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2009/01/29

【GROWメール】rel="nofollow"で迷惑投稿を減らせるかも?

━━≪ GROWマガジン ≫━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ┌──┐
  |\/|rel="nofollow"で迷惑投稿を減らせるかも?
  └──┘
━━━━━━━━━━━━━━━━ http://www.grow-planning.com/

今回は、

リンク先ページに評価値を渡さずにリンクできる方法

をご紹介いたします。

HTMLでリンクを作る際に使うa要素に、
rel属性を加える記述方法があります。

例えば以下のように。

 <a href="http://○○○○.com/" rel="nofollow"> 〜 </a> 

「掲示板」や「ブログのコメント欄」
などのような

「第三者が自由にリンクを作れるような場所」には、

上記のように

「rel="nofollow"」

の記述が自動的に加わるようにしておくことをお勧めします。

こうしておけば、
スパム投稿(迷惑投稿)の被害を
少しは減らせるかも知れません。

また、
スパム投稿のせいで
(検索エンジンからの)
自サイトの評価が下がってしまうのを防げますよ。


1.「rel="nofollow"」とは?

rel属性は、
「このページ」と「リンク先のページ」との
関係を示すための属性です。

例えば以下のような属性値があります。

・「contents」:目次ページ
・「start」:最初のページ
・「copyright」:著作権に関するページ
・「help」:ヘルプのページ 

外部スタイルシートを読み込む際の記述でも、
下記のようにこのrel属性が使われていますよね。

 <link rel="stylesheet" type="text/css" href="sample.css"> 

上記のrel属性の値に指定されている
「stylesheet」は、

「指定したファイル(sample.css)がスタイルシートである」

ということを示しています。
このようにrel属性は、
「このページ」側から見た
「リンク先ページ」の関係を示すために使われます。

■rel属性に値「nofollow」を指定する意味は

rel属性の値として

「nofollow」

を指定する記述方法は、Googleが提案したもので、
現在ではYahoo!でもMSNでも採用されています。

この記述の意味は、

リンク先に評価を渡したくない
(リンク先を信頼しているわけではない)

というものです。

この「nofollow」を使うと、

「リンク先のページが重要だと考えているわけではない」、
「リンク先のページを支持しているわけではない」

……というような意味のリンクだと解釈されます。

ではなぜ、
この記述を加えておくことで

「掲示板」や「ブログのコメント欄」

へのスパム投稿が減らせたり
(あくまでも「可能性がある」ということです。)、

検索エンジンからの評価低下を防いだりできるのでしょうか。 


2.スパム投稿を減らせる可能性がある?

誰でも自由に投稿できる
「掲示板」や「ブログのコメント欄」などには、
頻繁にスパム投稿が来ます。

これは、

リンク先ページ(スパム投稿者が運営するページ)

の評価値を向上させる目的で悪用できるからです。

それをできるだけ防ごうとするのが、
冒頭でご紹介した

「rel="nofollow"」

の記述です。

その背景と理由を以下にご紹介いたします。

■被リンク数が多いほど評価される!?

GoogleやYahoo!などの検索エンジンは、
ページ間のリンクを一種の
「支持投票」だとみなします。

「たくさんリンクされているページは、
 それだけ重要度(人気度)が高いページだ」

と判断するわけです。(※1)

※1:この「他のページからリンクされている数」
   のことを「被リンク数」といいます。
   重要度(評価値)は、Googleの「PageRank」が有名ですね。

検索エンジンは、
利用者に役立つ検索結果を提供すべく、

「重要度の高いページ」

をできるだけ検索結果の上位に表示しようとします。

その結果、

「様々なページからたくさんリンクされているページ」は、

検索結果の上位に現れやすくなります。(※2・3)

※2:実際には「『重要度の高いページ』からのリンク」の方が
  「『重要度の低いページ』からのリンク」よりも重視されます。
   つまり、すべてのリンクが等価というわけではありません。
   ですから、単純に「多い方がよい」ということではありません。

※3:検索結果の表示順は、それ以外にも検索語との関連など様々な
   要因を考慮して決定されていますから、
  「被リンク数」だけで決まるわけではありません。
   しかし、「被リンク数」も重要な要因の1つです。

■誰でもリンクを作れる場所には、スパム投稿が増える

上記のことから、

「検索結果で上位に表示されたければ、
 たくさんのサイトからリンクされる必要がある」

と言えます。

しかし、
「リンクして下さい」と
お願いして回るには時間と手間がかかりますから非効率的ですね。

ましてや、アダルトサイトや非合法なサイトなど、
怪しげなサイトへリンクしてくれる人はほとんどいないでしょう。

そこで、

「誰でも自由に文章を投稿できる場所」

に目が付けられるのです。

「掲示板」や「ブログのコメント欄」
にスパム投稿が多い理由の1つはこれです。

誰でも自由に投稿できる(=リンクが作れる)

のであれば、
そこに自分で自分のサイトへのリンクを投稿すれば、
楽に「被リンク数」を増やすことができますから。

また、
比較的長く運営されているサイトであれば、

掲示板やブログ自体の(検索エンジンからの)評価値

もそこそこ高い可能性があります。

そのような

「評価値の高いページ」

からリンクが得られれば、
手っ取り早く自分のサイトの評価値を高めることができます。

この理由から、スパム投稿が増えるのです。(※4)

