか?そして2〜3日発ってから再度そのリポートを読み返してみると、また違ったアイデアや、もっとレベルの高い発想などを思いついたということはありませんか。つまり、仕事は2〜3日寝かせておいて、再び見直すと新たな付加価値を付けることができる可能性があるということです

・去年の手帳と今年の手帳と2つの手帳を同時に持ち歩く・・・去年の手帳をながめていると、その時期に何が起こるか、何がイベントとしてもたれるかといった予測がつく

・名刺の保管は日付順が便利。・・・人間は、人の名前や会社名は忘れても、いつごろ会ったかということは比較的記憶にあるものです。ですから、一番探し出しやすいのは日付順なのです



・ビジネス・メールで大切なのは正確さと簡潔さです。まず結論を書くべきなのです・・・気が利いているなと思うのは、「このメールへの返信は不要です」「変更あるときのみ返信ください」「急ぎのメールではありませんので、時間のあるときお読みください」などと書いてあるメールです

・複数の連絡事項がある場合に、ダラダラと文章を書く人がいます。これは、読み解くのに時間がかかるのでNGです。「以下3点を連絡します」と記したうえで、必ず箇条書きにします・・・「伝えるべきことは何か」ということをよく考えて、ムダなく正確に表現し、さらに、相手の立場に配慮しているかということも確認したうえで送信していだたきたい

・自分勝手に「相手はきっとこう考えているはずだ」という思い込みは避け、当たり前だと思っても、必ず相手に確認することが大切です。「当たり前」と思うときこそ、「思い込み」の可能性があるのです・・・「仕事を始める前に訊く」「仕事の途中で訊く」―これを実行するだけで仕事のムダは減らせます

・仕事は、「今やる仕事」「後でやる仕事」「自分がやる仕事」「人にやらせる仕事」の4つに分類することができます。仕事が発生したときに大事なことは、「人にやらせる仕事」を見極めて、極力自分でやらずに済ます・・・一番その仕事についてわかっている人に頼むのが、「成果」を生み出すための近道なのです

・自分に向上心さえあれば、何でも成長の材料になります。その「材料」を成長の糧にするのは、「上位者だったらどう考えるだろう?」という意識なのです。この視点を忘れずに自己研鑽すれば、必ず「結果」を出せるようになります



・何か仕事にとりかかるときに重要なことは、事実をきちんと把握しておくことです。事実の確認が不十分なら、すべての仕事がムダに終わってしまいます。例えば、「経営戦略」や「営業戦術」を立案する場合にも、「今、何が起こっているか」「問題の原因は何か」といったことが完全に理解されていなければ何も始まりません

・他の会社へ転職しても通用するスキルを磨いておきなさい

・リーダーになるような人は、放っておいても自らの力を高める努力をするものです。もちろん、リーダーを組織的、体系的に育成する教育は重要ですが、大多数を占める一般社員の教育こそ最もたいせつなものです。それなくして、企業や社会の健全な発展はない

・「仕事の成果は仕事で報いる」・・・自己実現欲求を満たしてくれるスケールの大きな仕事や、やりがいのある難しい仕事を任されたときの喜びは大きいものです。ある仕事で成果を出した人には、このように仕事で報いるのが正しい

・社員は「設備」ではありませんし、目一杯フル稼働させれば成果が生まれるというわけでもない・・・真に「大事なもの」を見極めて、効率的に仕事に取り組めば確実に成果が生まれるのです。「目一杯フル稼働」されることは、むしろ「大事なもの」を見えなくしてしまうのでとても危険です

・「働きやすい」という評価を獲得した会社では、社員も会社も成長していきます。なぜなら、社員が会社に誇りをもち、仕事の生産性が向上することによって「強い会社」になっていくからです





◆◆◆◆今日の質問◆◆◆◆

あなたは、ムダなく効率的な仕事術を確立していますか?



★★★★こんな方におすすめ★★★★


○成果の出る仕事術を身につけたい方
○日々の仕事で一杯一杯な方
○効率重視の仕事術を身につけたい方

とっつきやすさ
☆☆☆☆☆
必読度
☆☆☆☆☆
総合評価
☆☆☆☆



■■■今日の一言■■■


会社には「思い込み」によるムダが蔓延しています。

例えば上司から「おい、このデータまとめておいてくれ」と言われて、いつものように「はい、分かりました」と受けて、データをまとめたとします。

やっとの思いで編集して提出してみると、「いやこのまとめ方ではなく、こうして欲しかったんだ」と言われてやり直しを命ぜられます。

これは、ムダの典型的なパターンです。

上司から仕事を任されたときに「どういう風にまとめましょうか」とか「まとめたデータを何にお使いになるのでしょうか」と質問をしておけば、そうしたムダは防げますし、何に使うかを知っていれば、「こんな情報も取れたのでつけておきました」と新たな価値を付加することができます。

私の経験上、「こういう風にまとめればいいだろう」的な「思い込み」を無くせば、仕事のムダはかなり減り、効率も上がるものだと実感しています。


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読んでいただき誠にありがとうございます。

いいことを考えましょう。

素晴らしいことを考えましょう。

私たちは自分の運命を素晴らしいものにしていくことができます。

本は心を高めてくれます。

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