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p a o k a d e 2 0 0 9 / 0 5 / 0 9
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「みなと」
桜木町から赤レンガに向かう木道がある。早朝も
早朝の、人ひとり歩かないその木道を一人でてく
てく歩いた。しかも赤レンガから駅方面に。あの
明け方にいつも感じる、朝になったなー明るく
なったなーという気持ち。幸福感でもなく、焦燥
感でもなく、充実感でもなく、劣等感でもない。
何だろう。時間はめまぐるしく、秒刻みで動いて
いるのに、自分はむしろ止まっている。そういう
ときにちょうど曲が書きあがったりなんかすると
最高の気分ではある。
波止場を歩きながらハンブルクの町を思い出した。
港町はどこも雰囲気が似ている。
駅で、久しく飲んだことのないアクエリアスを
買って飲んだ。そういえばアンバサというのも
あったなとはそのときは思わなかった。ここは東
急が廃線になったなということも思わず、無心で
電車に乗った。早朝の電車はいつもおもしろい。
始まる人たちと終わる人たち、どちらでもない人
たちが混ざっている。
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