※4:日本語サイト内の掲示板へも、
   英語やロシア語などの外国語でのスパム投稿がよくあります。
   これは、閲覧者にリンクをクリックさせたいというよりは、
  「リンクを作ること」そのものが目的なのでしょう。
  (もちろん閲覧者を誘導できればそれに越したことはないと
   考えてはいるでしょうが。)

■スパムサイトへのリンクは、自サイトの評価を下げる可能性がある

検索エンジンからスパムサイトであると認識されている
ページへリンクすると、

リンク元のページ(=自分のページ)

の評価も下がってしまう場合があります。(※5)

検索エンジンは、
あるページ内に掲載されている文章について、

「誰が書いた文章なのか」

を知ることはできません。

ですから、
掲示板やブログのコメント欄からスパムサイトへの
リンクが書き込まれてしまうと、
自分のサイトの評価を下げてしまうことになります。

自分の意志でリンクしたわけではなくても、

ですよ。

※5:Googleは、ウェブマスター向けガイドラインで
  「ウェブスパマーや不正なウェブサイトへのリンクは
   行わないでください。これらのリンクにより、
   サイトのランクが下がることがあります。」
   とアナウンスしています。

■評価値を渡さないリンク方法

そこで有効なのが、
rel属性を使った

「 rel="nofollow" 」

の記述です。

ご紹介したとおり、
リンクにこの記述が加えられている場合は、

「リンク先を信頼しているわけではない」

という意思表示になります。

その結果、
検索エンジンはそのリンクを

「支持投票」

だとはみなさず、

「リンクされていないもの」

として取り扱います。

これには、次の2つの効果があります。 

・スパムサイトへのリンクが作られてしまっても、
 自サイトの評価が下がることはない。 

・スパム投稿をしても検索エンジン対策効果が得られないので、
 スパム投稿の意欲を低下させる。

スパム投稿の目的が

「被リンク数を増やすこと」

であれば、
この「rel="nofollow"」の記述が自動的に
加えられてしまうところに投稿しても意味がありません。

そこに投稿しても検索エンジンには評価されないからです。
そのため、
スパム投稿の意欲を低下させる効果が期待できます。(※6) 

※6:スパム投稿には、
  「閲覧者にクリックさせて自サイトへ誘導する」
   という目的もあるでしょうし、すべての検索エンジンが
   この記述を考慮するとは限りませんから、
   いきなりすべてのスパム投稿がなくなるとは考えられません。
   しかし、何も対策を施さないよりは施しておく方が良いでしょう。

また、
気付かないうちに自サイトの評価が下げられてしまう可能性を
なくせるメリットもあります。

では、
最後に「rel="nofollow"」の使い方と、
ページ内のすべてのリンクに対して同様の効果を
手軽に与える方法をご紹介いたします。


3.「rel="nofollow"」の使い方

これまでにご紹介してきたように、

「第三者が自由にリンクを記述できるような場所」

には、
リンクを作るa要素に「rel="nofollow"」の記述が
加わるようにしておきましょう。

■「rel="nofollow"」の加え方

具体的には、
リンクを作るa要素にrel属性を加え、
属性値に

「nofollow」

を指定します。
HTMLソースは以下のような感じになります。

 <a href="URL" rel="nofollow"> 〜 </a>

ブログツールや掲示板CGIでも、
自動的に

「rel="nofollow"」

の記述を加えてくれるものがあります。

自分でソースコードを修正するのが難しく、
今使っているツールが対応していない場合は、
最新のバージョンが公開されていないか確認したり、
対応しているツールへの乗り換えを検討してみましょう!!

■ページ内の全リンクを対象にしたい場合

リンク1つ1つにこの記述を加えるのが無理な場合や、
ページ内のすべてのリンクを一括して対象にしたい場合は、
meta要素を使って以下のように記述することもできます。

この記述をHTMLのhead要素内に1つ含ませておけば、
そのページ内にある、
すべてのリンク先を評価しないよう指示できます。

<meta name="robots" content="nofollow">

ただ、上記の方法だと、
ページ内のあらゆるリンクが対象になるため、

「自サイト内の他のページへのリンク」

も対象になってしまいます。

もっとも、
「評価値が渡らなくなる」だけであり、
リンク先ページにとってマイナスの評価を与えるようなことは
ありませんので、
掲示板1つに記述する程度なら特に不都合と思いますよ。

■自分だけが書ける場所にあるリンクに加える場合は注意

この記述は、掲示板やブログなどだけでなく、
自ら作成したHTMLファイル中でももちろん使えます。

参考までにスパムサイトへリンクしたい場合などは、
この「rel="nofollow"」を
加えてリンクを書くと良いでしょう。

しかし、
友達や知り合いのサイトへこの記述を加えてリンクすると、
あまり良い印象は与えないでしょう。

(特に相互リンクしている場合などは。)

この記述を手動で加える際には、

「リンク先を信頼しているわけではない」
(リンク先に評価値を与えたくない)

という意思表示になる点に注意して使って下さいね☆


掲示板やブログのコメント欄などで使えば、

スパム(迷惑)投稿の意欲

を減らせる可能性があります。

この方法を採用したからといっていきなりスパム投稿が
なくなるわけではありませんが、
何もしないよりは対策しておく方が良いでしょう。

ご存じなかった方は、
是非一度、試してみてください♪

以上、長々と失礼しました。
 
        by グロママ 
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