最近、朝日新聞でリタリン中毒を取り上げた記事が連載されていたが読んだ方もおられるであろう。まったく医療の現場を知らない無知なまた無責任な発言である。良識ある精神科医や心療内科医はリタリンを自分の治療枠の中で正しく位置付けているものです。

素人の内科医、外科医や精神神経薬理学に疎い、いい加減な精神科医たちが多くいることも「事実」であるが、だからと言って、リタリンそのものを悪の根源のように論じるのはばかげている。

金自体は悪いものではない。しかし金銭を愛すること(何よりも金を追い求め、その虜になり、執着癖がついてしまった状態)があらゆる悪の根であるように、問題はそれを使う人間にあるのです。

自分は質素な生活をし、金を持ちながらも、それを正しく合法的に運用している人々もいます。そういう人は神からの祝福を受けます。特に貧しい人々に施しをしている人は立派です。神からの賜物を正しく管理しているからです。

リタリンを正しく使っている医師はたしかに少数でしょう。しかし精神科領域においてこの薬は非常に重要なものなのです。大抵中毒になるのは、病気でもない人による不適正な使用や医師・患者の馴れ合いのような不健康な状態が形成されているのです。最初は1錠が膨れ上がって、30錠になって中毒になってしまった例が書かれてありましたが、わたしからするとまったく考えられない事態です。どうしてそのようなことになるのでしょうか。使う人間(医師や病院受診者、闇サイト・・・)の問題であることに間違いはありません。

今回、製造販売元のノバルティスファーマ社や製造社の日本チバガイギー社が「リタリンの適正使用のお願い」というパンフを各医療機関に配っておりますが、すべてあたりまえのことばかりです。正しい倫理観、道徳観を培いたいものです。

 

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