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2009/08/24

週刊メルマガクリルタイ Vol.7 No taste,No life??

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◇◆◇◆◇◆◇ 週刊メルマガクリルタイ ◇◆◇◆◇◆◇   
                          
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.7 ━━

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こんにちは。
『奇刊クリルタイ』アルバイト見習い補佐代理補欠Parsleyで
す。

まずはお詫びから。増刊でサマソニ特集を出す、と告知して
いたのですが、諸般の事情から断念しました。
出す出す詐欺になってしまい、申し訳ありません。m(_ _)m

今号では、クリルタイにもご寄稿頂いている眼鏡さんに、サ
マソニのレポートを書いて頂きました。

また、名古屋在住の紫式子女史には「元文化系女子」の反省
文をご提出頂きました。あわせてお楽しみ下さい。


>>index-------------------------------------------------

1『3000字でわかる!Summer Sonic 09』~眼鏡~

2『命短し、文化的活動せよ乙女』~紫式子~

3『クリルタイ』活動日誌

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1『3000字でわかる!Summer Sonic 09』~眼鏡~
                    
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サマーソニック(以下サマソニと表記)という夏フェスに行っ
てきた。
行ったのは開催期間の3日間のうち最終日(日曜)だけで、何
を書いてよいのやらと困っていたのだけれど、せっかくなので
「オレ/ワタシの夏フェスはコミケだけだかんね」という方に
も読んでもらえるように書いていこうとおもう。
最低限の知識として、「4大夏フェス」といっても過言ではな
い有名フェスの基本的性格をご参考までに。カッコ内は開催地。

・行くの大変、出るのコアなバンドばっかり、山だから雨降り
まくりだけど日本の夏フェス文化を作り上げたパイオニアであ
りトップランナーの「フジロックフェスティバル」(新潟)

・「俺/アタシ、ロック聴いてるんだぜ!」と言いたくて仕方
ないロッキング・オン・ジャパン読者の人気バンドを集めたら
こうなりました、というライトユーザー向けの「ロック・イン・
ジャパンフェスティバル」(茨城)

・洋楽リスナーの誰もが通る「日本のロックなんてダサくて聴
いてらんねーぜ!」状態の少年少女のための洋楽中心フェス、
と思いきや気鋭の新人バンドや話題のダンスミュージック系アー
ティスト、フジロックにあまり出ないベテランアーティストを
意外と(失礼)呼んでくれる「サマーソニック」(千葉・大阪)

・開催地が北海道ならばその立ち位置も独特、国内縛りで誰も
が知る有名バンドから1000人ぐらいにしか知られてなさそうな
良質アングラミュージシャンまで幅広く集めてくれる「ライジ
ングサン・ロックフェスティバル」(北海道)

この中でぼくが行ったのがサマソニで、一言で表現するなら
「楽」なフェスである。
必要なものはすべて現地調達できるので、ほぼ手ぶらで幕張メ
ッセへと向かった。
開場とほぼ同時刻に到着。物販で着替えのTシャツを2枚購入し、
スポンサーブースでアンケートに答えたりなんちゃら会員にな
るともらえるタオルを手に入れれば、テキトーにお酒なり食べ
物を買うだけでオッケー。

サマソニは他のフェスよりもキチっとしたジャンル別ステージ
割を行っているので、大好きなオルタナティブロック系のバン
ド(「デトロイト・メタル・シティ」的なわかりやすいロック
のイメージから徹底的に外れようとする、ヒネクレ文系人間が
好む音楽だと思ってもらえればいいです)が集うソニックステー
ジへ。メインステージでやってるビヨンセやユニコーンなんて
しーらないっと。

サイケデリックな浮遊感で別世界に連れていってくれたGrizzly 
Bear、歪みまくったギターサウンドと人懐っこいメロディのミ
スマッチ感がクセになるThe Vaselines、デビューから20年近く
経っても変わらない泣きメロを提供してくれるTeenage Fanclub
と続き、いよいよ本日のお目当てであるトリのSonic Youthと大
トリのThe Flaming Lipsの演奏が始まる。ここからはよりライヴ
の臨場感を味わってもらうために、ぼくが最前列で叫んでいた言
葉を羅列していこうとおもう。

