2009/04/20
電験三種取得講座 機械(電気応用)
☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆
今週は機械「電気応用」に関する情報です。
☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
☆★☆★☆★ 電験三種を取得しよう! Vol.015 ☆★☆★☆★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは!
機械分野において、実務に近い電気応用についてです。
過去問題を分析しても、基本的事項について求められるケースが多く、簡単な公式
に、与えられた数値を当てはめればとくことができる場合もあります。
それでは、早速、電気応用について学んでいきましょう。
1.回転体の運動特性
(1)慣性モーメント
回転体の慣性モーメントJ(kg・m2(平方メートル))は
J=Gr2(rの2乗)=GD2(Dの二乗)/4
G:回転体の質量(kg)
r:回転体の半径(m)<D=2r>
GD2(ジーディースクエア)をはずみ車効果といいます。Jが大きいと、始動
や急停止は難しいが、エネルギーを維持させようとする働きには好都合です。
(2)運動エネルギー
回転体の運動エネルギーをW(J)とすると、
W(J:ジュール)=ω2(二乗)・J/2で求めることができます。
ωは、回転体の角速度
Jは回転体の慣性モーメントです。
運動エネルギーの式は、よく出題されます。特に、数値だけ与えられて、
当てはめていけば解けるといった
問題も出題されますので、十分覚えておいてください。
応用編として、回転数が変わった場合のエネルギーの増減について問われる場合が
ありますが、一つひとつ解いていけば、解けない問題ではありませんね。
2.各種機器の出力計算
与えられた数値を当てはめて解く・・・まさに、これらの機器における出力計算が
該当するでしょう。
その際に注意することは、効率と単位です。
揚水ポンプの場合、与えられた効率で割ること、また、単位においては、kwな
のか単なるwなのかしっかり確認しましょう。それでは、各機器の出力計算の
公式を覚えていきましょう。
(1)揚水ポンプの所要出力
P=9.8QHk/η ※単位は割愛させていただきますので、各自お持ちの
テキスト 等で確認してください。
Q:流量
H:揚程(ポンプで液体を汲み上げることのできる高さ)
k:余裕度(実際には計算しなければなりませんが、三種試験では与えられない
場合があります)
η:効率
(2)送風機の所要出力
P=9.8QHk/η
Q:風量
H:風圧
k:余裕度
η:効率
基本公式は、揚水ポンプと一緒ですね。
(3)巻上機の所要出力
P=9.8KVW/η
V:巻上げ速度
W:巻上げ荷重
k:余裕度
η:効率
いずれの公式においても9.8が入っていますね。重力に逆らって持ち上げること
を意味しています。
3.照明と照度計算
(1) 照明
○光束:人の視覚で光と感じる量。単位はlm:ルーメン
○光度:光の明るさの度合い。単位はcd:カンデラ
○輝度:単位面積当たりの光の明るさの度合い。単位cd/2(平方メートル)
○照度:被照射面の明るさの度合い。単位lx
○光束発散度:発光面や反射面の単位面積当たりから発散する光束。単位lm/2
(平方メートル)
(2)光源
発光の仕方は、次の2つに分けられる。
○温度放射 ステファン・ボルツマンの法則 (単位表面積から放射するエネル
ギーは、黒体表面の絶対温度の4乗に比例するという法則。出題の可能性は高い)
○ルミネセンス
(3)波長
目に見える光を可視光といい、可視光の波長は、380〜760nm(ナノメート ル)である。出題頻度は高いので覚えておいてください。
(4)色温度
光源はその種類によって発行色が異なります。電球のように赤みがかった光の
色温度は低く、青白いほど高い。一見、赤みがかっているほうが、色温度が高
そうであるが、間違えないようにすること。
(5)演色性
色の見え方に対する性質。太陽光での色の見え方に近いほど、演色性が良い光源
であるといえる。
(6)種類
○白熱電球
○蛍光ランプ
○高圧水銀ランプ
○ナトリウムランプ
○メタルハライドランプ
○キセノンランプ
まず、これらの電球がどこに使われるのか、何故使われるのか、考えていただき
たい。設置されには、それなりの根拠がある。上記に挙げた以外では、LED
ランプなど使われるようになってきている。
(7)照度計算
照度計算をするためには、下記の考え方がある。ここでは、詳しい計算式について
説明は割愛させていただくが、テキスト等で確認しておいてください。
○点光源による照度
○線光源による照度
○室内の平均照度
E(lx)=FUMN/A
「LX(ルックス)には、FUMN(不満の面も)A(ある)」と覚えると楽!
E:照度 F:光束 U:照明率 M:保守率 N:個数 A:面積
室指数=XY/H(X+Y) X:室の縦の長さ Y:室の横の長さ H:光源の高さ
室内の照度計算では、よく使用される式です。覚えましょう。
4.電気加熱
電気加熱では、加熱方式の種類をあげておきます。
○アーク加熱
○誘電過熱
○誘導加熱
○抵抗過熱
5.電気化学
(1)ファラデーの法則
「析出する物質の量W(g)は、電界液を通過する電気量Q(C)と析出した物質の化学当量に比例する」
析出する物質の量を求める問題や、電気量を求める問題が出題されます。原理を覚えておいてください。
(2)蓄電池
○乾電池
○蓄電池
○鉛蓄電池
○アルカリ蓄電池
○リチウム二次電池
蓄電池の利用範囲は広い、特に分散電源としての活用は今後広まっていくものと
考える。
○燃料電池(燃料の化学変化を利用)
○太陽電池(太陽の光エネルギーを利用)
電気応用は、問題で与えられた数値を公式に当てはめるだけで解答を、導き出せる
場合が多い。
言ってみれば、基礎的な知識を問われる問題であるともいえる。
電気“応用”というだけで拒絶しないで、絶対に点数をかせげる分野であると
考え、粘り強く学習しよう。
次回は、法規「静電誘導・電磁誘導等」です。
こちらも見てください!URL http://ameblo.jp/pe-japan/
電験三種 よくわかる機械 (なるほどナットク!)新井 信夫
価格:¥ 2,310(定価:¥ 2,310)
http://www.amazon.co.jp/dp/4274200140/ref=nosim/?tag=denkensansyu-22
これだけ機械 (電験第3種ニューこれだけシリーズ)深見 正
価格:¥ 3,150(定価:¥ 3,150)
http://www.amazon.co.jp/dp/4485102572/ref=nosim/?tag=denkensansyu-22



