2010/02/08
nr. 19 私の楽器は世界遺産 あなたの知らないカリヨンの世界
2010年02月08日 19号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 私の楽器は世界遺産 あなたの知らないカリヨンの世界 Nr. 19 (2de jaargang) 08 februari 2010 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ♪♪ カリヨン(Carillon: フランス語・英語)とは、 音階を持つ複数の吊鐘を、 機械で自動演奏、あるいは鍵盤で人間が演奏する “楽器”の名前です。 ────────────────────────── …‥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥… …‥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥… ────────────────────────── - inhoud - 今号の内容 はじめに 伊丹のカリヨンの演奏・録音撮影を行います! カリヨン楽曲の“編曲” サイトの更新情報など 編集後記 ────────────────────────── はじめに ────────────────────────── 2010年になりました! …というのはちょっともう遅いですね。 すみません。2月になっちゃってますものね…。 冬は、カリヨン的には「オフシーズン」。 (その理由は、編集後記で説明いたしますね) なので正直なところ、まだ盛り上がりに 欠けてはいるのですが、 いよいよ《カリヨン500》の、 特別な1年の幕開けですー! ────────────────────────── 伊丹のカリヨンで演奏・録音撮影を行います! ────────────────────────── 直前のお知らせでごめんなさい! 来たる2月16日(火)午前11時から、 JR伊丹駅前にあるカリヨン 《フランドルの鐘》で、 演奏の様子を録音撮影する許可をいただけました。 ご参考: 「伊丹市再発見 - カリヨンのある町」 http://aranishi.hobby-web.net/3web_ara/saihakken6.htm 今回の演奏は「コンサート」ではなく、 《カリヨン500》関連プロジェクトの一つ、 【カリヨン文化の国際化】にリンクしたもの。 ベルギー、オランダといった「カリヨンの故郷」以外の地域で いったいどのようにカリヨンは存在しているのか、 もっと、カリヨンを知ってもらうために、 カリヨン奏者・研究者は何が出来るか、 というのが、この【カリヨン文化の国際化】 プロジェクトの趣旨です。 日本には、世界カリヨン連盟のリストに登録されている カリヨンが、国内に三箇所あります。 ・JR伊丹駅前《フランドルの鐘》 ・石山・信楽 宗教団体神慈秀明会内《Bells of Joy》(非公開) ・長崎ハウステンボス内《カロヨンシンフォニカ》(非公開) ご参考: 上記「伊丹市再発見」のほか、 http://www.carillon.org カリヨンの本場、ベルギー・オランダと同じく、 私有地ではない、公共の場にあるカリヨンは、 この、伊丹市のものが日本で唯一ということになります。 ベルギーのハッセルト市と、 姉妹都市協定を結んでいるという“ご縁”が、 カリヨンを通じて深まれば良いなあ!などと 考えたりもしています。 もし、当日、見学をご希望の方がいらっしゃいましたら、 いちおう、伊丹市当局に事前申請をする必要がありますので、 お手数ですが、当方までご一報いただけますでしょうか? このメルマガに「返信」いただくか、 beiaard@mac.com 宛、お知らせくださいませ。 録音・撮影対象となりますのは、 不肖わたくしの編曲した楽曲を含む、5曲ほどの予定です。 ────────────────────────── カリヨン楽曲の“編曲” ────────────────────────── 楽器としてのカリヨンは、建築物であると同時に楽器、 しかも、音が出る部分(発音体、と呼びます)が 鐘、という、決して小さくないシロモノであるため、 演奏に際しては、様々な制約が発生してしまいます。 キーボード+ペダル=コンソール、と呼んだりしますが、 このレイアウトは、ピアノやオルガンと同じ。 で、カリヨン作曲・編曲の専門家は 「あらゆる曲がカリヨンでも演奏可能」 だと、いつも言うんです。 言うんですけどね…(含笑) こぼれ話、愚痴、などなどは、また改めて書かせてください。 とにかく! わたしの編曲した楽曲、演奏音源を公開しました!! ・坂本龍一作曲 Fountain (アルバム /05所収) http://www.bono-carillon.com/index.php?Fountain ・竹田の子守唄 http://www.bono-carillon.com/index.php?%E7%AB%B9%E7%94%B0%E3%81%AE%E5%AD%90%E5%AE%88%E5%94%84 で、上記2曲を含む「カリヨン音源サンプルCD」という 4曲入りの音盤を作成いたしました。 詳細は次号でお知らせいたしますが、 ご希望の方にはお分けしたいと思っております。 今しばらく、お待ちくださいませ! ────────────────────────── サイトの更新情報など ────────────────────────── 拙サイト《フランダース発カリヨン情報》更新情報です。 《カリヨン500》関連イベントとして、 10月9、10日にブリュージュで開催される、 「カリヨン・音楽聞き取りコンテスト」情報 http://www.bono-carillon.com/index.php?ブリュージュ・聞き取りコンテスト あと、詳細未詳ではありますが、 5月9日、《カリヨン500》の根拠となった古文書を擁する アウデナールデ市で、 「カリヨン・パーティ」があるんだそうです。 ある、とだけしか伝えられていないので(苦笑) ほんと、詳細が分かり次第のお知らせになります。 また、6月19日(土)の【カリヨンの日】で演奏される、 《カリヨン500》テーマソングの譜面が公表されました! http://carillon500.eu/index.php?option=com_content&view=article&id=103&Itemid=126&lang=en (《カリヨン500》英文ページに直接リンクしています) この「テーマソング」についても、 次号で詳しくご説明いたしますね。 ────────────────────────── 編集後記 ────────────────────────── そもそも暖房設備に乏しい、塔の中の演奏室、というのは、 冬の寒さが、たいへん、堪えます。 もちろん、電気ヒーター等は設置されていますが、 塔、というのは得てして吹きっさらしであることが多く、 演奏室の居住性なんか、誰も考えちゃいないワケです。 そしてコンソールと鐘を繋ぐワイヤーも、 寒さで縮こまっているため、 演奏前の「調節」が、思いの外手間取る作業になっちゃったり。 カリヨンは屋外で聴くものですから、 寒い時期にリサイタルをやっても誰も聴かない、とばかりに、 冬期の定例リサイタルを行わないカリヨンさえ、 あったりします。 季節性楽器、でもあるんですよねー…。 リクエスト、コメントなど、いただけると ほんとーーーーーーに、励みになります。 このメルマガに「返信」いただくか、 beiaard@mac.com 宛、お寄せいただけますでしょうか。 ではまた次号で! …‥・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥… ____________________________________________________ colofon 編集・発行:ぼの@カリヨン 「私の楽器は世界遺産 あなたの知らないカリヨンの世界」 登録・解除・バックナンバーはこちらから: → http://www.mag2.com/m/0000280659.html 「私の楽器は世界遺産 あなたの知らないカリヨンの世界」 ブログ版 http://ameblo.jp/carillonneur/ 「楽器としてのカリヨン」(mixi 内コミュニティ) http://mixi.jp/view_community.pl?id=3983977 (このところmixiからは足が遠のいており、 あまりチェックできておりません。ごめんなさい) 無断転載・掲載はご遠慮下さい。 本誌掲載の内容は、すべて独自の取材調査・翻訳編集に 基づいたものです。 著作権は編集人(松江万里子)に帰属します。 他メディアへの転載などは、まず当方へご一報下さい。 但し、本誌の掲載内容から派生した事象に関しては、 基本的に二次使用の結果と見做し、当方は免責されるもの といたします。予めご了承下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