○Sonic Youth
サーストン先生まってましたああああああああ今日も素敵なノイ
ズお願いします!!!…登場一番に「ネルシャツの袖のボタンが
閉められないの…」ってキム(奥さん)に閉めてもらってんじゃ
ねえええええお前らもう50オーバーだろでもうらやましいいいい
いいいキムかわいいもんね20代に見えるしねっえっ先生いきなり
MCっすか?「セックスの歌を作ってきた。この音楽でお前らとセッ
クスするかんね(適当)」ってそれタイトル「Anti-Orgasm」で
すよ反セックスですよやっぱ先生パネェっす!!!!なにもう最
後の曲なのあと3時間ぐらいやってよおおお「Death Valley '69」
きたあああああインディ時代の超名曲じゃないっすか!!!!!
おまえらなんでイントロで反応してねえんだよ全員初見で新作し
か聴いてないですごめんなさいってかこのやろうでもノイズ大会
始まったからもういいやああああ先生とリーさんがギターを掲げ
て交差する!!!キムに向ける!!!で、どうするんだこれ(笑)
ってなんで先生に抱きつくんだよいちゃいちゃすんな(笑)でも
マイクスタンドほうり投げるしアンプには登るし機嫌すごく良さ
そうだな西新宿でいいブートでも見っけたのかああああよかった
あああああああ

…うーん。メンバーの動きにもキレがあって素晴らしいライヴだっ
たのだけれど、まったく伝わった気がしないので次はもう少しま
じめに書いてみよう。

○The Flaming Lips
アメリカではホール・スタジアムクラスの観客を集め、名曲「Do 
You Realise??」が地元オクラホマの州歌にまでなったオルタナバ
ンド。豪華なセットに飛び交う巨大風船や紙吹雪、ステージ両袖
には計40人ほどのダンサーと着ぐるみが登場し、終演後は2chでさ
え絶賛の嵐が飛び交う。ぼく自身も今までで観た中で文句ナシの
1位だし、06年に同じくサマソニで観た際には生まれて初めてライ
ヴで「生きててよかった…」と思ってしまったほどピースフルな
演奏。

ライヴのスタートは、ボーカルのウェインが巨大風船の中に入り
観客の上をひとしきり転がってから超名曲「Race for the Prize」
を演奏するのがお決まりパターン。と思ったらまず他のメンバー
が女性器の映像から登場。みんなで爆笑し、会場の熱気は最高潮に。
新曲「Silver Trembling Hands」ではウェインがゴリラの着ぐるみ
に肩車されながら歌い、定番の「Yoshimi Battles The Pink Robots 
Pt. 1」や「The Yeah Yeah Yeah Song」ではみんなに合唱をうなが
す。隣の外人カップルがすてきな発音で歌っていたので、ぼくも大
声で歌いまくった。ほんとうに幸せな瞬間って、涙と笑いが同時に
出てしまうものなんだなぁ。

持ち時間である1時間はあっという間に過ぎてしまい、最後の「Do 
You Realise??」ではイントロが流れた瞬間全身に鳥肌が立ち、わ
けがわからなくなるぐらい飛び跳ねて叫びまくった。今日はあり
がとうウェイン。今度こそちゃんと単独で来てね。

終演後はサマソニの会場から遠く離れたリバーサイドガーデンへ。
22時半からスタートする、総勢10名を超えるトイポップ(その名
の通りトイピアノやピアニカ、リコーダーといった、「ミュージ
シャン」というイメージからかけ離れた楽器を主軸に演奏するジ
ャンル)楽団のパスカルズを観てみたかったからだ。
会場に着くと、まるでフジロックのような光景が(失礼)。広い
草原にステージとわずかな屋台がぽつんと立っているだけ。スタッ
フやメンバーを入れても100人ぐらいしかいないんじゃないだろ
うか。
大所帯のためセッティングに時間がかかり、始まったのは23時過
ぎ。おかげでタクシー帰宅するはめになったけど、タクシー代に
見合うだけの素晴らしい演奏だった。バイオリン4台は反則すぎる。
右ではカップルが手をつないだままうつらうつらしていて、左で
はパスカルズの大ファンだという女の子が1分おきに「しあわせ~」
と恍惚の表情を浮かべていた。

