2009/12/26
最高のサギ師
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ~つまづいても絶対にあきらめるな!~ ●脳から上手くなれるエレキギター上達法♪ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは、 エレキギター暦15年のエレきちが 巷にたくさん出ている教則本、プロが解説するDVDなどでは まず知ることが出来ない、意外なギター上達方法を どんどんお伝えしています。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■第14回 『最高のサギ師』 プロギタリストは皆“サギ師”です。 しかも超一流で最高級、 三ツ星クラスの大ペテン師です。 エレキギターを始めたての頃は、 「どうしてCDとかで鳴ってるギターの音に 出来ないんだろう?」 と誰もが思います。 プロとしてレコーディングをしていたり、 著名アーティストのバックを担当している ような一流のギタリストは、 ギターを弾くその腕前だけでなく 人を夢心地にさせる トリックの腕前も極めています。 エレきちもレコーディングにおいては 超一流とまではいかなくても 素人にはなかなか見抜けないサギ行為を しばしば行います。 「エレきちさんて 確かに怪しい人だと思ってたんだよ やっぱりサギ師だったんだね! 納得です!」 はい、そうです… でもそれは 悪意でやっている訳ではありません。 自分のギターの音を出来るだけ “良く聴かせてあげる為”にやっている サギ行為です。 エレきちが今までやってきたサギ行為を 思いつく限り挙げてみます。 懺悔のつもりで書き尽くします… これで執行猶予を下さい。 1.録音したギターフレーズと全く同じフレーズのギターを もう一度録音し、それを重ねて音に厚みを出す。 ↓ (最初に録音したフレーズのコピーを複製して重ねるよりも 若干のズレが生まれて自然な雰囲気のエコー効果が出る =人が心地良く感じられる音の厚みを得られる) 2.ギターをリズムとドンピシャで全て合わせた方が 曲がカッコ良く引き立つような場合… リズム隊とドンピシャで合うよう音の波形を調整して (エンジニアさんに切ったり貼ったりしてもらって…) 完璧なマシンの如く弾いてるみたいに聴こえるようにする。 ※それもある一部分だけでなく、 曲の“始めから終わりまで全部”やってもらう 3.ギターの音が気にくわなかったら(もしくは曲に合ってなかったら) エンジニアさんを介して素晴らしい音色に変えてもらう 4.録音したあとで… 「低音が出すぎなところがあるな、 高温がキンキンして聞こえる部分があるな」 と感じたら、エンジニアさんを介して周波数を調整してもらい 心地良い音に聴こえるようにしてもらう 5.派手なディレイやリヴァーブ効果を、思いきりかける 6.実はライブで全く弾いていないフレーズをいっぱい重ねる 7.ミスしたところがあっても『味が出てるからこのままでいい』 とかいって全力で言い訳をして、録り直しをしない ↓ エンジニアさんがこっそり良い感じに調整してくれてたりする 8.「音ヌケが悪いところがあるな」と思ったら、 その部分だけ音量を上げてもらう まだまだあると思いますが いま思いつくのはこれくらいです。 どうでしょうか? ギターを始めたての人が、 自分のギター1本とアンプだけで プロの音源のような音が絶対出ない秘密が 分かってもらえたと思います。 CDから流れる音や本格的なプロの音質を 自分が持っている“1つの楽器”で 完璧に再現することなど物理的に不可能です。 でもそれは言い換えると “ギター1本での音づくり”という範囲に 限定した場合、 あなたは限りなくプロに近い音を すでに作れている可能性も 大いにあるということです。 いまの時代は録音やミックスダウンの 技術がものすごいので、 楽曲が良くなるのであれば プロとして使わない手はありません。 あくまで“聞き手のことを考えて” 1~8までのような処理を施します。 “7”はちょっと違う話かもしれませんね(笑) “7”をしてしまうのは エレきちくらいかもしれません… (ちなみに何度も言いますが、 エレきちはプロではありません) プロのミュージシャンはやはり『人に聞かせる』 ことを第一に考えています。 先ずは一旦、『理想だろう』という音を つくってから1曲録音します。 で、そのあと 細部の細部のこまか~いところまで 数秒単位で細かく聴いていって、 エンジニアを介してもう一つ上の 最高にハマる音色にしていきます。 料理で言えば“隠し味”です。 この“隠し味”のバランスが センスの良いギタリストは絶妙です。 しかも隠し味を入れたことすら、 全く気付かせないほどです。 弦が切れるほど強く弾いたりしなくても、 曲の隅から隅までその瞬間にジャストでハマる 音色というのを選んで、曲を完成させます。 それは聞き手に『心地よい』と 感じてもらうための“熱い想い”からです。 もちろん、そういう処理を一切施さず 最高の音色を出すギタリストが理想ですが、 実はそういうギタリストであればあるほど、 レコーディング後の音質処理には “超”がつくほどの拘りを見せるものです。 