美しい心を持ち、夢を抱き、懸命に誰にも負けない努力を重ねる人に
神はあたかも行く先を照らす松明を与えるかのように
「知恵の蔵」から一筋の光明を授けてくれるーー
これは稲盛和夫さんの言葉ですが、最近、まさにこの言葉に当てはまるような経験をしました。
ここ2年ほど仕事ばっかりしているのですが
そうなると
人生の一番の不幸は「煮詰まり」になり、
人生の一番の幸福は「煮詰まりを打開した瞬間」になります。
煮詰まっているときは、「え? ここ地獄?」みたいな心理状況に
なりますし、その煮詰まりが閃きにより解除されたときは、もう
人生の幸福がいっぺんに押し寄せてきたような状態になります。
んで、最近映画の脚本で煮詰まることがありまして、
そうなるとどんどんネガティブな考えが浮かんで来て
「どうして俺はこんな仕事を始めてしまったのだろうか?」
と後悔し始め、
「俺はすぐ背伸びするくせがある。
吉野屋に行っても『食べれる!』と
思って特盛りを注文しても食べきれたためしがねぇ!
なんで吉野屋で気付かなかったんだ!」
などと頭を抱えながら歯ぎしりしておりました。
しかし一度始めてしまったものやめられるはずもなく
ひたすらうんうん唸って何日も考えていたのですが、
その結果、
まさに、冒頭に紹介した稲森さんの言葉が表すような
発想という名の一筋の光明が僕の頭に舞い降りたのです。
それは
映画脚本はモテるのではないか?
ということです。
これは少し説明が必要になるでしょう。
いやそもそも僕はこの説明をしたくて今回のメールマガジンを
発行しているわけなので、すべての読者のみなさんに理解できるように
説明させていただきます。
まず、僕が「映画脚本はモテる」ということを申した時に
何人かの読者の人は「まあそりゃモテるだろうね」くらい思った
と思います。しかしその考えこそが厳しい言い方になりますが、
浅はかだと言わざるを得ません。
「まあそりゃモテるだろうね」という言葉の中には
「村上龍はモテるだろうね」くらいのニュアンスが含まれてはいなかったか?
僕が言いたいのはそういうレベルではないのです。
映画脚本家というのは理論上、村上龍より遥かにモテるのです。
たとえばここに「夢をかなえるゾウ」という名著があります。
この名著を知り合ったばかりの女性に渡すとする。
その女性は間違いなくこの本を「一人の時」に読むことになります。
すると、どうなるか?
この本を読み終え、感動しているその瞬間、その人は一人ということになります。
なんなら「あー。面白かった、おやすみなさい」とそのまま寝てしまうこともあるでしょう。
すると次に僕に会ったときには、何日も経過しており
「ああ、夢ゾウね。面白かったね。で、何?」
みたいな状況になっておるのですわ。
これっておかしくないですか?
ミュージシャンもスポーツ選手も、
一番カッコイイ状態を女に見せつけられるわけでしょう。
ライブや試合の後にヤッとるわけでしょう?
「そうだ、そうだ」と言って油断しとるサラリーマンのお前も同じだぞ。
仕事という試合を見せつけたあとに、飯食ってヤッとるわけだろ?
オフィスラブってそういうことだろ?
でも、こと「本を作る」という作業をしている者にとって、
よしんば仕事で女性を感動させたとしても、その感情が一番昂ぶった点を
抑えることが絶対にできないのです。
必然的に、「つかみどころのない暗い人」になってくわけですわ。
しかし!
映画脚本ならどうか!?
(デートにて)
水野「今日映画見ようよ。あ、夢ゾウ公開してんじゃん」
女「でも、水野さんもう見たんじゃないの?」
水野「いや、試写でチラッと見ただけだから、ちゃんと見たいんだよね。
あとお客さんのナマの反応も気になるし」
映画見終わって、エンドロール流れてきて、号泣した女は
顔もアソコもびしょ濡れになっとるわけじゃないですか。
僕の「どこ行く?」の言葉にかぶり気味で「ホテル」って言って
くるわけじゃないですか。
しかもこの技、デートのたびに使えるって話じゃないですか。
さっきから何度も脳内シミュレーションしているんですけど、
20回中20回セックスできてますから。
ホント、稲森和夫さんありがとうございますって感じです。
それでは引き続き映画頑張りたいと思います。
今年もよろしくお願いします。
■「大金星」 水野・兄大絶賛!
昨日大金星のアンケートはがきを読ませていただいていたのですが
アンケートハガキなのでホメていただいてる意見が多いのですが
その中に
「才能枯れるの早すぎ」
と書かれてあり、お叱りの言葉を受けているのに不謹慎だと思いながら
爆笑していましたが、
夢をかなえるゾウの読者がやはり自己啓発やビジネス書が好きな人が
読んでいる影響もあって、「大金星」の素晴らしさを見抜いている意見が
全くないというのは少し寂しい気がしています。
ちなみにウチの実家の兄貴はそのあたりを完全に理解しており
大絶賛でした。
というわけで、水野敬也の兄大絶賛!!の「大金星」は
『漫画好き』の人にオススメです!
(どんどんお勧めする人が狭くなってきています 笑)

大金星
それではまた次回のメールマガジンでお会いしましょう!
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