2010/01/05
教員への道はここから~ 『プロ講師の条件』
■□ 進学教育社 EMPS ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □ メールマガジン「プロ講師の条件」Vol. 16 ────────────────── http://www.emps.jp/ こんにちは。石田勝紀です。 新年おめでとうございます。年明けは気持ちの入り方が違い、様々な目標を立てられ る方も多いと思います。ぜひ決意をもって実現していただきたいと思います。まずは 比較的達成しやすいものから着手し、しっかり達成感を自覚してください。そのよう な自己成長感を感じることで、「やりたいこと」が「できる」体質へ変えていけるの です。 ━[お知らせ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ プロ講師養成塾(実践編1)のご案内 http://emps.jp/news2009/0927-kyoinseminor.html ──────────────────────────────────── ・内容:レクチャー(授業運営と指導のポイント)とグループワーク&発表 ・日時:2月14日(日)13:00~16:00(受付:12:30~)*予定 ・会場:代々木高等学校・アルカディア館(代々木駅から徒歩2分) ・参加費(税込):\3,000(当メルマガ購読者)、\5,000(それ以外の方) ・お申込み方法はこちらから⇒ http://www.emps.jp/pro-koushi/yoseijuku.html 『受講申込みフォーム』からお申込み下さ ──────────────────────────────────── ┏ 『頭をしつける-無駄なことをしない(英語編-教え方2 』 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━▼▼▼ 前回では授業の手順についてお話をしましたが今回は続きとして、「テスト前の勉 強」について述べていきます。通常、学校ではテスト前の対策授業は行いません。な ぜならそれは生徒自身がやるものだからです。そこで塾で対策授業が行われることに なります。生徒が点数を取ることではじめて塾の成果が評価されるからです。しかし 私は学校でもテスト前の対策授業をやるべきだと思っております。本来は個人の自主 性を尊重し、自らテスト勉強することが望ましいのですが、できる生徒は益々できる ようになり、できない生徒は益々できないようになります。格差が拡大する一方で す。学校とはこのように格差をつくるための機関ではないはずです。生徒一人一人が 自分の可能性に気付き、それを長所として育くめるように導いていくことが学校の役 割であると考えています。テスト前の授業ではしっかりとしたまとめ授業と勉強方法 を伝えていくべきでしょう。以下に具体的にお話しいたします。 1)全体構造を可視化する 例えばレッスン5~7が範囲であれば、これら3つの範囲を黒板に一目でわかる ようにポイントを書き出していく。L5では仮定法、L6では動名詞、L7では過去 分詞という感じです。そしてこれらの内容について生徒が人に説明できるようにイン プットしていきます。人に説明できることが大切です。ですから生徒に話をさせてい きます。先生ばかりが話していると、その説明の大半を生徒は聴いていません。 2)問題集を使って演習をさせる。 4つのポイントがあります。〔1〕答えは自分で合わさせる。〔2〕問題集に答え を書きこませない。(プリント形式でも同様)繰り返し解けるようにするため。 〔3〕2回目は1回目の間違い箇所のみを解く。その際、問題番号に色分けしてチェッ クさせる。〔4〕最低3回転させ、最後まで残ったどうしても間違える問題を試験前日 および当日の朝に覚えるように指導する。 3)教科書の音読20回。 できれば授業中にやると感覚がつかめるので理想だが、騒がしい状況になるので 状況判断が必要。効果的だった方法の一つに、2組でペアになり、ページごとに暗記 して、それを相手に対して読むということ。相手方はつまずいたら教えてあげるよう にすることで、自分も主体的に文章を読むことになる。語学の基本は文章の暗記であ り、それができれば学校のテストでは高得点がとれる。それを実際に授業で体感させ ることで、自分ひとりでもやってみようかと思うようになる。この段階になって初め て、生徒の自立云々という話ができるようになる。 4)新出単語の自作テスト 先生がわざわざ対策テストと称してプリントを作ってはいけない。このような プリントを作らずに自分でやらせることです。単語テストなどは簡単でしょう。左に 英語を書いて、右に日本語を書いて、右を隠してテストし、その後左を隠してテスト する。単純にこれだけです。生徒自身に方法を教えてその場でやらせることです。