2009/06/08
電験三種取得講座
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今週は電力「送電」に関する情報です。
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☆★☆★☆★ 電験三種を取得しよう! Vol.022 ☆★☆★☆★
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こんにちは!
1.まず、送電線路に用いられている電線の種類を学習しましょう。
電力送電の進歩に従って、送電容量も上昇してきました。今後も、改良されさらに
進歩していくものと思われます。
〇OW(屋外用ビニル絶縁電線:低圧)
〇OE(屋外用ポリエチレン絶縁電線:高圧)
〇OC(屋外用架橋ポリエチレン絶縁電線:高圧)
〇ACSR(鋼心アルミより線)
鋼心アルミより線は、アルミの軽さと高い導電率および鋼の引っ張り強さを活か
して、長径間の超高圧送電線に利用されます。敷設させる場所等によって扱われる
電線の種類が変わってきます。それぞれの電線の特徴を捉えてください。
2.送電線付属品
送電線付属品が何故設置されるのかを学習してください。今回、細かい説明は
割愛させていただきますが、お持ちのテキストで図や写真を見て、学習を進めて
ください。
〇アークホーン・・・雷からの保護
〇ダンパ・・・・・・振動防止
〇スペーサ・・・・・タ導体の電線間を一定に保つ
〇アーマロッド・・・振動による疲労防止、雷・事故による溶断防止
〇クランプ・・・・・電線を鉄塔に支持するために用いる接続管
3.送電線用語
〇タ導体送電・・・一相分を2本以上の導体で構成し送電するもの
〇架空地線・・・・直撃雷防止
〇線路定数・・・・電線路固有の定数 R(抵抗)・L(インダクタンス)・
C(静電容量)・G(コンダクタンス)
〇直流送電・・・・発電所の交流を、変換装置により直流で送電する方式。
同じく、交流送電もあるが、お互い、メリット・デメリット
が存在します。
メリット・デメリットについて学習しておいてください。
〇ねん架・・・・・電気的不平衡をなくす。
4.フェランチ現象
送電線路において、送電端電圧より受電端電圧が高くなる現象。負荷が非常に
小さいときや、充電電流の影響で進み電流になり起こるので、電力負荷が小さい
ときは、電力用コンデンサの開放などを行う。
ケーブル化が進んでいるため、静電容量が大きい。そのため、フェランチ現象が
起こりやすい。
また線路長が長いほど起こりやすい。
5.コロナ損失
送電線路の電圧がある値以上になると、電線に接する空気の絶縁が破れ、放電する
現象をコロナという。これによる損失をコロナ損失という。送電線の近くで耳を
すませて聞いていると、「ジィ〜」という音がしますが、それが、コロナ音です。
6.表皮効果
導体に高周波電流を流すと、導体中央部の電流密度が小さくなり、多くの電流が
表皮部分に流れる現象。出題頻度が高いので覚えておくこと。
7.風雪による現象
〇スリートジャンプ・・・送電線に付着した氷雪(スリート)が、脱落時にその反動
で電線が跳ね上がる現象
〇微風振動・・・送電線に直角にゆるやかな風が吹くと、カルマン渦が生じて、
送電線が振動する。送電線の持つ固有振動と等しくなると、共振して、フレがさらに
大きくなる。
〇ギャロッピング・・・送電線に付着した氷雪の断面が非対称になり、風が当たると
揚力を生じ振動する。その振動する状態が馬の駆ける姿(ギャロッピング)に似ている
ので、このような名称がある。
〇塩害・・・・・海岸に近い送電線路では碍子に塩分が付着し、絶縁破壊が生じやすく
なる。その対策として、洗浄したり、シリコンパウンドを塗布します。
8.電線の弛度(たるみ)
ここでは、たるみの計算式を説明します。
D=ωS2(2乗)/8T
D:たるみ(m)
ω:電線の荷重(kg/m)
S:径間(スパン)(m)
T:電線の張力(kg)
三種では、与えられた数値をこの式に当てはめるだけで、答えを導き出すような
問題が出題されると思いますが、 この応用編として、自重・氷雪荷重・風圧荷重を
踏まえたうえで、答えさせるような問題の出題の可能性も高いです。
どのような出題意図をもっているのか、よく考えて解くようにしてください。
9.電線実長
L=8D2(二乗)/3S+S
L:実長(m)
DおよびSは、弛みで説明したものと同様
10.電力ケーブル
〇CVケーブル
〇CVTケーブル
〇OFケーブル
上記ケーブルにも、それぞれ特徴があります、図、写真等で確認してください。
WEB上でも、すぐに確認できます。
11.中性点接地方式
(1)目的
〇地絡事故時の異常電圧抑制
〇地絡事故時の継電器動作を確実にする。
〇健全相の電位上昇の抑制
(2)接地方法
〇消弧リアクトル接地方式
地絡電流はもっとも小さくできるが設備が高くあまり用いられていない。
〇非接地方式
小規模系統に採用される。
〇抵抗接地方式
100〜1000Ωの抵抗を通して接地
〇直接接地方式
地絡電流はもっとも大きく、電磁誘導障害に注意する。
12.%インピーダンス(パーセントインピーダンス)
三種には%Z(パーセントインピーダンス)が出題される。この%Zは電力管理
では非常に大切である。この%Zから、短絡電流や短絡容量を求めなければならない。
それでは、%Zの求める公式です。
%Z=IZ/V*100(%)
I:定格電流(A)
Z:インピーダンス(Ω)
V:線間電圧(V)
続いて、短絡電流と短絡容量です。
まず、短絡電流は、Is=V/Z=100I/%Z
Is:短絡電流
短絡容量は、Ps=100P/%Z
P:基準容量(KV・A)
短絡電流、短絡容量についての問題を多く解いておきましょう。必ずといっていい
ほど出題されます。電験三種は、少ない出題数で配点の大きい試験であるのがポイ
ントです。出題数も多ければ、その問題をパスなんてことも可能ですが、そうは言
っていられません。その配点方法に泣いた受験者も多いはずです。理解しながら、
なるべく多くの問題を解いてみてください。
次回は、法規(電気施設管理)です。
こちらも見てください!URL http://ameblo.jp/pe-japan/


