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第三種電気主任技術者(通称電験三種)は、電気保安管理のスペシャリストとして将来性のある資格ですが、資格取得のためには幅広い電気知識と数学力が必要とされます。取得のためのノウハウを定期的にお知らせします。

  • 発行周期 週刊
  • 最新号 2009/09/01
  • 部数 266部
  • メルマガID 0000280413
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2009/02/16

電験三種取得講座

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今週は「水力発電」に関する情報です。

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 ☆★☆★☆★ 電験三種を取得しよう! Vol.006  ☆★☆★☆★
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こんにちは!


「電力」は比較的文章問題の出題が多い。文章問題ではあっても、本質的な部分
をしっておく必要があるので、各種公式等に触れておく。

「電力」の一番初めの学習として、水力発電を挙げた。水力発電は、我国での発電
電力量は10%を占めている。水力発電は公害を出さないクリーンな発電であるが、
豊富な水量と落差のある河川に限定される。
まず、水力発電を学習していくために、3点ほど重要な公式を覚えよう。基礎的な
公式でもあり、読者が業務上で今後役に立つものでもあると思う。
1.
(1)流量を求める公式
Q=Av  (Q:流量m3(3乗)/h  A:配管の断面積m2(2乗) 
       v:流体の速度m/s)

水力発電だけでなく、流量を求める場合等多く使用される。

(2)ベルヌーイの定理
h+p/ρg+v2(2乗)/2g=一定・・・これらのエネルギーは流体の何処をとっても一定
h:高さm
P:圧力Pa
ρ:水の密度kg/m3(3乗)
v:水の速度m/s

h:位置エネルギー
p/ρg:圧力エネルギー
v2(2乗)/2g:速度エネルギー

(3)運動エネルギーと位置エネルギー
○運動エネルギー
W=1/2mv2(2乗)[J:ジュール]
単位体積あたりのエネルギーw[J/m3(3乗)]は w=1/2 ρv2(2乗)
                           [J/m3(3乗)]
○位置エネルギー
W=mgh[J]
単位体積あたりのエネルギーw[J/m3(3乗)]は w=ρgh

続いて、水力発電の種類です。詳細は割愛させていただくが、インターネットや
テキストで、目で見てイメージをつかんでください。
○ダム式
○水路式
○流れ込み式
○調整池式・・・重要です。
○揚水式
○ダム水路式
 
では、ダム式におけるダムの種類はというと
○アースダム
○ロックフィルダム
○コンクリートダム ダムの種類をあげておきますが、水力発電の種類と
同様に目で見て確認してください。

2.水力発電の流れ・・・穴埋め問題が出題されることがあります。それぞれの部分
の役割を覚えておいてください。
 水路→沈砂池→導水路→水槽(サージタンク)→水圧管→水車<ここで電気が作ら
れます>→放水路・・・→揚水発電では、放水された水が再度水路へ導かれる

3.水力発電学習で大切な用語
○ウォーターハンマー(水撃作用):運動中の流体を急激に停止させると、その運動
エネルギーにより、水圧管内に高い圧力が発生する。
○サージタンク:水撃作用を防止、軽減するために管路の途中に設けられる水槽
○キャビテーション:流水中に、低圧部、真空部ができると水中の空気が遊離して
泡となる現象。これは、腐食、振動、出力低下を招く。

4.水車の種類
衝動水車・・・ペルトン水車(300m以上の高落差
(1)反動水車・・・フランシス水車(50〜500m)、斜流水車(40〜
200m)、プロペラ水車(5〜80m)、カプラン水車

(2)比速度  定義・・・掃除的に縮小した水車を作り、落差1mで出力1Kw
を発生させたときの速度を比速度という。単位:m・kw

(3)比速度の公式
NS=N×√2/H5/4(4分の5乗)

(4)出力
P=9.8QHη(P:出力kw  Q:流体の速度 H高さ  η効率)

(5)速度調停率(R 単位:%)
R=N2−N1/N/P1−P2/P×100(%)
速度調停率は、負荷が変化したときに、速度がどのように変化したかを知るものです。

これも、テキスト等で確認して、速度調停率線のイメージをつかんでください。

5.揚水発電所
 揚水発電所とは、昼間発電に使った水を、電気料金が安価な夜間に揚水して、揚水
された水で再び発電するシステムです。揚水発電では、その仕組み、揚水発電の
メリット、および総合効率の問題が出題されます。

この分野での出題は、いずれも基礎的知識で十分解答できるレベルのものです。
この水力発電については、広い視野で学習することを忘れないようにしてください。

水力発電は、我国の起伏のある地形を生かした電力設備です。また、環境にも優しいも
のです。
自分が水力発電の“水”になったつもりで学習すると良いかもしれません。

※注意 メールマガジンの関係上、2乗、3乗等の指数表記ができておりません。
必ずお持ちの参考書等で再確認しておくようにしてください。
 
次週は、「機械」回転機についてです。

こちらも見てください!URL  http://ameblo.jp/pe-japan/
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