事実、生のライブで聴くときは ギターとアンプそのものの“鳴り” +ギタリストの腕前 で80%勝負は決まります。 (まぁライブハウスの作りとか 会場の音反射の具合などももちろんありますが ここではそれは突っ込まないで下さい) 残り20%くらいは、 レコーディングでアレンジした音を 出来るだけ忠実にライブで再現する為に エフェクターを使うのです。 ------------------------------------ ※エフェクター ギターとアンプの間につないで 様々な音色を演出させるための道具 ------------------------------------ 要は上手くてセンスの良いギタリストが レコーディングで最高のプレイをした ものをさらにハマる音色(音質)として 聞かせる為に、 プロとして厳しい目で アレンジをするから、最高の音色が 音源として聴けるんです。 CDやMP3の音はクリアだと言っても 実際の生の音を完璧に再現出来ているものでは ありません。 かなりほど遠いです。 だからこそ、ライブの生の雰囲気や、 自分がギターに込めた感情を1ミリでも多く 感じ取ってもらうため、 素晴らしいギタリストは“やむを得ず” このような『最高のサギ師』になります。 実力不足をごまかす為に 色んな音処理を施しているわけでは ないということです。 反対にヘタクソな部分を隠そうとした 音質処理はバレやすいです。 エレきちもそういうことを やってしまうときがあるので反省しないと いけませんが。 初心者の段階から三ツ星フランス料理級の 音色は出せません。 だからと言って、 あなたが指先に込めた『出したい音色』は ギターのピックアップを介し、 少なくとも生で人に聴かせたときには なんらかの形で相手に伝わっています。 いつか音源などを作るときがあれば、 『聞かれている』という意識と 自分が伝えたい『熱い想い』を忘れずに 音源作りをしてみて下さい。 自然とあなたも『最高のサギ師』に なっているはずです。 今日は精神論というか、 抽象的なお話になりましたが、 すごく大切なことを書いたつもりです。 エレきち自身も、根拠のないことや 根性論など大嫌いですが、「プロの音に出来ない!」 と悩んでいる人に、少しでもお役に立てればと思い 今日はこんな事を言ってみました。 次回はいつも通り(かどうか分かりませんが) “より上手くなる為にすぐ役立つ話”をします。 楽しみにしていて下さい。 長い文章、最後まで読んで頂いて ありがとうございました。 質問や相談、 「もっとこういうことを教えて欲しい!」 「こういうところが分かりにくい!」 などあれば、下記メールアドレスまで どんどん質問して下さい↓ guitarist.exsupport@gmail.com エレきちで答えられることは 最大限お答えいたします。 匿名とか名無しで質問してもらっても もちろんOKです♪ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■編集後記 クリスマスはどんな感じでしたか? エレきちはケーキもチキンも食べていません。 仕事やパソコンが友達だったような気がします(笑) 年明けカウントダウンが始まる頃ですが、何かイベントでライブをやるとか、 そういう新しい経験や大きな事をこれからする予定がある人は、 遠慮したり引っ込み思案になったりせず、思いっきりハメを外して (怪我とかしない程度に)楽しんで欲しいなと思います。 年末などに何か大きな事や、新しい事をやって思い出をつくると 一生記憶に残ることが多いですからね。 エレきちはいつもと変わらず 長年の連れと大人数でワイワイやると思います(笑) 最後までお読みいただき、ありがとうございました。 今後も、ご利用いただいている皆さんに役立つ情報を提供し、 質問・相談等にも、どんどん答えていきたいと思います。 ご感想・ご意見は、お気軽にご連絡ください♪ では、また次号でお会いしましょう!! (エレきち) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■■メールマガジン「●脳から上手くなれるエレキギター上達法♪」■■ このメルマガではギターが上手くなる方法について ジャンル制限など設けず、エレきちが役立つと思ったことは 全て配信していきます。 上級者の方もエレきちで対応できるレベルであれば、 徹底的に上達方法を模索し、提案していきますが、 「おれは超上級者だ!」と自信を持って言える方は おそらくエレきちよりはるかにスゴ腕ギタリストの方だと思われます(笑) ギター上達の壁にブチ当たっていて困っている方などの 質問・相談・お悩みなどを出来るだけ直接お伺いし、 その方に合った上達のお手伝いが出来ればと考えております。 どうぞヨロシクお願いいたします。 ■発行責任者:エレきち ■問い合わせ:guitarist.exsupport@gmail.com ■登録・解除:http://www.mag2.com/m/0001023322.html


