2009/12/31
心に残るヒト以外の名言集 第80回
-------------------------------------------------- 心に残るヒト以外の名言集 第80回 -------------------------------------------------- 「華やかな仕事をしている人はたくさんいても 華やかな生活をしている人は ほとんどいないんです」 これはクリスマスイルミネーションが 残した名言である。 毎年クリスマスの時期が近づくと 日本中の街が彼らによってライトアップされ とても華やかになる。 それにより季節感を表現すると同時に それを見た人々を幸せな気持ちにさせるのが 彼らの仕事だ。 しかし彼らの勤務形態は 電球界の中でも非常にシビアと言える。 彼らがイルミネーションとして働けるのは 一年の内せいぜい長くて二ヶ月である。 しかもシーズン中は毎日働かなければ ならないので休日が全く無いため、 とんでもない激務になってしまうのだ。 その間、体がボロボロになるほと 忙しかったかと思えば 12月25日を過ぎた途端に 彼らは用済みとされてすぐに片付けられてしまい、 次のシーズンが来るまでの十ヶ月もの間 仕事が無い日々が続いてしまうのである。 彼らほど働く時期の偏ったモノ達も そうはいないだろう。 金銭面にも弊害はある。 彼らの給与形態は年俸制で どの場所で働くかにもよるが 年収は100万~120万といったところ、 これで一年間生活するには かなり厳しい金額である。 そのため彼らの空いている十ヶ月間の過ごし方は とにかく家賃の安いアパートを借りて 食費を切り詰めながらひたすら質素に暮らすか もしくはアルバイトをしながら暮らすかの 2通りに分かれるのだ。 前者は一人暮らし、後者は家庭を持つ者に 多く見られる傾向にあるが、 どちらにしてもあまり人には自慢のできない、 悲しい暮らし方と言えるだろう。 一見華やかに思える クリスマスイルミネーション達の私生活も そんなものなのである。 来年もお楽しみに! --------------------------------------------------