方 法だけ教えて後は本人任せというのは無責任です。大半の生徒はやりません。 さて、以上のことを授業中にやることでクラスのほとんどが間違いなく高得点がと れるようになります。自信がつけば今度は自分でやるようになるでしょう。中にはふ ざけた生徒もいるかもしれません。しかしクラス全体としては勉強に対して実践的に なり、活動的、意欲的になりますので試してみてください。あとはこのような授業時 間を実際に確保できるかという問題ですが、授業計画であらかじめテスト対策日を3 回程度入れておくことです。そうすると、普段の授業もそれに合わせて進めることに なります。テスト対策日を入れると十分な授業ができないという声もあるかもしれま せんが、塾では週1回+テスト前の土日講習を数回行うだけで成果をあげています。 それに比べたら学校の授業数はかなりあります。何でもそうですが、与えられた枠の 中ぎりぎりで行うのが人間の性癖です。ですから切り詰めればその枠の中で何とか成 果を出そうと工夫していくものです。余談ですが、製造業では予算という枠の中で質 を落とさずに最高のパフォーマンスを発揮する製品を作ることに日夜戦っています。 このような例は世の中に枚挙に暇がありません。授業計画も同様だと思います。 ━[書評]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 『思考の整理学』(外山滋比古著, ちくま文庫) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ この本は東大生、京大生に最もよく読まれた本として最近特に有名です。1986年に 出版されて以来、多くの版を重ねています。とてもわかりやすくエッセイ風に筆者が 思ったことが書き連ねてあります。思考をどう整理すれば良いかということが、多く の視点で書かれています。その中でも印象に残った部分をいくつか挙げてみます。 ・問題を自分で作成し、「なぜ」と問うギリシャ人 ・今の教師は教えすぎ。昔の道場では「知りたい」という気持ちを増大させてから少 しずつ教え、見せることをした。今は意欲を削ぐ、詰め込みがよくない。 ・朝の時間を利用せよ。夜はよくない。 ・ねかせることで思考が出てくる。 ・論文テーマは3つぐらいで始めるのがよい。 ・自分を抑えて優れたものどうしをつなげる。自分は触媒に徹する。 ・メモ→手帳→ノート→講演や執筆(アウトプット)→メタノート ・忘却の重要性 ・収穫逓減の法則 ・音読すると考えの乱れているところはつかえる。 ・しゃべりながら声に考えさせる。 まだまだ多くの示唆に富むことが書いてあります。当時はまだデジタル社会ではあり ませんでしたが、今でもこのアナログ的な考え方が思考を整理するために重要ではな いかと思いました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ※今回もメルマガをご購読いただきましてありがとうございます。 _________________ 石田勝紀 公式サイト http://www.k-ishida.jp/index.html ☆★☆★☆ 進学教育社よりお知らせ ☆★☆★☆★☆★☆ 【【【【【 求人情報 】】】】】】 ■ 私立学校講師 お仕事情報 http://www.emps.jp/pstts/kyujin.htmlからご覧下さい。 ■ 教師・講師登録をしていただくと、上記以外の案件もご案内できます。 https://www.haken.net/form/tourokuform.htmlよりご登録下さい。 【【【【【 ご案内 】】】】】】 ■ 教員志望者・プロ講師として読んでおきたい書籍選集 http://www.emps.jp/news2009/0715-osusumeshoseki.htmlからご覧下さい。 ■ スポーツインストラクター経験者募集中 https://www.haken.net/form/registration_sports.html よりご登録下さい。 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ 発行者:株式会社進学教育社(EMPS) http://www.emps.jp/ ☆今号はいかがでしたか?おもしろかった役立ったと思った方は是非ワンクリ ックをお願いします。 http://clap.mag2.com/pecrougete --------------------------------- メールマガジン 教員への道はここから~『プロ講師の条件』 ◆登録・解除:http://www.mag2.com/m/000029247.html から登録を解除してください。 ◆ご意見&ご感想はこちらでお待ちしております http://form.mag2.com/chiabiphes


