徒然草で古文マスター!  RSSを登録する

大学入試に頻出の『徒然草』を読み進めつつ、作品中の重要単語・表現を取り上げ、解説します。徒然草の内容把握と重要古語の習得の一石二鳥!現役ベテラン塾講師が、長年培ってきた知識を高校生の皆さんに提供します。難しい文法は最小限に、古文は楽しく学びましょう!

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2010/01/02
  • 部数 165部
  • メルマガID 0000290115
  • 個別ページ
最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2010/01/02

第33回

第33回
「徒然草で古文マスター!」へようこそ。あけましておめでとうございます。
ついに年もあらたまりましたね。
これからは今までよりもさらに、一日一日、一瞬一瞬を大切に、無駄にすることなく過ごしていきましょう。
「やるべきことはやった」という気持ちで入試に臨めるように…
さて今回は「知ったかぶり」についての話、百三十五段「資季の大納言とかや」です。

☆本文(抜粋)
 (前略)「さらばあらがひ給へ」といはれて、~(後略)
 「はかばかしきことは、片端もまねび知り侍らねば、尋ね申すまでもなし。」(後略)
 「ましてここもとの浅きことは、何事なりとも明らめ申さん。」(後略)
 大納言入道、負になりて所課いかめしくせられたりけるとぞ。
☆この話の概要・趣旨
 資季(すけすゑ)の大納言という人が、具氏(ともうぢ)の宰相という人に、「何でも聞いてくれ」と言います。
 疑いの目を向ける具氏に、「難しいことも卑近なことも、何でも答えるから問題を出してごらん」と資季が言うので、
 「それなら天皇様の御前で勝負してみては?」という話になります。そこで具氏が聞いた質問とは、
 「むまのきつりやうきつにのをかなかくぼれいりくれんとう」とは何?というものでした。
 具氏が幼い頃から聞きなれていて意味がわからない言葉だったのですが、資季にもわかりません。
 結局負けを認めた資季は饗宴(ごちそうパーティー)をおごることになった、と言う話です。
 ただしこの話では、「何でも聞いてくれ」とえらそうに言った資季に対してはむしろ好意的な書き方になっています。
 …ちなみに「むまの~」はいくつか説があるものの今でも謎のままのようです。
☆例文のおよその訳
 「それならば(問題を出して)争ってごらんなさい」と言われて、~
 「難しいことは少しも習い覚えていませんので、尋ね申し上げることはできません。」
 「まして(日常的で)卑近なことは、どんなことでもはっきり説明申し上げましょう。」
 大納言入道は負けになって、科料(罰)の饗宴をたいそう盛大になさったということだ。
☆重要語句
 1あらがふ(動詞)…争う、論争する。しばしば賭けを伴います。
 2まねぶ(動詞)…もともと「まねる」の意味から、「習い覚える」という意味になります。
  ほかに、「見聞きしたことをそのまま伝える」の意味もあります。
 3いかめし(形容詞)…現代語と同様「おごそかだ、威厳がある」もあるのですが、ほかに
 「激しい、荒々しい」もあり、さらにここでの意味でもある「盛大だ」もあります。現代語の
 「厳めしい」に縛られないようにしましょう。

☆今日の超重要語句
 あきらむ(動詞)…物事を良く見極め、明らかにする。ほかに「心の中を明かす」「気を晴らす」もあります。
  現代語の「あきらめる」とはえらく違うので注意して下さいね!
今日の講座はここまでです。

☆今日のまとめ
 あらがふ・まねぶ・いかめし・あきらむ
超重要語句は100%、できれば重要語句も覚えましょう!

※講座の内容に関する質問などは下記アドレスへどうぞ。
※定期テストで、古典(古文・漢文)の勉強方法がわからず困っている人はいませんか?
塾講師生活20年間で蓄積した古文・漢文の定期試験対策テストを希望者に販売しています。
実際に毎年クラス1位獲得者を必ず出している、実績あるテストです。
徒然草はもちろん、枕草子、大鏡、史記など、現在の教科書に載っている話はほとんどカバーしています。
受験勉強(特に私立大対策)においても、基礎を固めつつ有名な話を一通りやっておきたい、という方にお勧めです。
1話分(たとえば「花は盛りに」など)200円(送料別)、初回のみ1話分おまけつきでお分けしています。
ご希望の方、お問い合わせは下記アドレスへ!なお、題名は「古典テスト希望」(お問い合わせのみの場合も)でお願いします。
問い合わせ・ご注文アドレス:gaigo-tachi@hotmail.co.ne.jp

最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る