「朝食を食べなさい」
一度は言われたことがあるのではないでしょうか?
「朝食を食べないと脳の働きが鈍る」
「朝食を抜くと、1日の活動に支障をきたす」
「スポーツ選手は普通の人より食べないといけない」
という類の言葉、一度は聞いたことがあるでしょう。
ここでは、今言われている代表的な事柄をとりあげて、考えてみます。
・朝食は脳に栄養を与える。
朝食を食べないと、寝ている間に消費された脳のエネルギー=ブドウ糖を摂取することができない。
そのため脳が活発にならない。
・栄養学上では、1日に1000kcal消費した場合は、1000kcal摂取しなければいけない。
これらの「常識」を疑ってみました。
グダグダ言うより、まずはやってみろ。実際にやった体験談を書かせていただきます。
以前、3食キッチリ食べていましたが、「朝食抜き健康法=半日断食」というものをやりはじめたのです。
方法は朝食を抜く。水分を多めに摂取。心がけたのはこれだけ。
始めてから2間ほどはしんどくて仕方がありませんでした。
体重もどんどん減っていきます。3kgほど、減りました。
しかしそれからは慣れが発生してきて、いわゆる疲労感・空腹感というものが少しずつ失せてきます。
そして2ヶ月目を境に身体に「あぁこれはなんか違う」という感覚が出始めました。
すっごく楽、なのです。(この感覚を得てもらうには、やってもらうしかありません。)
体脂肪は減らず、体重は増えていきます。そう、なぜか、筋肉がついていく(=脂肪が落ちた?)のです。
理想の変化だと思いました。
同じように、ウェイトトレーニングで「体脂肪を落とし、体重を増やす=筋肉をつける」ことは可能でしょう。
しかし食事でこれが起こったことは、非常に興味深いことでもありました。
どう考えても栄養の摂取量は減っています。
カロリーだけで言うと、消費量と摂取量で、消費量の方が上回っている状態です。
栄養学上では、体重がどんどん減っていかないとおかしいわけです。
しかし机の上で考えたことと、実際に起こっていることは違います。
計算上でいかないのが人間の身体なのです。
無理な指導者は言いたい放題、何でもいいます。
机の上だけで考えられたものを、そのまま(試したこともないのに)本にしたり、
TVで放送していたりするのが、今の現状です。それに騙されてはいけません。
もちろんあくまで一例です。
ある国では断食が習慣として行われているといいます。
これも一例にすぎません。
しかし、身体に大きな影響を及ぼしているということは間違いない、と今回の「朝食抜き」で実感しました。
そして今「常識=正しい」と思っていることが、実は間違いだという可能性が十分にあると確信しました。
スポーツと食。切っても切り離せない関係なのは、みなさん周知なんです。
でもその重要性も”身をもって”体感する、この作業を忘れています。
私は「朝食は必ず抜くべきだ」と言いたいのではありません。
「食べる=良い」と思うことが、とてつもなく危険だと主張しているのです。
始めに書いた例で言えば
「スポーツ選手は普通の人より食べないといけない」"場合"もある、というだけです。
文面だけで読んで、結局何もしないままでは、何も変わるはずはありません。
食事を変える。これだけで、スポーツの実力が、上がるかもしれないのです。
"おいしい"ですよね。