2009/06/18
消費行動=投票
麻生内閣支持率が一時回復したものの昨今の報道各社の世論調査では再び10%台の危険水域に戻ったようです。この傾向が続けばますます政権 が危うい事態になりかねず、政見交代の事態も予想されます。不支持の理由では「首相の指導力に期待できないから」が最多の39%を占めてい るとの報道です。 消費行動は選挙の投票に似ていますね。 消費者に支持されない商品やサービス、事業は、市場から消えていく運命にありますが、消費者の支持を集めれば長く生きながらえてブランドと して人々の脳裏に刻印され、ますます安定した存在になっていきます。売れるか、できるか、儲かるか、これが事業立ち上げの際の試金石である とすれば、その後それが継続安定して消費者の支持を集めていくかが次の試金石です。選挙の投票や支持率と同じように、消費行動というある種 の信任投票によってチェックされるわけです。たとえばコンビニで陳列されている商品の7割が1年内に入れ替わっているといわれていますが、 ビジネスの世界の信任投票は毎日行われているようなものです。 政治の世界ではその時々の人気やスキャンダルで支持率が乱高下して不安定極まりないのですが、ビジョン、戦略が国民に示されていない辺り に根本原因があるように思われます。ビジネスの世界でも企業ブランド、商品ブランドが確立していくのはそうした中長期的な展望に立ったビジ ョン、戦略とそれに裏打ちされた日々の企業活動が人々の支持を集め消費行動へと結びついていった結果です。その一連の企業姿勢そのものが、 安定した支持の基盤を形成し、継続安定した消費行動に結び付くブランドとして確立していくわけです。


