2009/06/15
【人類を救う海!】
愛媛県宇和海は、リアス海岸に恵まれ、日本一の真珠生産地であった。 バブル全盛期の時代は、真珠御殿が建ち、宇和島の飲み屋街は、真珠景気 で賑わっていた。 バブル崩壊後、真珠ブームが去り、密殖による、真珠貝の死滅で、 この10年位価格低迷と世界的不況で、真珠養殖は廃業が増えている。 僕は、耕して天まで至る「宇和島市遊子水荷浦の段畑」を訪ねた。 この段畑の前の海には、真珠養殖場が広がっている。 遊子漁業協同組合を訪ね、組合長にお会いした。 「もう、真珠も大変だ、今年一年で、真珠養殖場は、宇和海で100軒 は、廃業するだろう、と言われた。 どうにか、シナクテハと組合長は頭を痛めている。 真珠貝の実は食べられていた? 真珠貝(あこや貝)は、古い文献(三重県水産図鑑)のなかに、 食べられていたという記録がある。 しかし、あこや貝の実は、真珠をとる貝のため食べることを禁じられていました。 真珠を取り出す際に、石灰やアルカリ処理をするため、 食用には、適しませんでした。 最近では、アルカリ処理を施さず真珠を取り出す方法が開発されて、 あこや貝を食用にすることが可能になっている。 景気の良い時代は、真珠の玉だけで儲かっていた。 真珠貝の身などお金にする必要がなかった。 しかし、苦境にたったら知恵がでるものだ。 僕は、組合長に、この捨てる「あこや貝の身」を乾燥して、 超微粒粉にして、食品化しましょうと提案をした。 捨てる、アコヤ貝の実をお金にするか、良い考えだ「村長」頼みます。 遊子漁協から、5キロの乾燥した「アコヤ貝」が送られてきた。 早速、三重県四日市にある、超微粒粉砕会社に微紛砕してもらった。 微粉砕の真珠あこや貝の粉を、日本食品分析センターに分析試験に 出した、分析試験結果を見て驚いた。 ヒ素23ppm含まれている。 ヒ素と言えば、和歌山ヒ素カレー事件を思いだす、 急性中毒で4名が死亡している。 これは大変である。愛媛県工業試験所に相談にいつたら、海藻の ヒジキの中にあるヒ素と同じで、毒性はないものだと言われた。 大洲市平野に仙味エキス株式会社に社長を訪ね、ミネラル分析を してもらった、測定で亜鉛含量が高く、マグネシウムもかなり含まれて いるので、面白い素材です、ただ、やはりヒ素含量が高く、特に有機 ヒ素で安全上問題があります、と言う回答が届いた。 愛媛大学に相談に行ったが、食品安全にヒ素が含まれている問題があり、 安全性の確認がとれないので、わが家の、家庭菜園(トマト・キュウリ・ナス) に、肥料として撒き、実験をしている。 僕の「人類を救う海」の研究は、まだまだ続く。 (考える村 村長 玉井 恭介) ************************************************** ●発行者 考える村 村長 玉井 恭介 ●Webサイト http://ameblo.jp/kangaerumura/ ●お問合せ info@aidenet.co.jp **************************************************


