2009/02/16
電験三種取得講座
☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆ 今週は「水力発電」に関する情報です。 ☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆━☆━☆☆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆★☆★☆★ 電験三種を取得しよう! Vol.006 ☆★☆★☆★ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは! 「電力」は比較的文章問題の出題が多い。文章問題ではあっても、本質的な部分 をしっておく必要があるので、各種公式等に触れておく。 「電力」の一番初めの学習として、水力発電を挙げた。水力発電は、我国での発電 電力量は10%を占めている。水力発電は公害を出さないクリーンな発電であるが、 豊富な水量と落差のある河川に限定される。 まず、水力発電を学習していくために、3点ほど重要な公式を覚えよう。基礎的な 公式でもあり、読者が業務上で今後役に立つものでもあると思う。 1. (1)流量を求める公式 Q=Av (Q:流量m3(3乗)/h A:配管の断面積m2(2乗) v:流体の速度m/s) 水力発電だけでなく、流量を求める場合等多く使用される。 (2)ベルヌーイの定理 h+p/ρg+v2(2乗)/2g=一定・・・これらのエネルギーは流体の何処をとっても一定 h:高さm P:圧力Pa ρ:水の密度kg/m3(3乗) v:水の速度m/s h:位置エネルギー p/ρg:圧力エネルギー v2(2乗)/2g:速度エネルギー (3)運動エネルギーと位置エネルギー ○運動エネルギー W=1/2mv2(2乗)[J:ジュール] 単位体積あたりのエネルギーw[J/m3(3乗)]は w=1/2 ρv2(2乗) [J/m3(3乗)] ○位置エネルギー W=mgh[J] 単位体積あたりのエネルギーw[J/m3(3乗)]は w=ρgh 続いて、水力発電の種類です。詳細は割愛させていただくが、インターネットや テキストで、目で見てイメージをつかんでください。 ○ダム式 ○水路式 ○流れ込み式 ○調整池式・・・重要です。 ○揚水式 ○ダム水路式 では、ダム式におけるダムの種類はというと ○アースダム ○ロックフィルダム ○コンクリートダム ダムの種類をあげておきますが、水力発電の種類と 同様に目で見て確認してください。 2.水力発電の流れ・・・穴埋め問題が出題されることがあります。それぞれの部分 の役割を覚えておいてください。 水路→沈砂池→導水路→水槽(サージタンク)→水圧管→水車<ここで電気が作ら れます>→放水路・・・→揚水発電では、放水された水が再度水路へ導かれる 3.水力発電学習で大切な用語 ○ウォーターハンマー(水撃作用):運動中の流体を急激に停止させると、その運動 エネルギーにより、水圧管内に高い圧力が発生する。 ○サージタンク:水撃作用を防止、軽減するために管路の途中に設けられる水槽 ○キャビテーション:流水中に、低圧部、真空部ができると水中の空気が遊離して 泡となる現象。これは、腐食、振動、出力低下を招く。 4.水車の種類 衝動水車・・・ペルトン水車(300m以上の高落差 (1)反動水車・・・フランシス水車(50〜500m)、斜流水車(40〜 200m)、プロペラ水車(5〜80m)、カプラン水車 (2)比速度 定義・・・掃除的に縮小した水車を作り、落差1mで出力1Kw を発生させたときの速度を比速度という。単位:m・kw (3)比速度の公式 NS=N×√2/H5/4(4分の5乗) (4)出力 P=9.8QHη(P:出力kw Q:流体の速度 H高さ η効率) (5)速度調停率(R 単位:%) R=N2−N1/N/P1−P2/P×100(%) 速度調停率は、負荷が変化したときに、速度がどのように変化したかを知るものです。 これも、テキスト等で確認して、速度調停率線のイメージをつかんでください。 5.揚水発電所 揚水発電所とは、昼間発電に使った水を、電気料金が安価な夜間に揚水して、揚水 された水で再び発電するシステムです。揚水発電では、その仕組み、揚水発電の メリット、および総合効率の問題が出題されます。 この分野での出題は、いずれも基礎的知識で十分解答できるレベルのものです。 この水力発電については、広い視野で学習することを忘れないようにしてください。 水力発電は、我国の起伏のある地形を生かした電力設備です。また、環境にも優しいも のです。 自分が水力発電の“水”になったつもりで学習すると良いかもしれません。 ※注意 メールマガジンの関係上、2乗、3乗等の指数表記ができておりません。 必ずお持ちの参考書等で再確認しておくようにしてください。 次週は、「機械」回転機についてです。 こちらも見てください!URL http://ameblo.jp/pe-japan/



