フランス料理博物館  RSSを登録する

料理に関する情報、レシピ、歴史、レストラン、食材の紹介など。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/09/07

ホームベーカリー

2009年9月10日発行 まぐまぐメールマガジン Vol 6  9月  

  このメルマガは

2008年9月3日にサイトオープンした米津春日の主宰する

フランス料理博物館 

プレジール・ドゥ・ラ・ターブルより、フランス料理に

まつわる様々なお話しを、お届けするために発行いたします。

            ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽

皆さんこんにちは。残暑が厳しい中、お元気でお過ごしでしょうか。

私の楽しみをご紹介しましょう。

それは、ホームベーカリーです

今私は、パン焼きにはまっています。
といってもむずかしい事ではなく。
家で簡単に焼けるあれです。
友人にすすめられて、
ある家電メーカーの自動パン焼き器を購入しました。
はじめはドライイースト別添えの、
ミックスしたパウダーを買いました。
そのミックスしたものを焼きがまに入れ、
所定の水を加え、
イーストを投入口に入れます。
スイッチによって、焼きたいパンの種類、
焼き上がりの色などをセットし、
最後に焼き上がり希望時間を決めて、
スタートします。
すぐにコットンコットンとはたらき始めます。

しばらくすると止まって、
焼き上がり時間に合わせてイーストを混ぜ、
また動きだします。
焼き上がると、ピーッと云う音が鳴り、
焼けたパンの香りがほのかにだだよってきます。
焼きがまからパンを取り出し、
それこそ出来たてで、
外側のパリッとしたパンは朝のご馳走です。

少し馴れてくると、自分好みの配合をテストします。
そば粉、全粒粉(小麦の表皮、胚牙、胚乳をすべて粉にしたもの)、
コーンミール、などを加えて、ときには失敗してがっくり、
上手くいってはにんまり、また次の挑戦を考えます。
おかげで台所の食品棚には、
いろいろな粉であふれかえっています
。
ふとその昔、
昭和20年頃の簡易パン焼き器を思い出しました。
ふたのない長方形の木箱のうち側の側面に、
金属板が付いていて、
片方に+、もう一方にーを結線します。
その中にねった生地を入れて、電流を流すと発熱して、
中の生地が焼けるのです。
当時はどんな仕組みなのかを知りませんでしたが、
太平洋戦争の末期からの食糧難の時代、
小麦粉は手に入りにくかったので、
コウリャン(中国原産のトウモロコシの1種)、
トウモロコシ、大豆などの粉を水で練って、
塩、味噌で味を付けたものだった様に覚えています。
ベイキングパウダーの代わりに、
重曹でも入れていたのでしょう。
ただもう、
中のものが焼けるのが待ちどおしさでいっぱいでした。

現在、高校のエネルギー教育で、
世の中のすべての物体は電気抵抗を持っていて、
電気を通すと電気エネルギーの一部が、
熱エネルギーに変換されることが述べられています。
簡易パン焼き器を使った実験から、
電気エネルギーが熱エネルギーに変換され、
製造物(パン)が出来る様子が示されています。

今思えばなつかしいものです。
スポンジケーキの生地を流し入れて
焼いたらどうなるかなど、思ってはみますが。
懐古趣味と人には言われる事でしょう。

調理器具も、日進月歩の世の中です。
食材にしても生産者の顔が見える野菜などに
人気が集まっています。地産地消の一環として、
国産米の活用が
我々のフランス料理の世界に求められています。
ひとくちに米粉といっても、
製菓、製パン、料理に適しているものは
上新粉、白玉粉、みじん粉などと
粉砕方法が少し違います。
後者はロールで挽いたり、杵でついたりして製粉します。
が前者は気流粉砕製粉といって、
米を浸漬した後、気流に乗せて
米同士の衝突によって製粉する方法です。
これですと、非常に粒子が細かく製粉されます。
その米粉を使用して、デザートを作ってみましょう。

 お楽しみ 米粉のクレ-プ
 直径20センチのフッ素樹脂加工したフライパンで 7-8枚

 クレ-プの生地
    材料
 牛乳200cc全卵1個・サラダ油大匙1杯
 米粉75グラム・砂糖10グラム
 ラム酒小匙1杯(任意)                                                    
    作り方                                              
1 クレープの生地を作ります。
  ボールに牛乳、卵、サラダ油を入れて混ぜ合わせ、
  米粉と砂糖を、かき混ぜながらすこしずつ加えます。
  お好みでラム酒を入れ、冷蔵庫で30分ほど休ませます。    
                                                                              2 フライパンを火に掛け、
  ティッシュペーパーにサラダ油をしみ込ませ、
  フライパンの表面に油をぬり、
  クレ-プ生地を薄く一面に流します。
   このとき米粉は沈殿するので、かき混ぜながら、
   生地を均一の濃度にして下さい
  フライ返しを使って裏返し、両面を焼いてお皿に取ります。  

3 焼いたクレープを広げ、
  カスタードクリームを塗って半月形に折りたたみ、
  お好みのジャム、チョコレートソース、等を
  クレープに添えて、お召し上がり下さい

 クレープに塗るもの
 カスタードクリーム・お好みのジャム
 チョコレートソース・グラニュー糖だけでも結構いけます。
 アイスクリームを添えると、より楽しくなります。

    カスタードクリーム 
  材料
 牛乳200cc・生クリーム100cc 
  砂糖60グラム・米粉40グラム・卵黄2個
 バター20グラム・バニラ小量        

  作り方
1 ボ-ルに、砂糖、卵黄、生クリームを入れてよく混ぜ、
  米粉を加え更に混ぜます。

2 鍋に牛乳を入れて沸かし、
  かき混ぜながら(1)のボールに加え、
  もう一度鍋に戻し絶えず混ぜながら煮立てます。
  火から下ろして、バターを加え、
  バニラで香り付けして冷まします。                   

* オレンジの表面の皮をすりおろして、加えると良いでしょう。

  今回使用した米粉は、
  グリコ栄養食品株式会社の
  「福盛シドギ2号」を使用しております。
  フランス料理博物館の食材の項に掲載されており、
  通販での購入が可能です。

 

最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る