2009/01/26
■自分の型をつくるための読書術vol.3 2009.01.24■
今回で3回目。よろしくお願いいたします。 □=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□=□ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? ダイヤモンド社 林總 著 1,500円+税 本書は、 経営の素人である主人公の由紀が、会計のプロである安雲教授の助けを得て 、会計と経営を学んでいく、というの物語形式で書かれています。 会計が経営にどのように役に立つかを知りたい人におススメ。 ■本書の要点 本書で著者は、経営における会計の使命は、会社の活動を「可視化」すること、といっている。 ところが、会計は「会社の実態を正確に映し出す鏡ではない」とも言っている。 またさらに、会計は「だまし絵」だとも。 つまり、 会計は本質を理解し、経営と一緒に学ぶことが大切、ということが著者のメッセージ。 それでは、 Q: 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? A: 損益分岐点売上を超えて売り上げる方、が儲かるといえる。 当り前だ!と言いたいところですが、会計的視点から考えると、 この限界利益と固定費が一致する点の売上(損益分岐点売上)を 見つける方法を理解し、限界利益を意識して経営することが大事ということですね。 ■どちらが儲かるか?について補足しておきますと、 餃子屋とフランスレストランは、大前提としてビジネスの仕方が全く違います。 2つのビジネスの特徴を挙げてみると、 餃子屋は、 薄利多売 →100円ショップと近いのかな・・・ 固定費が少ない →少し欠けているような皿が出てくる店が多い? 食材の原価も低い ※料理の値段は、食材の2倍くらいか? フランスレストランは、 固定費が高い →料理だけでなく高級な空間・場所も有料サービス。 食材の原価も高い※料理の値段は、食材の5倍くらい? ということは、 餃子屋は限界利益率が低くても儲かるが、相当数を売らないと利益は大きくならない。 反対に、 フランスレストランは、限界利益率を高くしないと儲からないが、損益分岐点を 超えてしまうと、大きな利益を生む。 ということです。 つまり、 会社が目指すべき経営は、 固定費が少なく、限界利益率が大きい、利益の出やすい経営ということですね。 以上。