サマソニは「楽」な分バンドを観るほかにやることがほとんどな
かったり、自分の好きなジャンルにかたよってある意味予定調和
な感動しかなかったりするんだけど、このステージとパスカルズ
にはほんとやられたなぁ。やるじゃんサマソニ。
会場の環境と出演バンドのチョイスは「4大夏フェス」の中でも
トップクラスにわかりやすくて便利なので、夏フェス初心者には
おすすめです。

それじゃ、また来年の夏に乾杯!

●眼鏡
1986年生まれ。会社員。
penoというバンドに参加中。
トイポップ、ドローン、うたものポップなどを演奏。
http://www.myspace.com/penoxxx
9月に池袋で企画やるんで来てください。詳しくは上記URLにて。
ブログ:『Yes Means No』
http://d.hatena.ne.jp/megaane/


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2『命短し、文化的活動せよ乙女』~紫式子~

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はじめまして、紫式子です。
結婚したい相手はヴィレッジヴァンガード、
所属クラスタは「"元"ナンチャッテ文化人」。

「"元"ナンチャッテ文化人」の私なぞがここでこうして駄文
をお目に掛けている経緯はと申しますと。
5年前、ワセ女だった私が「blogとは何ぞや、ほう、なかなか
に面白し」と、障子の影で公家笑いをしているところに、
parsley姫のお通りあそばれて、
「かようなサブカル女子大生のblogをすなる、よきことかな。
どれ ひとつ遊んでやらむ」
とて構っていただくようになったが始まりなりき。

5年前は単なる都内のサブカルな女子大生だった私も、卒論
を書いたり書いたけど卒業できなかったり。
男が出来たり男を追って名古屋に移ったり。
そのまま就職して単なる社会人になったり。
毎晩終業が22時過ぎで忙殺されたり、して…

文化的活動がほぼ完全に停止したのをご覧あそばれたparsley
姫が、
「おぬしwwwww
昔掲げていた『ナンチャッテ文化人』の看板の
いずこに行きはべるかwwwwwwww
近頃はblogの更新もなしwwwwwww
メルマガ書かせたてまつるに、
反省文ひとつふたつ読ませたもれwwww」
とご指名をいただきまして、中学校時代に書かされて以来の
「始末書的な何か」に向き合っております。

☆

元々私が「ナンチャッテ文化人」を自称していたのは、
「文化人ぽく見えるんだろうけど文化人ではないんだよなぁ」
と、自認していたからでした。

「文化人(笑)」にありがちな独特すぎるファッションや、
親の影響によるキリスト教への妙な造詣、これまた親の影
響による70年代アメリカ文化への傾倒等、私は「ふつうの
若い女の子」だった当時の学友たちとは恐らく一線を画し
ていました。いや明らかに画してたか。

とはいえ、そんなにまじめに純文学や「古典」「名作」と
言われる小説を読んでいるわけではないし、いちばん好き
な映画は『STAR WARS』だったりなんかするし、ガチに「文
化的」な人たちにはついていけないのですよね。

なので元々きちんと「文化的」だった訳ではない。
「そういう自覚、あるよ」とアピールするために「ナンチャッ
テ文化人」と自称していたわけですが。

あらあらどうして、ナンチャッテですらないただの社会人に、
今は成り下がっています。

☆

原因としては以下の3点が考えられます。

(1)社会人になって文化的活動をする時間がなくなった
(2)名古屋に移り住んだ
(3)文化的活動に理解がない男と始終いっしょにいる

とはいえ「オタクは社会人になってからが本番なんだよ!」
等の言葉もありますし、社会人になっていても、バリバリ
文化的な活動とか同人的な活動とかしていらっしゃる方は
大勢いらっしゃいますから、(1)は除外されます。

となると(2)と(3)。
(2)はですね……。
あの、美術館がないんですよ、名古屋。
気が利く「上野の森美術館」とか「東京国立現代美術館」
とか「写真美術館」とかでやるような展示は、回ってこ
ないんです!!! 名古屋に!!!

