茨城県立高校入試過去問解説  RSSを登録する

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2009/05/12

茨城県立高校入試過去問解説 vol.12 平成21年数学[5](2)

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◇◆ 県立高校入試過去問 ◆◇ vol.12 ≪平成21年 数学[5](2)≫
                            2009/5/12配信
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問題 → 標準時間 → ★1★ → ★2★ → ★3★ → ★4★ → ★まとめ★
このような構成で、細かく段階をふんで解説をしています。
各段階ごとによく内容を理解してから次へ読み進めてください。

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平成21年 数学

[5]下の図1のように、4点A(4,0),B(4,3),C(0,3),D(1,1)
がある。点Pは原点Oを出発し、線分OA,AB上を秒速1cmで点Bまで動く。
点Cと点Pはゴムひもで結ばれていて、ゴムひもは常にぴんと張られた状態に
なっている。また、点Dにはクギが出ていて、ゴムひもはクギにふれた後、図2
のように、点CとD,点DとPの間にぴんと張られた状態になる。
 このとき、次の(1)、(2)の問いに答えなさい。ただし、ゴムひもやクギの大き
さは考えない。Oは原点、座標の目盛りの単位はcmとする。

(1) ゴムひもが点Dのクギに初めてふれるのは、点Pが原点Oを出発してから
何秒後か求めなさい。

(「図1 クギにふれる前」として、点Pが(1,0)の少し手前にあり、CPが
一直線になっているとき、「図2 クギにふれた後」として、点Pが(3,0)の
少し手前にあり、CPは一直線でなく、点Dで折れたような図になっている。)

 −−−−−−−−−−−−−− ここから −−−−−−−−−−−−−−

(2) 点Pが点Oを出発してからt秒後までに、ゴムひもが動いた跡にできる図形の
面積をScm^2とする。点Pが線分AB上にあるとき、Sをtの式で表しなさい。

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「ここから」から下が今回の問題です。

まずはノーヒントで解いてみましょう。

制限時間は5分!((1)からやる場合は合計8分)
ノートと筆記用具を用意して、ケータイなどでタイマーを5分にセット!

準備は良いですか?

・・・スタート!!










タイマーが鳴ったら終了!
解けても解けなくても終了です。
お疲れ様でした。それでは、解答・解説を読んでみましょう!
> ----------------------------------------------------------------------
> その前に(^^;発行者のえまよりお知らせです
> 
> 江間塾は「AE個別学習室」と改称し、水戸駅から徒歩圏内に教室を開設する
> こととなりました。家庭教師の生徒さんも引き続き募集中です。
> 詳しくは http://www.a-ema.com/ などをご覧ください。
> 
> ----------------------------------------------------------------------
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                 ★1★
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まず一つ前置きです。

見直しなどで、今回のように問題の途中から取り組む場合も、問題文は最初から
読んだ方がよいです。
(2)の文章だけしか読まないと、条件の理解が今ひとつで、ぼんやりしたまま問題
に取り組むことになってしまうはずです。

さて、今回の問題の内容に入ってみましょう。

今回は、普通の三角形や四角形ではない図形の面積を求めなければいけません。
当然、普通の面積の公式はこのままでは使えません。
そんなときは、普通の公式が使えるようにすればOKです。

つまり・・・

●与えられた図形を分割する。
  →分割した図形の面積を後から合計する。

●与えられた図形を含む大きい図形を自分で作る。
  →大きい図形の面積から余計な部分の面積を引く。

これらのどちらかをやってみればよいわけです。
たいていどちらでもできますが、分割する方は計算の手間が少なく、大きい図形
を作る方は考える手間が少ない場合が多いです。


ここまで「なるほど。その通りだ!」と納得できましたか?
今ひとつモヤモヤしてる人は、★1★の最初からもう一度読んでみてください。


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                 ★2★
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今回は分割する方でいってみましょう。

点Pが線分AB上にあるときの図形は、点Dが凹んでる四角形になっています。
これは、点Pが点Aと重なっているときの図形に三角形を足した形になっている
と考えることができます。

つまり、求める図形は、OADCとAPDに分割できる。ということができます。

そして、OADCはまだ凹んでるので、これもさらに分割します。

OとDを使った一辺が1cmの正方形、その正方形の上側の三角形、その正方形の
右側の三角形の3つに分けると簡単だと思います。

一辺が1の正方形の面積は、1×1=1
上側の三角形の面積は、1×2÷2=1
右側の三角形の面積は、3×1÷2=3/2

まずはこうなりますね。


ここまで「なるほど。その通りだ!」と納得できましたか?
今ひとつモヤモヤしてる人は、★2★の最初からもう一度読んでみてください。


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                 ★3★
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残りの三角形APDがちょっとやっかいです。

底辺をAPとするのが一番簡単なはずですが、それでも底辺はtの値によって
変化します。さらに、点PはOからAを通ってきてるので、△APDの底辺は、
移動時間のtとは一致しません。

・・・でも大丈夫!?

まず、点PがAのところまで来るのに何秒かかるのか考えます。
みなさんすぐわかりますね。

そう。4秒です。
このときは△APDの底辺はゼロですね。まだ三角形になっていません。

では、5秒後では同じ底辺の長さはどうなるでしょうか?
これも簡単です。
1cmですね。

6秒後はどうでしょうか?
2cmですね。


・・・それでは、t秒後なら?
底辺の長さは時間から4を引いたものになっているようなので・・・

(t−4)cm

ですね。これで底辺はわかりました。


ここまで「なるほど。その通りだ!」と納得できましたか?
今ひとつモヤモヤしてる人は、★3★の最初からもう一度読んでみてください。

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                 ★4★
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△APDの高さはDからAPに下ろした垂線なので、3cmです。

よって、△APD=(t−4)×3÷2
        =3(t−4)/2

これで各部分の面積は全てわかったので、合計してみましょう。

S=1+1+3/2+3(t−4)/2
 =7/2+(3/2)t−6
 =(3/2)t−5/2


これでSがわかりました。めでたしめでたし。

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                ★まとめ★
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  変な形だな〜

→ 分割してみよう

→ とりあえず、三角形と四角形にして・・・

→ ひとつひとつ面積を求めてみる

→ 全部合計すればOK!

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        発行者:AE個別学習室/プロ家庭教師の江間淳
              http://www.a-ema.com/
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