2009/09/28
土木技術者のスキルアップ
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~土木技術者のスキルアップ~
資格取得&フォロアップ&経営参画
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【No.09-15(9月28日号)】
◇発刊第15号 メールマガジンをお届けします。
◇図表が崩れて見える方は、http://help.mag2.com/000045.htmlを参考に、
等幅フォントに設定してご覧ください。
◇こんにちは、山本隆史です。
本号から、「必勝!技術士合格への道」をテーマとして、建設部門を中
心とした技術士取得に関するノウ・ハウについてお話していきます。
★資格取得などで悩みごとがある方は遠慮なくお問い合わせください。
わかる範囲でお答えします。
お問い合わせはこちらのアドレスにお願いします。・・・
jmita1029@yahoo.co.jp
◇「必勝!技術士合格への道」-掲載予定-
第1回「技術士試験の心構え」 ・・・ 9月14日号
第2回「専門論文の出題傾向 その1」 ・・・ 9月28日号(本号)
第3回「専門論文の出題傾向 その2」 ・・・10月 5日号
第4回「一般論文の出題傾向」 ・・・10月13日号
第5回「体験論文対策」 ・・・10月19日号
第6回「口答試験対策」 ・・・10月26日号
◇山本隆史のプロフィール
・年齢 :47歳
・職業 :某地方自治体を退職後独立 現在技術コンサルタント経営
・保有資格:技術士(建設部門 施工計画・施工設備及び積算 / トンネル)
技術士(上下水道部門 下水道)
技術士(総合技術監理部門-建設-)
土木学会上級技術者(施工・マネジメント)
コンクリート主任技士 / コンクリート診断士
1級土木施工管理技士 / 測量士補
◇本号のメニューはこちらです。
■第2回 専門論文の出題傾向 その1
■■編集後記
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■第2回 専門論文の出題傾向 その1
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連載第2回、第3回は「専門論文の出題傾向」等についてお話します。
本号では、建設部門「施工計画・施工設備及び積算」の出題傾向につい
てお話します。なお、「施工計画・施工設備及び積算」以外の科目を受
験する皆さんにも参考となると思いますので、ぜひお読みください。
前号でもご説明したように、平成19年度から試験方法が変更になった
ことに併せ、「専門科目」の出題傾向もそれ以前のものと比較すると変
化してきています。
以下に掲載した平成16年度から20年度までのコンクリートに関する
問題を見ますと、その傾向がつかめると思います。
(平成16年度)
鉄筋コンクリート構造物が劣化する要因について概説し、これを防ぐた
めに施工計画上留意する点を述べよ。
(平成17年度)
コンクリートの温度ひび割れについて概説し、マスコンクリート構造物
においてその発生を制御もしくは防止するために、施工計画上留意する
点を述べよ。
(平成18年度)
コンクリートの施工時における養生の目的を簡潔に述べ、その具体的な
方法について概説せよ。さらに寒中コンクリートの施工において、養生
以外も含めて施工計画上留意する点を述べよ。
(平成19年度)
以下の問いに答えよ。
鉄筋コンクリート構造物において、かぶりの必要性及びそれに関する施
工上の留意点について述べよ。
また、かぶりの非破壊検査について2つ以上方法を挙げ、内容について
述べよ。
(平成20年度)
以下の問いに答えよ。
1.コンクリートの初期ひび割れの原因及び供用後数年を経て発生する
ひび割れの原因について、それぞれ2つ以上挙げて概説せよ。
2.供用後の鉄筋コンクリート構造物の点検の結果、ひび割れが発見さ
れた。検討すべき事項を挙げ、考えられる対応策について述べよ。
平成16年度及び平成17年度は、「○○について概説し、□□のため
に施工計画上留意する点を述べよ。」という設問形式となっています。
この傾向は平成16年度以前についても同様で、コンクリートに関する
一つの事象を説明させ、その事象を防止するための方法を施工計画上あ
るいは施工上の観点から述べさせるというものでした。この傾向は、日
本技術士会が公表している専門科目の試験方法の「一般的な専門知識を
問う」にも符合している出題傾向となっています。
しかし、平成19年度の改正で、「一般的な専門知識に加えて応用能力
を問う」となりましたので、平成18年度から徐々に出題傾向が変化し
ています。
平成18年度は、平成19年度本格改正への過渡期ということで、改正
方針を踏まえた従来出題パターンの変化球問題と捉えることができます
が、平成19年度から「一般的な専門知識+応用能力」という試験方法
の改正主旨が鮮明に読み取れ、特に平成20年度はその傾向が定着して
きたものと思われます。平成20年度は、1で専門知識を、2で応用能
力を問うものとなっています。また、上記の平成20年度のコンクリー
ト関連問題では、専門知識及び応用能力の問いに対して解答枚数指定は
ありませんが、問題によってはそれぞれに指定のあるものもありました。
「施工計画」の科目では、15問の中から2問を選んで600字詰原稿
用紙6枚以内(1問3枚以内)で解答することになっています。建設部
門の各科目分野について、計画、施工、管理などの観点から出題されま
すので、施工計画以外の科目の専門知識もある程度は必要となります。
また、積算では、主に公共工事の入札・契約方式や原価管理に関連した
出題がされます。公共工事に関連した問題は、受験者全員に課せられる
「建設一般」の出題内容と共通点があるので、併せて勉強できるという
メリットもあります。
本科目の出題内容は、コンクリート、建設副産物、安全管理、大規模掘
削、橋梁架設、基礎杭、港湾施設、鉄道施設、軟弱地盤、ダム、山岳ト
ンネル、シールドトンネル、公共工事関連、積算、原価管理と多義にわ
たっています。自分の得意分野を4分野程度に絞り、過去問題を中心に
知識等の整理をしていただきたいと思います。
知識等の整理方法については、次号でお話します。
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◇皆さんに「中小企業診断士試験」の学習ツールとして「中小企業診断
士通勤講座」をご紹介します。
中小企業診断士は、唯一の経営コンサルタント国家資格です。
技術士(総合技術監理部門)とリンクしている内容もあるため、企業
経営を理解するだけでなく、総合技術監理の延長線上でのスキルアッ
プに活用できます。
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■■編集後記
前原国土交通大臣が9月23日、群馬県の「八ツ場ダム」を視察しまし
た。「八ツ場ダム」は、民主党の政権公約で「建設中止」とされたダム
です。前原大臣は、視察した折、地元住民に陳謝したそうですが、建設
中止は撤回しませんでした。
総事業費4600億円のダム建設ですが、今までに3210億円が支出
され、ダム建設関連に620億円が支出される予定でした。
ダム建設を中止することにより、この620億円と完成後必要となる管
理費は削減できる反面、1都5県の利水者負担返還金1460億円と今
年度以降の生活関連再建費770億円、計2230億円ものお金がダム
を中止したことにより必要となるとのことです。
どちらにしても何千億円という金額がかかることには間違いありません
が、このような大規模事業が政権交代により、いとも簡単に中止されて
しまうことに疑問を感じます。
ダム建設に賛成・反対はさておき、ダムを造るには長い年月がかかりま
すが、地元住民の皆さんはその長い年月の中で様々な苦労をされたこと
と思います。一つの歴史と言っても過言ではないと思います。また、ダ
ムの必要性等に対しても様々な議論をしてきたことでしょう。
このようなダムが政権交代により「あっ」という間に中止されてしまう。
何かおかしい・・・・そんな気がします。
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★発行人 山本隆史
★お問合せ jmita1029@yahoo.co.jp
★発行システム 「まぐまぐ」http://www.mag2.com/
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