本とマンガは東京時代と変わりない入手しやすさですが。
幸い職場近くにLIBROがあるんです。
それに名古屋、ビレバン多いですしね。発祥の地だから。

映画館はね……。ほんとはどうにかなるんですよ、
「名古屋シネマテーク」ていう「シアター・イメージフォー
ラム」と「ポレポレ東中野」を併せたよーな気の利く映画
館があるので……。

しかしここで(3)です。
私が追っかけて名古屋に来た男、あたまもいいし本もよく
読むのですが、
「好きな映画は火薬使いまくったハリウッド映画」
「名古屋シネマテークに見に行った映画が文学的すぎて
『ハァ?(゜д゜)』だったから二度と行かない」
「血とか内臓がダメだからグロ映画NG」
とかそういう男でして。
私の! いちばん! 好きなタイプの映画を!!
一緒に見に行ってくれない!!!

しかも私ひとりで出かけるとスネるしね……。
美術館は一緒に行ってくれるって言ってるけど。
土日は夕方まで寝てるしね……。
もうどうしろと。

☆

つまりこういう↓ことでしょうか。

結論:男が出来たときが文化系女子続行orNOTの分岐点

……(´゜д゜)

やぁでも本当に……。
男出来た途端、サイトの更新が途絶えた
イラストレーターの方とかいましたからね……。

一方で「となりの801ちゃん」に出てきたような「オタ
ク趣味を優先させるために彼氏と別れた」みたいなケー
スもあるみたいですから、やはり「男が出来たとき」
そして「その男が文化的活動に理解が無かったとき」
に、文化系女子としての「レベル」が問われ、顕在化
するんじゃないかと思います。

てコトはアレか、↓ってコトか

結論2:私は自分に負けました

……(´・ω・)

とはいえ、ね。
私も今は大人しく家でtwitterしてアングラ・サブカルな
方たちとやりとりしているのが関の山ですが、ひょっと
したらそのうち耐え切れなくなって……。
なんて……ね……。
(やまだないとっぽい〆)


●紫式子(むらさき しきこ)
1984年生まれ。
オタク性の高い父方の血とリア充な母方の血が混ざって
アンバランス&アンビバレントに生まれ育った。
趣味は総じてインドア系。
2日連続で朝のラジオ体操(第一・第二)を実践したら、
夕方バテて仕事にならなかった上、筋肉痛により階段上
り下りがツラくなった。
http://iddy.jp/profile/shikiko/


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 3.『クリルタイ』活動日誌

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・otsune氏のtumblrに捕捉されアクセスが2位に!

Vol.4のchurchillさんの記事が、otsune氏のtumblrにクリッ
プされたこともあって、17日のアクセスランキングが2位に!

http://otsune.tumblr.com/post/164314452
http://otsune.tumblr.com/post/164314638

いやぁ、ありがたいことです。が、ご登録もよろしくお願い
しますです。

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・inumash氏がTwitterで腐女子トーク実況

inumash氏の彼女とお友達の腐女子トークが電車擬人化モノで、
いろいろと凄すぎた件。

http://twitter.com/inumash

「鶯谷はスイッチングが激しいのでエロスイッチのオン/オ
フの切り替えが激しい。」
「山の手線は中央線に貫かれているのでエロい路線。」
…などなど、名言連発!

というか、サマソニの原稿ほんとうにお願いしますです。

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khuriltai@gn.readymade.jpまでよろしくお願い申し上げます。

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・編集:Parsley
・発行:クソタイ編集委員会
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