加速エクセル  RSSを登録する

エクセルが素早くできる人には、仕込みがあります。エクセル実務経験12年の著者が、現場で得た『仕込む』ノウハウを動画を交えて紹介します。忙しい営業・管理、企画マンや派遣スタッフの方の手間と時間を改善するエクセルヒント集!

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/01/31

■加速エクセル-Episode-07 『数式エラーを回避せよ』

━━■加速エクセル━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2008/01/31━
  
    Episode-07 『数式エラーを回避せよ』
                            
━━━━━━━━━━━━━━仕事が進化するクリエイティブ仕事術━━━

--------------------------------------------------------------------
 単なるテクニックだけでなく、努力が積み上がる仕事を目指そう!
 仕事が変わる!エクセルラーニングメルマガ
--------------------------------------------------------------------


 前回、VLOOKUP関数を覚えた俺たちは、自分たちの作った
  申請用書類を見直すことにした。
  間違える方も悪いが、みんなにとって楽であれば、
  それに越したことは無い。
  
  「これって、ウィンウィンかな〜。計算式があるから、
  電卓弾かなくて済むし、科目のチェックに専念できますね。
  これなら、シゲポンに怒られずに済みますね」
  
  シゲポンとは、重森課長のあだ名。イメージがタヌキなので、
  名前のシゲにポンがついたとか。
  俺としては、そんなかわいらしい課長ではないと思っている。
  まあ、食えないタヌキオヤジなので遠からずといったところか。
  しかし、給湯室の会話は恐ろしい。
    
  
 「そうだな。他の仕事もあるし、チェック業務は
  軽減したいからね」
 「でも、#N/Aっていう、この変な文字、
  何とか消えないものですかね」
  
  優子は、細い指先で画面の数式エラーを指さす。
  俺は、画面ではなく、指に見とれていた。
  こんなに綺麗だったのか?
  
  「ちょっと、聞いてます?」
  
  我に返った俺は、改めて優子の言葉を理解しようと画面に集中した。
  
  「ああ、計算式で消すことができるんだ」
  よかった。これは、以前、恭一さんに教えてもらったことがある。
  これなら簡単だ。
  「#N/Aは数式のエラーなんだ。
  エラー回避にはISERROR関数を使えばいい」
  
  俺は、優子からマウスをもらい、操作をはじめた。
  
  「今回のように、VLOOKUP関数を使う場合、
  ISERROR関数は、必需品だ。
  でも、ISERROR関数自体は、真偽、
  つまり正解か不正解しか返さないので、こうして、
  IF文で正解の場合と不正解の場合の文字表示を
  分ければいい」
  
  できるだけ優しく説明したが、どうだったのだろうか。
  不安の思いつつも、優子の視線が嬉しい。
  
  
  「堂島さん、すごいじゃないですか。
  いつも教えてもらっているだけかと思ってました」
  
  「ずいぶん、はっきりいうじゃないか」
  たった一言ですっかり現実に引き戻された。
  とは思いながらも、自分の頭の中で、優子の言葉を
  リフレインさせていた。感謝される嬉しさを味わっていたのだ。
  
  ISERROR関数とif文のコラボ動画解説:
        http://cell-master.com/kasoku/?p=151#ep07
    -------------------------------------------------------------------
《今日のTips》
 「数式エラーを回避せよ」

 解説:
 VLOOKUP関数を使う場合、エラーが出る場合がある。
  この表示をエラー値という。(※参考)
  
  すでにある、VLOOKUP関数の式が下記のようだとすると、
    =VLOOKUP(B11,$H$9:$I$15,2,0)
  
   1.まず、エラーがあるかを調べなければならない。
     ISERROR関数は、数式にエラーがあるかを調べる関数
     なので、これでエラーが無いか調べる。
  
    ・ISERROR関数をいれる。
  		=ISERROR( VLOOKUP(B11,$H$9:$I$15,2,0) )
  
  
   2.ISERROR関数自体は、真偽しか示さないので、
     IF文を使い、通常の表示とエラーの場合の表示の式を
      入力する。
  
    ・IF文を上記の式の外側に記入する。
   		=IF(ISERROR(VLOOKUP(B11,$H$9:$I$15,2,0)),
      	      		"",VLOOKUP(B11,$H$9:$I$15,2,0))
  
  
    
  		補足1  ””はセルが空欄を表示します。そのほかの語句、
  		たとえば、「−」ダッシュを表示する場合は、”−”とします。
  
  		補足2 VLOOKUP関数式は手入力は面倒なので、
  		ショートカットのCtrt+C(コピー)、
           Ctrt+V(貼付け)を使うと便利です。

      
    ISERROR関数とif文のコラボ動画解説:
        http://cell-master.com/kasoku/?p=151#ep07

  
  ※参考:エラー値の種類
     #N/A・・・参照先のセルに値がない。
      #VALUE!・・・参照値が違っている。
          (計算するところの文字が入っているなど)
      #REF!・・・参照しているセルが無効になっている。
          (参照先のセルを削除した場合など)
      #DIV/0!・・・ゼロ (0) での除算する数式が入力されている。
      #NANE!・・・関数名、スペルが違う。
      #NULL!・・・セル範囲に共通部分がない
      

  
  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『加速エクセル』            発行者:霧島 成幸


 ■今回の「加速エクセル」はいかがでしたか?
 ご意見やご感想など、ぜひお送り下さい。
 →kirishima@cell-master.com


 ■メールマガジン「加速エクセル」は著作権により保護されていますので、
 無断転載は禁じます。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

加速エクセル
  http://cell-master.com/kasoku/

  
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る