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2012/02/06

同志からの質問に答えよう。vol.52(2012.2.6)

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  同志からの質問に答えよう。
  vol.52(2012.2.6)
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ヘンな質問ばっかりくるんでもうやめようかと思っていたところだが、まともな質
問が届いたので継続しよう。
「週刊現代の中吊り広告の見出しによると、30年後には人口が4000万人くらいに
なって、今の社会は機能不全に陥る。そうなると、必然的に共産主義社会になるよ
うな気がするんですが、それでいいのでしょうか?」という質問である。

質問の主は20代の若者。これはなかなか世代のムード溢れる質問といえよう。

たしかにそういうことを言う人はいる。
介護ビジネスが伸びるとかいっても、30年後にはみんなが老人だからビジネスと
して成立しない、という人もいるし、今、堤防をつくってもコンクリートの寿命
は200年だから1000年に一度の津波には役に立たない、という人もいるし、そも
そも化石エネルギーはあと200年で尽きるんだから、原発もダメとなった今、200
年後には全然違う世の中になっている、という人もいるし、脱原発とかいわなく
ても100年後にはどうせウランはなくなるんだから慌てることはない、という人
もいる。

たしかにどれもデータ的裏付けのある話である。
だが、こんなのはどれも、「だからどうした」という話でしかない。

たしかに、30年先のことを考えて今を生きる、というのは立派な心がけである。
だが、みんながみんなそうはいかないし、みんながみんなそうなったら、その瞬
間に社会は破滅する。
人間が計画を立てられるのは5年先まで。これが人間の限界である。
というわけで、われわれは「5年以内に政権奪取」ということだけを考えていれ
ばいいのである。

だいたい、今、二十歳の女の子の30年後なんて考えたくないでしょう。
今、二十歳の女の子を見てわれわれが考えられるのは、「25歳くらいになった
ら、もう少し大人になっているかな。そうだといいな」ということくらいで、
それ以上先のことは考えられないのである。

ともかく、未来を語るのはけっこうなことだけど、夢を奪うようなことは慎ま
なければならないのである。

(c)中川文人
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